大型二種取得記(練習編)

大型二種取得記(練習編)



取得に向かって

俺は大型二種を受けるにあたって試験場での一発試験にした。
(※取得方法については 二種免許とは? を参照)

大型二種を受ける時点で大特二種と牽引二種を取り終えていたので
学科試験(免除)や二種の流れ等は特に問題なし。
試験場で話した人(大型二種所持)によると教習所で練習してから
受験するのが一番スムーズでいいとのこと。要するにバスの要領があるらしい☆

で、勧められた教習所にさっそく申込みに…
ここでは大型二種の「教習」というのではなく「臨時練習」というらしい。
つまり本来の教習ならバスの基礎の基礎から始めていくのだが、
臨時練習は試験に受かるための教習となる。試験にない課題は基本的にパスってこと。

ちなみに「臨時練習」は1時間ごとの予約と精算というシステム。
内容も自分のペースに合わせてやることができる。(こちらの希望通り)
ただ、路上に出るには最低でも2時間場内を走ってからでないといけないとのこと☆



ちなみに俺の場合は流れとして
練習1回目→練習2回目→試験1回目→練習3回目→試験2回目→試験3回目
…となる。それをベースに読み進めていって下さいな☆




練習1回目 場内


1号車に配車された。
噂には聞いていたがいざ乗ってみると めちゃデカイ!!
…ってかデカ過ぎるぞ…。
マイクロバスに毛がはえた程度と侮っていたらとんでもない。
普通にそこらへんのバスサイズじゃん…。(当たり前w)
最前部に乗り込み後ろを見てみると座席がズラーリ…汗
うーむw デカさにしばしビビる。


そうこうしているうちに教官登場。
優しそうな居酒屋の店主風!?(推定60歳位、♂)の人だ。
まずは教官が走ってみせるから、とのこと。

前述のように「教習」と「練習」の違いは大きい。
教習は1からしっかりとバスの運転を身につけていくのだが
練習は試験に受かるためだけのアドバイスに徹する。
50分で約1万円かかるわけだからこっちも必死である。



最初は助手席に座り、一連の流れを体験する。
とりあえず外周をぐるっと回る。
所内は4速まで使い、カーブでは3速に落とす。
シフトが昔のバスによくあった底から生えている長~いシフトである。
コクコクッとおおげさに動くシフトは結構おもしろい。


大型二種の所内の大きな課題は「方向変換」「縦列駐車」「後方感覚」「鋭角」である。
(※東京の場合は課題は方向変換と決まってる。すなわち縦列は練習ではカット)

まず教官が 方向変換 をやる。
とりあえず説明抜きでやると言うことで淡々と…。
そしてそのまま 後方感覚 。後ろのポールギリギリまで寄せる。
直接目視なのだが、後ろの窓は運転席から かなり遠い
バスに乗った時、前から後部の窓を振り返って見てほしい。
まさに後方 感覚
よく教習にある、何本目のポールでなんとか、というのはないらしい。
本当に自分の感覚で寄せなくてはいけない。

さていよいよバス初体験!
さっそく運転席に乗り込みハンドルを握る。
見渡すと やっぱし幅がすごい…

ギアをNにし、エンジン始動☆
(※バスの場合はバッテリースイッチとメインスイッチ2つあり、両方作動させる)

さっそく発進!
クラッチは壊れてるのか?という位軽い…ってかグニャグニャw
重いクラッチに慣れているため気持ち悪いくらいだ(^^;)
ブレーキはエアブレーキだが強烈な効き具合。
まぁ8トン近い車体なわけだからブレーキも効くはずだ。

で、外周をグルグルっと。

<前輪位置>
普通車 = 説明不要と思うが前部にある
トラック = お尻の下という感覚
バス = 背負っているという感覚。オーバーハングがすごい!


車体が長いのは思ったより気にならないのだが問題は 車幅!
これは大型トラック以上で、もう車線いっぱいいっぱいで走らなくてはならない。
右カーブに進入時、対向車が来ているとちょっと外よりを走ろうとしてしまうのだが
「おー左ぶつかるよー!?(^^;)」 と言われた。
さすがはバスだw

その後、外周の右回り、左回りを何度かやった。
残り時間も少なく、2回ずつ鋭角、方向変換をやる。

コツをばっちり掴むというよりは、とりあえずこんなもんって感じでやってみた。
ま、1回目はこんなもんか。

今日の感想
とりあえずバスって車幅スゴイな!というのが第一印象だった。




練習2回目 場内

さて今日はバスの2回目。
教官は前回と同じく居酒屋店主風の人。
はじめに外周をぐるりとまわりウォーミングアップ。
だいぶバスにも慣れつつあるところでS字に入ってみてと言われる。

これはトラックや牽引と要領は同じでとにかく縁石に沿わす感じで走れば
なんなくクリアー!(…って言っても試験にはないんだけどね)
そして残りの時間はひたすら課題。

さっそく テクニック伝授!

