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なかなか、自分の会社では、何が「強み」なのか?
分からなかったりする。
自分のことなのに、「オレは何モノ?」と、意外と自分のこと、良いことだったり、逆に悪いことだったり、知っているようで、知らないことって、多かったりする。
日常生活でも、自分の生活がスタンダードであり、他者を知らなかったりするものだから、ヤングケアラーと呼ばれる若年層の介護従事者は自分が社会的弱者であること、を理解していなかったり、それがために行政のお世話になることすら、頭になかったり…。
それに似ている?というわけではないが、実店舗を持つお客様、
ご多分に漏れず、ネット販売の影響も多分にあるとは思うけど、業績はよろしくない…。
だけど、ネット販売ではできないこと、もあるのではないかと思うのです。
目の前にお客さんがいる、ネットで購入することなく、足を運んでお店まで来てくれる、それには理由もあるのではないかと。
ネットでは、お客さんの顔が見えない、だけど、実店舗であれば、目の前にお客さんがいる。
顔を合わせて接客することができる。お客さんの要望を直接聞くことができる、何を求めているのか確かめることができる。
客層も若い人?ご年配の方?男?女?
一目瞭然。
うちのお客様、お店に足を運んでもらうためのイベントも企画しているようですが、興味を感じて足を運んでくれるイベントとは、どのようなものなのか?
そんなことも直接聞くことができる。
それに、同じビルに入居している他業種のテナントだって、潜在的なお客さん。
詳細は書けませんが、そのテナントの方と協力して、面白いこと、お互いにメリットのある企画もできるかもしれない。
とかくネット販売となると、価格の比較が容易で、それが大きな判断材料になることが多い。
検索したって、上位に表示されるのは、ヤフーや楽天、AMAZONばかりで、そのプラットホームにのらないと売れない環境になっている。他社との違いを訴える場も限定されている。
売上があがっても、利益はごくわずか…。
だから、小規模事業者こそ、ネットから離れなければならない。
もちろん、例外もありますが、例外はあくまで例外。
例外を求めてはいけない。
私たちが日常的に見ている周辺の景色は、知っているようで知らない、知っているようで当事者でないから知っているつもりになっていること、そんなものは山ほどあるような気がしてならない。
私だって、わかっているつもりでいたけど、若い人が見ている景色は全く見えていない、ということに最近気が付いた。
「オレには関係ないこと」、「興味ありません!」とスルーするばかりではなく、「そんなものもあるんだ?」、「よくわからないけど、見てみようかな?」と意識するだけでも、目の前の景色が変わってくることもあるのかもしれません。
世界は、そして日本も広い!
老眼もありますが、(世の中を眺める)目は年々と衰えている。
だからこそ、ちょっとした「意識」をもって、世の中を俯瞰してみることが大切なのかな?と感じる齢、アラフィーです…。