絶望の中の光 希望の中の闇

絶望の中の光 希望の中の闇

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~レヴィード家没落~

イッキ「お父さん~ね~僕錬金術できるよになったよ~」
イッキ(子供)が自分の父親に駆け寄る
エルガ「本当?それはすごいな~」
父親はイッキの頭をなでる
エルガ「どれイッキ錬金術を見せてみなさい」
イッキ「うんわかった~」
と笑顔でこたえた
イッキは床に錬成陣を描いた
パシッという音と共に床から獣の人形が出来あがっていた
エルガ「おぉ~すごいな~早くレヴィード家に伝わる錬金術を継承できるように頑張るんだぞ」
イッキ「はい!お父さん!」
こんな普通の幸せに終わりが近づいてるのにはまだ誰も気付いていなかった
イッキの母エリアが病気で死んでしまったのだ
その日からかもしれない徐々に徐々に歯車が狂いはじめたのは
そしてエリアの葬式の日
イッキ「なんでお母さんは箱にはいってるの?」
エルガ「お母さんはね疲れたから眠るんだよ」
イッキ「じゃあ早めに「「起こし」」てあげないとね!」
エルガ「あぁそうだなちゃんと「「起こし」」てやらんとな・・・」
そしてその意味深な発言を残してその日以来エルガは研究室から出てこなくなった
エルガ「イッキお父さんはてがはなせないからメモに書いてある物を買って来てくれないか?」
イッキ「わかった!」
イッキは頼まれたものを買いに薬屋に行った
イッキ「薬屋さん~ここに書いてあるの頂戴~」
薬屋「イッキお使いかい?えらいね~~」
と言いながら手渡されたメモをみる
薬屋「ん?こんなのいったい何に使うんだ?」
と呟いた
イッキ「おか~さんを起こしてあげるんだって~」
薬屋「ふ~んじゃとりあえずこれね。じゃあねイッキ」
イッキ「ありがとう!またね薬屋サン」
といってイッキは去っていく
薬屋「あれ?エルガさんとこの奥さんってしんだはずじゃ」
物陰で今年の研究金と研究の資料のことでエルガの家に向かう錬金術師にその話を聞かれていた
錬金術師「何?エルガは何を企んでいるんだ・・まぁいい資料や研究金の話もあるしついで調べて見るか・・・・」
工事中

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