RESERVoir CHRoNiCLE

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ETと豚の物語


まだ地球人の観測していない銀河があった。

その銀河を統括しているのが、全宇宙に散らばっていた情報が集約して
誕生した魔角と呼ばれる肉体を持たない情報生命体だ。

魔角は自身を女神と称し、銀河を作りそれに自分の名前をつけ、
様々な惑星をその中に作り、数々の生命をそこへ住まわせた。



だがその生物の中に突如、後にT=HEROと呼ばれることになる、
地球人をはるかに上回る高次の知性を持つアメーバが誕生したのだ。

そのアメーバは地上へ上がり、その小ささを生かして
動物の体内に入り込み内臓を食い荒らし成長していった。

目に見えないほどの大きさだったものが最終的には
3.8cmまで成長していた。そして、その惑星を支配するようになった。



魔角は驚いた。単細胞生物が知性を持つことなどありえなかったからだ。
そして、そのアメーバをTと名づけた。

魔角はTと情報交換をするために会いに行くことにしたが、
肉体を持つ生物とコンタクトをとるには自分も肉体を持つ必要があった。
そこで、宇宙に散らばっている油をかき集め自分の肉体を構成することにしたのだ。

そして、魔角はTの居る場所へと舞い降りた。

「そこのアメーバさん。あたくしは女神でありまつの。」

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