天然仙人とその世界

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虚空蔵菩薩求聞持法



虚空蔵菩薩の真言を百万遍繰り、並外れた記憶力を身につけるための修法である。

弘法大師は、誠言(じょうごん)を信じてこの求聞持法を行った、と聞き伝えられている。




「のうぼう あきゃしゃぎゃらばや おん ありきゃ まり ぼり そわか」




これが、虚空蔵菩薩の真言である。

サンスクリット語を漢字に音写し、そのまま音読みしたものである。


意味は、、
「虚空蔵菩薩に帰依し奉る。花飾りをつけ蓮華の冠をつけた人に幸せあれ」という意味である。(特別な意味はない)


この「求聞持法」は、真剣に修すれば、それなりの力が身につく行法であるが、今回は簡略化された「修法」を教授することにする。




修法は、
「・・・・・・

                      ・・・・・・・」


ただね、、

機根(きこん)の無い者(仏の教えを聞いてもその力を生かせない者)に全部を教えると、拙者が仏罰を受けてしまう。


貴方は、貴方自身(求聞持法を修する資格のある人間であると、、)を信じれるか?

そして、約束(仏の教えを実践し、そして生かし、後世に伝えることが)できるか?

「師資相承」の意味が分かるな?
行法の全てを軽々しく文として伝えることは固く禁じられている。


約束してもらわねばならん!


できるか?



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