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一枚の絵

写真の絵は「且(か)っちゃん」の絵です。私が教師一年目で受け持ちになった特別学級にいた男の子で当時は4年生でした。且ちゃんは今でいうと自閉症のお子さんでした。
且ちゃんは絵を書くのが大好きでした。クレヨンを持つと嬉しそうに、すぐさま描きはじめるのでした。
描く絵は決まってお釈迦さま。何十枚も「お終いよ」というまで描き続けます。すごい集中力です。小さなころからだったようです。
画用紙いっぱいに描かれたこの絵は且ちゃんが私に『あげる…』と、しっかり私の目をみて差し出した一枚です。
嬉しかった。
心が疲れた時・・取り出しては眺めてます。
心が和みます。
描いている時の且ちゃんの様子が浮かびます。
不思議な男の子でした。
私の宝ものです。
・・・・・且ちゃんが不自由な手で折りたたんだそのままにとってあります。・・・・・
今は45才になってる且ちゃん、まだお釈迦さまのえを描いているかな。