アメリカ(アイオワ三回目)



だってOご夫妻の帰国が決まったとの話なんだもん、こりゃ行かなきゃでしょ。
これが最後になるだろう、大好きな大好きなアイオワへの旅。
航空券の手配も俊敏に済ませ、思い立ったが吉日とばかりにすぐに成田を飛び立った。

すっかり慣れてしまったシカゴのOhare空港。そしてアイオワのDes Moines空港。
セサミストリートのカーミット(蛙)によく似たOさんがいつものように迎えに来てくれていた。

O家の引越しの日程も決まり、室内の家具はガレージセールで売り飛ばすそうだ。
(彼らの持ち家にはアメリカサイズのソファなどデカ過ぎるらしい)

滞在何日目かの夜、Oさん奥様であるY美さんの大の仲良しであるキャロル家主催ホームパーティに呼ばれた。
当時たらぞは英語が話せず、キャロルとO夫妻の会話を笑って聞いていた。

翌々日、今度はキャロルはじめご近所の奥様会のホームパーティに呼ばれた。
そこには中国人やアメリカ人やオーストラリア人も来ていたが、どうやら英語が話せないのはたらぞだけ。
その空気にビビっていたたらぞは、中国人に話しかけた。
彼女の名前はチン○・・・。
何度聞き返しても、間違いなくチン○。

結局彼女を名前で呼ぶことは出来なかった。
今ならば「あなたの名前は日本語でこういう意味です」って言ってたかもしれません。

このパーティの最後で、帰国するY美さんに向けて皆さんからメッセージを送っていた。
キャロルは大泣きしていた。
あんなにキャロルに泣かれるなんて、Y美さんはとても彼女に好かれていたんだろうな。
素晴らしいことであるよ。

たらぞが帰国する際、部屋でその処遇が検討されていたスツールは、たらぞの手荷物となった。
空港で「これは何ですか?」と聞かれたけど、見りゃ分かるだろ、イスだよ、の「イスだよ」の部分だけ伝えた。

アイオワに三回行ってやったこと。
 ・アイオワカブス(マイナーリーグ)の試合観た
 ・Ames隣のStory cityへミニチュアドールを買いに何度も行き、上客となった
 ・ミズーリ州へ一泊旅行に出かけた
 ・世界で一番最初に造られたメリーゴーランドに乗った
 ・パンプキンファームでハロウィン用のカボチャを購入、ジャックオランタンを造った
 ・ワラビーというレストランで美味美味ハンバーガーを食べた
 ・隣町のステーキハウスで美味美味ステーキを食べた
 ・近所のレストランでアイオワポークの美味美味BBQを食べた
 ・スターウォーズエピソード1を英語で観たけど全然分からなかった


アイオワは田舎で何も無いといわれているが、今でも大好きな土地である。
アイオワからの出張者に、何度「I love Iowa!」と言ったことか。
(彼らは笑うけど)

でもアイオワが楽しかったのは、たらぞがO夫妻をとっても好きだからなんだと思うよ。
願わくば後一年、アイオワにいて欲しかったなぁ・・・。

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