「エドワードと賢者の石」








その日、エドは風の音で起きた。まだ外は暗い
ふかふかの布団、ふかふかの枕。エドはうっすらと目を開けた


「ん~・・まだ夜・・」




眠たそうな声を出して、起き上がったエドの視界には
驚くべき光景が目の前に広がっていた






「え・・え!?こ・・ここは・・」


エドは、その状況をすぐに飲み込むことができなかった
そう。ここは、エドが寝ていた部屋と、全く異なる部屋だった
部屋・・というより家というか、仕切りがない家。
そして、外は嵐に海。波の音が耳に鳴り響く



「ど・・どこなんだ・・?ここは・・」





キョロキョロと周りを見渡していた時、ドアの前に人影が見えた






「なっ・・・誰だ!!」



エドが大声で叫ぶと、その大きな影は
バキン!とドアを外した




「外してしまった。よいしょ!」
その大男は、ドアを枠にはめ戻した
「な・・ななっ・・手前っ・・誰だ!!?」
「ん?おぉ!エドワード!!会いたかったぞ!!」


エドを見つけるなり、大声でエドを呼びつけ指差した
もちろん、エド自身には一度も会った覚えなどない





「ア・・アームストロング少佐っ!!?」






「私の名はアムリットだ。見よ!この鍛え上げた筋肉を!!」
そう言うなり、アムリットと名乗る大男は急に
上半身を脱ぎ、エドに見せつけた


「(やっぱりこの人は少佐だ・・)え~っと・・で何の用?」





「おぉ!そうだったな。お前はホグワーツ魔法学校入学許可
がきたんで、迎えにきたんだ」






ホグワーツ!?魔法学校!?なんじゃそりゃ!!













次から次へとわけのわからないことを言われ、エドはてんてこ舞いだった










「俺が・・魔法学校に入学だぁ!?ふざけたこと言いやがるぜ!
俺にはこの錬金術がある!あんただって錬金術師だろ?」
「・・?錬金術とは何だ?私はホグワーツの森の番人だ」









エドの頭の上にはクエスチョンマークが連発していた






エドは、ためしに自分の両手をパンッ!と合わせ、近くにあった
ナイフを練成させようと思った。しかし・・













「なっ・・錬金術が・・使えない・・!!?」













「だから言っただろう。さぁ、行くぞ!」
「え!?ちょ・・ちょっと!!」
「どうした?行くのか?行かないのか?」






ここに残ったところで、錬金術が使えるわけじゃない
しかも、こんな所に残されたって生きられるわけがない
なら・・いっそのこと・・・


























行きます!







































































































周りが白くなった。
気がついた時には、どこかの路地にアムリットと一緒にいた
実際に行った覚えはないが、エドの記憶には、大きな銀行に寄った
覚えが少しだけあった
「さぁ。ここだ」







本当に何がなんだってんだ!!?






「ここって・・何もないじゃん・・」






「よく見ていろ」













アムリットは、どこからか杖を出して、何かの順番に壁を叩いた



ゴゴゴッと壁が横に動いた




















「す・・すげぇ~!!」






エドの目の先には、魔法使いの格好をした人たちがたくさんいた













「ここは、ダイアゴン横丁だ。これからお前は、ここでホグワーツの
授業に使う物をなどを買い揃えるんだ」



























そして、エドはダイアゴン横丁へと走った



























「え~っと・・勉強道具いっしきに・・なんだっけ・・ペットだっけ?
あとは魔法の杖かぁ・・」













エドがまず最初に立ち寄った店は、動物を売っている店だった






「よし!まずはここで動物を買おう!!」













「へぇ~・・ずいぶん色んなのがいるんだなぁ・・」













エドは、種類盛りだくさんの動物の中から、一羽のふくろうを見つけた




















「うわぁ・・白いフクロウ・・。なんかお前気に入った!!
スイマセン!この白いフクロウいただけますか?」



























「ふぅ~。まずは動物ゲット!! お前の名前はヘドウィグな!」






籠に入ったヘドウィグは、首を横にかしげた













「さてと・・次はと・・・」













次々に必要な道具を買い、魔法の杖も買った。エドのは黒い杖だった













「よし!これで全部だ!!」






「「すげぇ~!インバス2000だ!カッコイー!」」






「・・なんだ?」













箒を売っている店で、子供が何人か騒いでいた
魔法の箒の中でも高く、今のところ最高級のインバス2000
という箒。エドも少しだけ欲しいなと思った






「ま。俺には早すぎるけどな」






そして、エドはその場を去った












































































そして、また急に場面が変わった






「え~っと・・ここは・・駅のフォーム・・だよな」
「エドワード!」
「ア・アムリット!?」






「俺は、一足早くホグワーツに向かう。いいか?9と4分の3番線だぞ!間違えるな!乗り遅れるなよ!」






「え!?ちょっ・・待っ・・」













エドがそう言いかけた時に、すでにアムリットの姿はなかった




















「どうすんだよ・・これから・・・」




















続く


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