セルライト その2 (しくみやなど)



1.皮下脂肪の血行不良によってむくみが生じる
  ホルモンバランスや、自律神経の乱れ・冷え等によって血行不良がおこり、老  廃物が溜まる。
2.脂肪細胞が肥大化する
  脂肪細胞の代謝が乱れて、肥大化進行。  脂肪細胞内に脂肪を溜め込み、2  ~3倍の大きさになる。
3.血行不良を引き起こす
  肥大化した脂肪細胞によって、血管が圧迫され血行不良を引き起こす。
4.脂肪細胞同士がくっつき、セルライトになる
  脂肪細胞同士が付着して大きな塊となり、老廃物もさらに溜まる。デコボコが  はっきりとわかる。

 セルライトができやすい体質(部分)

1.冷え性
低血圧など全身の血流低下は、血管と細胞間の水分調節を滞らせ、脂肪細胞が血管から遊離する。

2.むくみ
体内での余分な水分が上手く排出されない為、老廃物が溜まりやすく、セルライトを大きくしやすい。
お腹やお尻、太もも・ふくらはぎなどの下半身が中心。男性とは違い、女性は下腹部に複雑な器官をもっているので、特に下半身の血行不良が起こりやすいのです。また女性は、男性よりも脂肪がもともと多いということもあり、セルライトができやすいのです。

 セルライトになりやすいBEST10

 1.冷房による冷え 
 2.ヒールの高い靴や、サンダルで血液循環を悪くすること。 
 3.下着の締め付けによる血行不良 
 4.妊娠やピルの服用 
 5.ハードなマッサージによる血行不良
 6.ホルモンバランスの崩れ 
 7.バランスの崩れた食生活 
 8.運動不足 
 9.シャワーのみの入浴(体が温まらない)
10.肥満  

      セルライトの解消法

1.バランスのよい食事をとる
2.適度な運動をする
3.血行をよくして細胞の新生を高める
4.発汗を促して、新陳代謝を高める
5.利尿作用を高めて、むくみをとる
6.血中コレステロールを低下させて、脂肪が蓄積するのを防ぐ
7.血管を強化して、体内のすみずみにまで血液を行き渡らせる 
  《参考》・唐辛子を取ると血液の循環が良くなります。 
  ・海苔やひじき、わかめ、昆布などの海草類をとる。
   海草類には、
  ・水溶性食物繊維 → 余分なコレステロールや老廃物を排出させる効果が
             あります。  
  ・ミネラル    →血液を生成します。 
  ・ヨウ素     →ホルモンのバランスを整えます。 
   などの作用があり、セルライトの分解代謝を助ける働きがあります。  
 セルライトは事実上、脂肪細胞に影響を与える線維硬化性水腫状組織炎ということになり、脂肪細胞の間隙にある組織や小血管にも悪影響を及ぼすことになります。

 セルライトはゆっくりと進行します。
 多くの場合、血管が異常に浮き上がる間質性水腫が引き金として発症しますが、 最初のうちは治癒可能です。

 次に、毛細血管壁の透過性が変化し、血漿の濾出が始まります。

 続いて、濾出された血漿が脂肪細胞と脂肪細胞との間の間質組織に集積し、
 よどみ始め、そのうち血漿は破壊され、解離(浮腫の形成)します。

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