あけましておめでとうございます。
年末はプリンタが不調になり、ついにあきらめて大晦日になって買いに走りました。年が明けてから年賀状をポストに投函したので、まだ届いてないかもしれません。
さて、連載してます上州の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。もうしばらくお付き合いください。
下仁田駅
駅の入り口
下仁田駅までやってきました。
駅舎の入り口右側に、「下仁田町特産品陳列所」があり、工芸品や箱に入った物などが並べられていました。
でもやっぱり、下仁田といえば「こんにゃく」と「ネギ」。下仁田ねぎは食べたことがないのですけど、高級な食材として冬の時期に贈り物として使われたりするそうです。
上信電鉄のテム
ホームの隣の線路には、錆びて朽ちた貨車が留置されていました(というか、放置というべきかも)。書かれている文字もよく読めないのですが、「テム」と書かれていますね。鉄製の有蓋車です。
普通の有蓋車と違い、鉄製有蓋車というのは、主として石灰石を運ぶための貨車です。調べてみるとやはり、かつては下仁田~高崎間で石灰石の輸送をしていたようです。
さらに調べてみると、下仁田駅の4kmほど南方、下仁田町青倉というところに、昭和7年から操業している白石工業(株)の白艶華工場がありました。「白艶華(ハクエンカ)」というのは「膠質炭酸カルシウム」の商品名でもあり、同社の創業者が特許を取得しました。製品はゴムの添加剤などに使われ、その品質は世界的にも注目されたようです。
この地に工場を作った理由は、「良質な原料としての石灰岩と、乾燥工程に不可欠な気候などの立地条件」だったそうです。上州はからっ風でも有名ですもんね。石灰は江戸時代からこの地で生産されていたそうです。
最終工程である乾燥工程で使われていた乾燥小屋がたくさん建っていて、「近代文化遺産」の指定に向けて下仁田町や県、文化庁に対する働き掛けもあるそうです。