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うちの息子のセッションをしておりまして、
彼が仕事で動けなくなったので
幼少期の記憶がでてきて、 3 歳かなんかの時に
絵を描いたのを、ほめられたんですって。
それで、「ほめられた途端にやる気がなくなった」ということで
その開放をしました。
結果、仕事のやる気がバリバリとわいてきて
やっぱり若い子( 23 歳)は早いですね、結果がでるのが。
要はこういうことです。彼はこの記憶を忘れていたんだけれど、
「褒められる」=「俺の生き方はダメで、こういう絵をかいたら褒められるんだ」
と、自分を裏切って、「期待をされるとそうしないとならないと
考える癖がでた」ので、
その癖がでると、「もう動きたくない」という習慣を始めた年齢ということで
こんなこともあります。
そういえば彼が幼稚園に通いだしてから、彼の描く絵がいきなり変わったのを覚えています。
なので、ほめ上手な方々も、
期待に添わないとならない、と思わせてしまうようなほめ方は
ほどほどにね。
例えば、「こういう結果を出してほしいから」そういう、先生とか、
親が、相手にさせたいと思ったものを
ほめた場合には、こんなことになりがちです。やる気が勝手なくなる、というか。
例えば字をきれいに書きたくない子供に、字をきれいに書かせたいから、
「字がきれいだねー」なんてほめられたときには、抵抗を示すことがあります。
そもそも、きれいに書きたくない前提なのに、そこが違うよね。
そういったときには、相手が大事にしていることを大事にします。
自分が相手が大事にしているだろうと思うことを大事にするのではなく。
例えば書きなぐりたいのであれば、「すごい、その書き方ものすごくよくない?」
というようにです。すると字を書くのが好きになります。書きなぐって書きなぐって
こんなに乱暴にしたかった、というのを受け止めて、
「ちょっと、ここの線をふとくしてみるべかな」みたいだとすんなりいきますよね。
出す結果をほめてしまうと自己不信(結果を出していない自分の努力はだめだ
みたいに、自分自身の努力を認められなくなる不信感) が育つので、
「やっていることが面白いんじゃないの」というように
「その人の努力そのものがよい」ということでほめると
子供が伸びる、ということも、心理学では言われています。
セッションでお子さんのセッションは結果が出るのがとても早いんですが
また、お子さんをお連れになる方々もおられます。
すると中には、絶対に人に
なじまないとおっしゃっている
お子さんもお連れになるんですが、
すんなりといきます。
それは、こういった心理をきちんと理解をしておくとよいのだと思います。
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幼少期の心の葛藤を癒します。
http://www.acoreading.com
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セッションの感想をいただいている皆様、ありがとうございます。
なかなか、ブログに書き込んだりする了解を得たりするのが大変で
あるいは、感想をいただいて、ブログ掲載に
とてもご同意をしていただいていても、何か粗相があってはならぬと思うばかり
(個人情報がきちんと抜けているかなど)
近日はセッションの感想をのせずにおりましたが、ちょっと書いてみました。