言葉だけだと理解しにくいかもしれないが、1回でも練習すればすぐ分かるはず!
これらのコツを忠実に発揮すれば場内試験も余裕でクリアーできる☆

信号でも何でも車が停止したら必ず6点確認をすること!
(1)バックミラー、(2)左のサイドミラー、(3)左後部目視、
(4)右サイドミラー、(5)右後部目視、(6)車内目視

これは所内でも路上でもいつでも必須!確認を忘れたりするとソッコー減点である。
試験車輌には試験官が運転者の目を見るためだけのミラーがある。
安全確認は非常に大事な項目である☆

ブレーキ
バスはもちろんエアブレーキ。 その強烈な効き具合に最初は誰もが驚くだろう。
普通車の場合は停止位置が自車位置から遠ければゆっくり踏む。
逆に停止位置が近ければ強めに踏むだろう。

そんなの当たり前やん!
…ごもっとも。しかしバスの場合はこの感覚とは少し違う。
分かりやすく言えばバスのブレーキは スイッチ
12345のような強さの段階があると思ってくれればいい。
ちょうど「電車でGO」のような感じ。
つまり停止直前にぐっ踏むとドカッという衝撃が来てしまう。
早めに、的確に、かつ優しくブレーキ操作を行わなくてはならない。




鋭角
(1)進入時、右進入なら右に、左進入なら左にピッタリ寄せる。
(接輪さえしなければどんだけ寄せてもOK。寄せが甘いと後がツライ)
最初、右折か左折で鋭角に突入するがこの時に寄せる側(外側)寄りに
なりすぎると後輪が脱輪する可能性が高くなるので注意☆
(2)速度をきっちり落として前輪車軸と内角の延長線が重なったら曲がる方向に
全開ハンドルを切る。そのまま切りながら前進し、進路方向の縁石と
車体がちょうど平行になったらハンドルをまっすぐに戻し、そのまま前進する。
そのままオーバーハング限界まで前進する。
縁石がお尻のしたまで来る位で止まる。もちろん接輪しないように!
(3)今度はハンドルを曲がった方と逆に全開切って後進。
バスの左側の前部支柱と目前の縁石が重なったところでハンドルを戻し、
車外灯をちら見(そこばかり見るのはダメ)しながら下がる。
できるだけ下がるのが好ましいが無理は禁物☆
(4)あとは接輪しないように前進あるのみ!

余裕がなければ再度切り返しを…。
(※試験でも切り替えしは1回以上3回以内)

まだ実車に乗ってなくて「???」の人は別ページにて下記のシュミレータを
動かしながらイメージトレーニングしてみてください♪
運転シュミレータへGO


方向変換
(右バック ※左の場合は逆ね)

(1)スピードをしっかり落とし、まず右側にばっちり寄せる。
車庫の安全を確認した後、奥側の角を過ぎて運転席が2メートルほど
過ぎたところでハンドルを半回転ちょっとさせ角度をつける。
普通車感覚でつけすぎは厳禁
(2)後輪が奥側の角をちょっとすぎたところで止まり、ハンドルをまっすぐに戻しておく。
(※ここで前に出すぎると切るタイミングが難しくなり膨らみがちになる!)
(3)あとは後進してなるべく離れないようにアプローチして行く。




後方感覚
50センチは意外に厳しい数字。
車体の後部中央からの測定のため車庫入れで車体を傾けて入れてしまうと
非常に不利になってしまう。
車庫入れの時点でしっかりと修正しながら押し込むことが重要☆
で、こればっかりはコツはないのでしっかりとポールを見て寄せて行く。
※実際の試験では試験官が50cmの棒を持っており車外に降りて測定する。



バスの場合は課題(鋭角も方変も)をするにあたって「余裕」がある。
上記の攻め方でどこかしらミスって甘めに入ったりタイミングがずれたりしても
多少のことでは心配に及ばす、修正できる。
とにかく慎重にやれば難しいことはない。

