
■2003年7月6日■
~遊びまくるの巻き~
そりゃ、今日も早起きしよう!って言ってたよ。だから目覚まし時計を6:30にセットしたんだよっ!
なのに、それよりも更に早い朝の5時に友人の携帯のアラームがけたたましく鳴る。
この携帯の持ち主は、そんなアラームの音なんかこの世の音じゃないみたいなカンジで爆睡中・・・。
(飛行機の中でもひたすら寝ていた爆睡野郎だ)
起こされた私たちは「なんだよ~っ!」と携帯のアラームを止めようとするが
自分達のと機種が違うので、止め方がわからないっっっ!!!!!
それでもいろんなキーを押してやっとアラームを止めることができました。
持ち主はグースカ寝てやがる。
アラームを止めた後、私たちは再びベッドに入るが、その10分後、またしても携帯のアラームが!!!
この女~、昨日の朝の早起きのまんまアラーム解除しないでやがる!!!
起こされた私達2人の怒りは最高潮!台風の高潮よりも怒りの波は高いぞ!
多分、この後もまた10分おきぐらいにアラームが鳴るだろうから
とりあえず携帯をマナーモードにしてベッドに戻るが
すーーーっかり目が覚めちゃった・・・。
そんなワケで、本当の早起きになっちゃいました。
大人じゃなかったらケンカになっていたところだわ。
ちなみに、この必殺!爆睡女は、アラームが鳴らなくなっても起きず、
友人に何度も何度も揺り起こされてからやっと目を覚ましたのでありました。
そんなこんなで早起きして朝食をすませ、私たちは北部にある「瀬底ビーチ」に向かう。
ここのビーチはとーってもキレイ。
遠浅で、キレイなお魚さんたちがたっくさーんいるし、
ホテルの朝食のパンをエサにあげよう!と意気揚々でした。
前回このビーチを訪れたのは数年前だったけど、その時と比べてビーチが整備されておりました。
いいんだけど、昔のように自然なまんまでたたずんでいるビーチの方がよかったかな。
早速海に入ってシュノーケリング。
お魚さんたち、いるいる!
だけど、数多くのお魚さんたちの中には、おととし、久米島で私の足を噛みやがったカラフルな魚がおり
なんだかまた噛まれたらやだな~と思ってちょっと怖かった・・・。
他の友人たちもみんな同様のことを思っており、
ヘタにエサをあげたりしたら「もっとよこせ!」とまた噛まれるに違いない(みんな久米島でコイツに噛まれている)、
ということで、ホテルから持って来たパンはなかったことにしました。
でも一番大好きなエンゼルフィッシュもいて、とっても満足♪
海ってだぁ~い好き♪日焼けさえしなきゃずーっと潜っていたい気持ちだ。
午前中で瀬底ビーチを後にし、お昼を食べに「花人逢」というお店に向かう。
高台から海を眺めながらおいしいピザを食べさせてくれるお店ということで
かなり期待度高し!
お店に向かう道中は、ものすご~く細い山道をくねくねのぼり、
なんか違う世界に迷い込んじゃったんじゃないか・・・・ぐらいなドナドナな気持ち。
おまけに道に迷ったりして、頭の中では「X-File」の音楽が駆けめぐっておりました。
そんなこんなで、それでもやっとこさお店に無事到着。
お店は昔の民家をイメージした造りで、板の間にちゃぶ台が置いてあってなんともレトロな雰囲気。
とっても懐かしい気持ちにひたる。
でも何よりも、このお店の場所!眼下に広がる東シナ海を眺めながらいただくピザのおいしいこと!
