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決算の時だけ、業績確認するようでは、金繰りも思うようにいきません。
忙しいのは分かります。
中小零細企業でヒマな会社なんてないわけですから。
それに、決算手続きは、直接売上に影響はしません。
だけど、多くのお客さんには、会計が重要であることは理解していただいていると思っている。
我々税理士のお客さんである中小零細企業というのは、いわゆる所有と経営が一致していて、平たく言うと、自分でお金を投資して、それを自分で運用して、その運用益が生活の原資となり・・・という生活を送られているのです。
だから、そのお金を運用していると同時に、その投資したお金の測定をすることも、当たり前のことですが、大事なことでもあります。
私のような職業の人間が、「会計は大事だよ~」といくら言っても、「そりゃ、お前さんは、それを生業にしているのだから、そういうのだろうよ」と思われる節はあるのかもしれない。
そりゃ、試算表が読めれば、財務分析ができれば、売上が上がります、儲けが倍増します・・・とは言えません。
でも、お金を残す!
には、そのリスクになりうる税金の把握は、どうしても必要。
「攻め」も大事だけど、それと同じくらい「守り」も大事。
期中に、ある程度予想ができるものでもある。
業績の見通しも近い将来であれば、見込みも立つものです。
定期的に、「効果的な投資」ができているか?、リスクとなりうる「税金」はどの程度になりそうか?
お金は足りているのか?資金ショートしないか?
利益は出ているのに、お金が残らない原因は何か?(「勘定合って銭足らず」になっていないか?)
プロ野球でも守備固めって、地味なのですが、勝ちきるにはストッパー投手が重要で、たとえ1点差でも勝つには、最後まで「守り」が重要なのです。
もう少し、普段の日常から「守り切ること」を意識しませんか?