たぬきうどんの雑記帳

たぬきうどんの雑記帳

怖いこと その3


たとえば言葉をあわせて新しい言葉にするように
いつしかそれは無限大に増殖して
訳の分からないものになっていく
言いたいことがうまく言えなくなって
もう誰も彼もうつむきながら
無理やり綻びを不器用な手で繕っても
元より大きな穴が開いてしまう
残るものは手のつけようがない傷


さてこれから何を話そうか
綺麗な言葉を並べても
本当の言葉は見当たらない
まさかそんなことしか言えないなんて
思いたくない
結局何が言いたいのか今もわからない


いつも頭に浮かぶ数個のメッセージ
奇麗事を並べただけの何の意味も無い言葉
そんなことしか頭にないってことはとても寂しいと感じた
久しぶりに泣いた夜
天井の電球が外の外灯の光で影ができていて
その小さな影に吸い込まれそうな
何かよく分からない、でもその何かに心当たりは少しある気持ちがこみ上げてきた
そのとき影がとても怖ろしく感じた

思い耽る時間が長かった
眠りにつけない日は本当に久しぶりだった
ボクが消えたらどうなるのか
ボクが消えたら変わるのか
何でボクだけ
何でボクだけなの

今思うとこんな暗いことを考えるのはこの日に限った事ではない
たぶん、いつも考えている
それが今になってまとめて襲ってきた
明日はもっとどうにかなってしまうかもしれない

今は目を閉じるしかないのだろうか
もう消えてしまえと思った
何もかも


全てが消えて全てが終わって
そして全てが

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