天気もいいので、まさに絶景!でした。


本当は午前中の瀬底ビーチにもっとゆっくりいたかったんだけど、
3時からパラセーリングを予約してあったので、とりあえずホテルに戻る。
ホテルに戻る途中から雲行きが怪しくなり、とうとう雨が降り出した。
でも南の方は明るいので、通り雨に違いない。
が、ホテルに戻ったら雨はますます激しくなり、沖合いがかすんで見えなくなるほど。
この状態が続いたらパラセーリングができないだろう、きっと・・・。
マリンスポーツのデスクに問い合わせてみたら、
どうなるかわからないけど、とりあえず来てちょーだい、とのこと。
ってことで、とりあえず行ってみることに。
↑遠くに見える人影が私達。
パラセーリング、実は私はやったことがありません。
海が大好きなくせに、マリンスポーツって怖いんです・・・。
海があまりにも広くて、その広さに圧倒されて、何故か自分がものすごく無力な存在に思えて
海への畏敬の気持ちが恐怖へと変わってしまうのです・・・。
だから、もしこのままスコールがやまなくてパラセーリングが中止になったとしても
それはそれでいっかー・・・なんて思っておりました。
が、しかーし!沖合いの方は晴れているので、
いつも以上に沖まで出て飛ばしてくれるとのこと。
嬉しいやら、怖いやら複雑な気持ち・・・。
そんな沖に出て、サメが出てきたらどーするんだ?
間違って海に落下しちゃったらどするんだ?
不安な気持ちを抱きながらもスコールのビーチを後にしてボートを飛ばして
10分ぐらい沖まで行ったらもうピーカン!
ビーチの方は暗い雲が立ちこめているが、こっちは別世界。
パラセーリングのパラシュートがぶぉ~っ!と広げられると、何故か沢田研二の「TOKIO」が脳裏を駆け巡る。
古いな、わたしも。
とにかく、心臓バクバクの状態で器具を装着してテイク・オフ。
怖かったけど、それよりもなによりも気持ちい~い♪
鳥になったような、雲になったような、そんな気持ち。
上空に上がるとボートのエンジンの音も聞こえない。とても静かなひととき・・・。
一緒に飛んだ友人と「これだったらタバコも吸えちゃうね~♪」なんて余裕をかます。
ボートにいる係のかっちょいいお兄ちゃんに手を振ってみたりして
短い空の旅を楽しんだのでありました。
パラセーリングがこぉ~んなに楽しいものだとは思ってもいませんでした。
(やっぱりちょっとだけ怖かったけどね・・・でもとても面白かった♪)
おまけにこの係のおにーちゃん、ちょーナイスガイで、かなり評判高し!
(このおにーちゃんが、のちに私達に「宇宙人」と呼ばれることとなる・・・。)
が、ビーチはスコールだったので、何も考えずに手ぶらで参加したんだけど
ボートで沖合いに出て、短時間ではあるけれど灼熱の太陽の下に身をさらしたため
あっという間に日焼けしてしまった。
ビーチではしつこいほど日焼け止め塗っていたのに・・・。うかつだった。
相変わらずツメが甘いです、私達。
特に私は親譲りの色白で、日に焼けるとすぐに赤くなってしまうため
かな~り悲惨になります。
全然関係ないが、友人の一人はとってもキレイな小麦色に焼け、どっかのお店で
係の人に間違えられておりました。マリンスポーツの係の人ぐらい焼けていた。
パラセーリングが終わってからは、こまごまとした買い物にでかけたり
ビーチに出たりしてお散歩。
そして夕食。昨年、仔羊の美味しさに感激したレストラン「ラ・ティーダ」へ。
今回もおいしかったけど、なんでだか去年ほどの感動や盛り上がりはありませんでした。
それもこれも、実はこの日ネイバーズ全員の体調がいまいちだったのでありました。
(揃って月のモノ到来)
そのため、みんなのテンションが下がり気味で、かなりおとなしいお食事となっておりました。
とはいえ、別に不機嫌だとかそういうわけではなく、小さな笑いをとったりとか
小ネタをかましたりしていたので、はたから見たら極めてふつーな、年相応のお食事会だったと思います。
だいたい普段うるさすぎるんだよ~!私達。
食事の後はホテル内にある泡盛のバーで泡盛を飲み、
沖縄最後の夜を満喫したのでありました。
朝早くから遊びまくったので、部屋に戻ったらほどなくして熟睡zzz・・・。
友人の一人は部屋に戻ってみんなが寝静まってからも更にワインを飲んでいた。魔物だ。
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