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肩の手術をして一年、今日が(多分)最後の診察です。
S田先生の外来が、月曜午後から金曜午前中に変わってしまったので、朝6時台に番取りに行ったけど6番でした。
それぞれの担当医を選択して機械で番を取るんだけど、午前中は医師未選択の初診の人が合間に入ってくるから、6番と言っても実際には何番なのかわかりません。
診察開始時間に行ってもどれだけ待たされるか読めないので、むしろ一仕事終えて受付終了時間の頃にのんびり行った方が、待たずにすぐ呼んでもらえたりします。
なので「11時半頃来ます」と書いた付箋を診察券に貼って、整外の診察券入れに出してきました。
朝5時頃から並んで6時の受け付けを終えたまま、待合ベンチで毛布にくるまって寝て待ってる人の姿もちらほら…
簡単に行ったり来たりできない下田とか松崎とか、伊豆半島の下の方から来てるんだろうなー。
アタシは近くだから、一旦うちに帰るよ。
近くで良かったよ。
で、帰り際に病院玄関先に掲示してある医師一覧をチェックしたら…S田先生の名前がない…
ということは、S田君別の病院勤務になっちゃったってことなのね???
家に帰ってから、あっちやこっちのこまごまとした用を済ませてお昼の支度をしてるうちに、気が付いたら11時を大きく過ぎちゃってたよ、やべーやべー。
それでも11時40分頃整外の待合について、受付窓口で名前を言ったらすぐ中待合に入れてもらえました。
中で待ってた人は、この7月に肩の手術をしたばかりの人と去年の7月に手術をしたという60代のおばさま二人。
ええ、同病者同士でいろいろ盛り上がりましたよ(笑)
盛り上がってるうちに、手術して1年以上たつおばさまが診察に呼ばれたんですが、5分くらいで診察室から出てきて、しょんぼりと「まだダメだって。もう少し通うわ」って言うのよ。
えええ?術後1年で卒業できるんじゃないんですか?
アタシ、今日で卒業するつもりで来てるんですけどっ!?
というとこで、診察室の戸があいてS田先生がこの7月に手術したおばさまを呼び入れた…ところでアタシと目があって「ああ、こんにちは。もう少しお待ちください(にっこり)」って…
ねえせんせー、そうやって爽やかに笑顔で言ってくれるのはいいんだけど、アタシは今日で肩卒業する気満々で来たのにそうじゃない可能性もあるんですかっ!?ねぇ、どうなんですかっ!?ねぇ、せんせえぇぇぇぇっ!!!
というアタシの心の叫びを断ち切るように、診察室の戸が閉まってしまいましたよorz
今日は(も?)かなり混んでいたようで、そのあと中待合に入ってきたおじさまが「はぁ、3時間待ってようやくここに呼ばれたよ」って言うんですね。
そんなことをすぐ横で言われたら仕方ねー、相手するしかないじゃん。
で、ちょっと相槌を打ってしまったので、そのおじさまの病歴を延々と聞かされましたよ。
ええ、延々と。
何故におっさんは自分の病歴を語りたがるんだろうか???
エンドレスで聞かされている途中で、ようやくアタシの番が参りまして。
「お待たせしました。てんてんさん、どうぞ」って呼び入れてくれた、救いの神のS田君の笑顔がこれ以上にないほどまぶしかったです
笑顔もまぶしいんですが、今日もS田君のハデハデなオレンジの蛍光色(さし色に蛍光グリーンのライン入り)のシューズも目にまぶしくって、「いつもながら、目の覚めるようなキレイな色目のシューズですね」と言っちゃったよ。
「キレイですか?毒蜘蛛みたいな色でしょう?」
って…普段周りからそう言われてんですね(笑)
アタシ、毒蜘蛛なんかの虫系の毒々しい色の取り合わせは、素直にキレイだなーって思うタイプなんですが。
むしろそういう蛍光色で、さし色に反対色っていうの、大好きなんですが。
競技場でも蛍光色のスパイク履いてる子、特に男の子で蛍光ピンクに蛍光グリーンの紐のスパイク履いてる子なんて、本当に大好きなんですが。
うちの子にもそういう子になってもらいたいですわ~。
みたいな話から、しばらく「走る」話で盛り上がりました。
「うちの家族旅行は、全部僕のマラソン絡みです(キリッ)」って、ええ、そういう人アタシの周りにいっぱいいますw
九州でも北海道でもマラソン大会にエントリーしたついでに家族で行って、つけたしたようにちょこっと観光して帰ってくるという、あくまでお父さんのマラソン参加がメインの家族旅行(笑)
まー、うちも大会に参加する時は、ちゃんと前後で遊んでくるしね(こないだの空手の全国大会もそうだし)
そんなことでもないと、なかなか旅行なんか組む気がしないわ(アタシの場合)
もとへ。
ひとしきり運動することについての雑談をした後で、ようやく「肩はいかがですか?」という本題です。
「ええ、筋肉のバランスも左右の差はないし可動域も戻ってきているし、何の問題もないからもうリハはやらなくってもいいんじゃね?って言われてます」って言ったらさ、「え?まだリハには行ってるんですか?」だとよ。
「…っ!?…だって…せんせーが術後一年はリハに通えって!!8月までは頑張って通えって、そうおっしゃったんじゃないですかっ!!」
「はははー。言いましたねー」
「はははー、言いましたねー」じゃねえよっ!!
