
西岸寺(さいがんじ)
京都市伏見区下油掛町
京阪電気鉄道 中書島より徒歩8分
寺田屋の北側、伏見駿河屋本店から東に入ったところに、「油懸地蔵尊 西岸寺」があります。正しくは「油懸山地蔵院西岸寺」と号する浄土宗のお寺です。
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平安時代に建てられたとも言われていますが、正確なところは分かっていません。しかし少なくとも天正18年(1590年)には建立されたようです。
大きな規模のお寺だったようですが、鳥羽伏見の戦いで兵火により焼け落ちたとのことです。その後、地蔵堂のみが再建されました。
寺にはこんな逸話が残されています。
あるとき、山崎の油商人が門前で転び、桶の油をほとんど流してしまったそうです。傷心した商人は、残った油を地蔵に懸けて帰りました。そうすると、なぜか商売繁盛して大金持ちになったといいます。この噂が広まり、広く信仰されるようになったということです。
町名は「下油掛町」で「掛」の漢字が異なっていますね。
地蔵堂に安置された地蔵は鎌倉時代の石仏だそうです。しかし長く油を懸けられたので、油が表面を覆って黒光りしているそうです。
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