今日の感想
場内課題は慣れると難しさは感じない。
牽引のように修正が困難…ではないからだ☆





練習3回目 路上

練習2回終えた時点で試験を1回受けてみたのだが、
やはしぶっつけ本番の路上は無理があったのかもw
というのも誰かの走行を見たらなんとなくいけるだろう~
…って思ってたらなんと順番が1番だったのだ( ;´・ω・`)
これでは物理的に無理w
ま、試験1回目は雰囲気って気持ちで受けたから悔しさはあまりなかったが。


さて
今日の教官は30半ばくらい♂、の愛想のいい人だ。
場内試験は問題なかったので今日はひたすら路上の特訓。

ところが!
この教官、スパルタだった!!
安全走行は当たり前なのだが、とにかく円滑を厳しく言われる。
40km/hのところを38km/hで走ってたら
「遅い遅い遅いっ!!!」 ってな具合。

片側1車線の道路。
反対車線に路駐してる車がいて対向車はこちらの車線にはみ出しながら走ってくる。
普段走っていてもよくあるパターンだ。
ちょうど俺がその路駐の近くにさしかかったところ対向車も
待つそぶりを見せず、はみ出してくる雰囲気だった。
そこで俺は気持ちアクセルを抜いた瞬間、
(そうすると対向車は通れて、俺も流れ的にはほとんどロスなし)

「おいスピード緩めんな!!
こっちはバスだし、優先なんだぞぉ!!」

バスは「分」単位で動く乗り物であり、道路上の優先順位もトップクラス。
一般車なんかにひるむな、と言っている。
そりゃーそうだろうけど流れ的に…って思ったが言わなかったw

で、同じようなシチュエーションがもう一度あった。
今度は制限速度内でほぼ全開で走ってみた。
すると教官が
「そーうそうそうそう♪」 とw

二種の場合は円熟性+安全。
トロトロ走ってても試験官は「こいつは安全だな」なんて微塵も思わないとのこと。
ふーむ、なるほどね。

で、路上の課題
路端停車

これは試験官に指示される標識や信号等をバス停に見立てて
バスの中扉を合わせて停車させるというもの。
停車後は ギアN+サイド+フットブレーキ
試験ではこれを3回やることになっている。

注意すべきことは
幅寄せ
バス停なのだから寄せないと話にならない。
ただ、街路樹が出ていたりするひっかけポイントも存在する。
枝が出ているところにばっちり寄せるとミラーが当たってしまう…。
そんな場合はちょっと余裕を持ってアプローチする。

確認
普通のバス停は前で合わせることができる。
運賃後払いだろうが前払いだろうが前側でのお客の乗降があるからだ。
そんなんわかっとるわ!って感じだと思うがこの課題の場合は
合わせるのは後ろの扉。しかも即席のバス停。
つまり前を見て合わせることはできない。

じゃあ後ろを見ながら止まればいいじゃん?!
それをすると
前方不注意で減点!
止まる寸前のスピードと距離とはいえ後ろを見てる間、前はお留守になる。
なので前方不注意で減点となるのだ。

コツとしてはとにかくスピードは押さえ気味に…
完全に失速後の修正はダメ。(電車でGOでもそうでしょ?)
とにかくサイドミラーにて車外灯の手前に目標物がくるくらいの感覚で攻める。
そして停止寸前に目視をかます。この程度なら減点されないので心配はいらない。


その後、何度か路端停車をやった。
あとは本番でミスらないようにするのみだ!

ポイント
交差点
しっかりと減速はもちろんクラッチを切ったままいかないように。
横断歩道に歩行者がいたら渡らなさそうでも停止すること。
こちらのいつも通りの判断(いけるだろう、みたいな)は禁物

大通り
制限速度内でしっかりと出す。
50km/h、60km/h、その道の制限速度をしっかり見ることが重要。
基本はキープレフトだが明らかな路駐などがある場合は真ん中でもOK。
走行時に 左に寄らないように!
どうせ寄るなら右の方がマシ。1回目の実技試験のとき指摘された。。。

指示器
早い分にはいいが絶対遅くならないように…

確認
6点チェックは停止したらいつでも。
止まらなければやらなくてもいい。
※信号で止まりそうだったけど青になって動いたとか。

今日は最後に鋭角をやっておしまい。
あとは試験頑張るのみだ。

今日の感想
やはり大型二種の最大の難関は路上だ。
変わりゆく交通事情に瞬時に最善策でいかなければならない。





大型二種取得記(試験編)へGO!!


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