なに、みんなそう言われても無視して行かないの?
行かなくってもOKなの?
素直に行ってたアタシって、むしろめずらしい存在なの???
「リハの方で何か言われてます?」
「今日のこの診察の内容を、来週伝えることになってます。今日ここでOKが出れば、もうリハは終了です」
「左肩はもう痛くないんですよね?」
「ええ、むしろ右の方が今は痛みますね」
「右?痺れとか?」
「いえ、左の腱板痛めたころのような懐かしい感じの痛みがあるんですけど(笑)、でも左腕の痛いのが治るまでは絶対右肩の痛みでは病院にかからないって決めてます!(笑)」
「なんか…いろいろすみません…」
「は?なんで『すみません』なんですか(笑)」
「いや、長引いてしまってなかなか快癒にいたらなくて…」
いやいやいや、別に先生のせいじゃないですしっ!!
S田君のこう言ってくれるところ、アタシ大好きです。
整形外科医っぽくおおざっぱで人の話聞いてないところはありますが(え)
「でも肩は本当にもう全然痛まないので、手術したのは後悔してないんですよ。余計なものがついてきちゃったなーって感は否めませんが、腕の方は気長に行きます、ええ。褥創の痕も大分キレイになってきたんですよ」
「ああ…それもまだ残ってるんですよね…」
肘の内側の褥創の痕、よく見れば褥創のあった部分の全体の皮膚色の違いはまだわかりますが、パッと見では大きな虫刺されが3か所っていう感じになってます。
季節がら「虫刺されの痕って消えないよね」なんて、そこ見てそんな話を振ってくる人もいるくらい(笑)
4月くらいまでは「火傷したの?」なんて聞かれてたので、大分目立たなくなってきてるんだよ。
この傷痕が消える頃にはCRPSも治ってればいいなーって、そのくらいに呑気に構えていればいいかなーって思ってるのね。
傷痕は肌のターンオーバーが90日以上かかってるであろうお年頃だから(笑)、消えるか消えないかわかんないけどね。
CRPSも治るか治んないかわかんない病気だもんねぇ。
先は長いけど、まぁいいよ。
考えたってしようがないので、今できることをしていきます。
「ええと、それじゃぁ、リハはこれで終了ということで…」
「はーい。ありがとうございまーす」
ということで、肩は卒業できることになりました。
書いてるうちに長くなって一度にあげられなくなったので、この後の腕のCRPSの方は別建てします。
肩を痛めてから丸2年、いろいろありましたが今はもう肩の全然痛みはありません。
可動域も普通に戻っています。
肩を痛めてなにがつらいって、痛くて眠れないのが一番つらかったよなぁ。
横になった時に、腕(三角筋)が痛くてどうやって寝ても痛くって、腕をどこに置いていいか分からないから、いつも座って寝ていたもん。
座って寝てても腕が下がるので、一時間おきに目が覚めちゃって、痛くて痛くてたまらなかったんだけどもね。
そんなのが嘘のように、今はフツーに横になってぐうぐう眠れています。
寝返り打つ時も、痛くない方の手で痛い方の腕を持って「よっこいしょ」って移動させてから寝がえりする、なんて面倒くさいこともしなくてすんでます。
ええ、肩の手術したことは全然後悔してません。
同じように痛くて困っているのに、手術を迷ってる人を見ると「早く手術しちゃえばいいのに」って思います。
手術を勧められたけれどふんぎりがつかずにここを見ている方、本当にラクになるから次の診察で手術日決めてきちゃってください。
そんなわけで、肩腱板断裂のカテゴリーで日記書くことはもうないんだろうなー。CRPSのみのカテ、作ろうかなー。
今日は左腕の調子が悪い 2019.11.24
11月ですね 2012.11.01