気象感受性



 気象感受性(ウェザー・センシティブ)を開発して7年になる。
 きっかけは、秋の深まりに連れ体感温度で、おでんの売行きが左右されることに着目した「おでん指数」予報。ちゃっかりした某社が無断で利用を始めたが、業界の発展を願いそのまま使用を黙認している。

 戦争・SARS等の流行病や天変地異がない事が前提で、今後の数十年、我国の少子高齢化は急速に進展。
 団塊世代が、どっと60代に突入する平成18年頃からの5年がピーク。その後、完全な逆三角形の人口ピラミッドが構成。現代の劣悪な食生活と環境問題から、医学の発展のメリットをキャンセルし、日本人の寿命が低下する懸念がある。

 通常口にする食物・水汚染の抜本的改善がなければ、薬はますます医者と医薬品メーカの打ち出の小槌。医療保険の自己負担は、近々食費を上回る可能性。
 食費が家計に占める割合のエンゲル係数は、先進国の文化度の目安。医療費が、家計に占める割合が一位の日、文明社会の明るい未来を語れない。 
 行政は年金不足や自己負担のPRでなく、身内の過剰職員の経費を改善し、健康に暮らせる正確なデータと具体策を示し・全容を公開するのが最優先。

 身体や心の健康とお天気には深い相関関係がある。医学予報は、欧米で既に普及段階。自由化された気象サービスの大きな目標かつ社会的意義は大きいと見る。

 春たけなわの候、女性や子供と老人、農家・漁師の大敵UV(紫外線)。梅雨から真夏に向かう時期には多汗の方は水虫が気になり、熱中症対策が必須。
 即ち、気温・日照時間・湿度が、快適な健康生活に欠かせない大切な情報。
 いらいら・頭痛・度忘れ・落着きがない等の精神的失調は、天気の急変化によることが案外知られていない。

 病気ではなし、何だか変だなと感じられる人の話も沢山ある。
 30日間のアンケート調査で、個人別の気象感受性が判別できるシステム。
 より快適な健康ライフに貢献したい。
 天気変化の激しい日本の春。健康指向の方々と共に、本格的少子高齢化時代の到来前に、価値あるサービスを進化・発展・普及させる決意を改めた。

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