ティエンの趣味に全力疾走

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アル中(アルコール依存症)の遺伝子!?


「アル中遺伝子」
いや、別にこの遺伝子を持っているからといって、必ずアル中になるわけでは無いですが。
では、本題に入る前に、ちょっと脱線。
体内に入ったアルコールが、その後どうなるのかについてちょっと一席。

1.人体内でのアルコールの挙動
 普通に経口摂取の場合から。
口から体内に入った栄養素は、消化作用を受けて低分子化し、小腸で吸収されます。
しかし、元々低分子のアルコール(エチルアルコール)は ダイレクトに胃壁からっ!
周りが早いのも納得♪(笑)
 で、血液中に入ったアルコールは、肝臓でアセトアルデヒド(酔っ払いのあの臭いの元)になり、
最終的に水と二酸化炭素にまで分解されます。
アルコールよりも、アルデヒドの方が毒性が強いです。
二日酔いの原因も、アルデヒドだそうです。

2.アルコール分解酵素
 アルコール分解反応を進めるのは「酵素」と呼ばれるタンパク質でできた触媒です。
で、この酵素とやらはやけに気難しくて、 決まった構造の物質しか相手にしない。
 この場合、「アルコールからアルデヒド」と「アルデヒドをさらに分解」とは、
別々の酵素が関わる わけです。
 で、酵素がタンパク質である以上、当然ながら遺伝子によってコードされているわけですが、
その遺伝子は人によって違い、さらに異なる設計図=遺伝子を元に作られる酵素にも性能差が出てくることになります。

3.アル中遺伝子
 ここからやっと本題。遺伝子は両親からひとつづつ受け取り、子供の細胞内では対になって存在しています。
酵素の遺伝子は、対になった両方が同時に働くので、どちらか一方が働かない酵素を作っても、
あまり日常生活に不都合が生じません。
で、アル中に関係してくるのは「アルデヒド分解酵素」の方です。
 両親から、「能力の高い酵素」だけを貰った人は、アルデヒドがどんどん分解されるので、
顔が赤くなったり悪酔いしたりしなくなります。
 早い話が、 いくら飲んでも変わらない=うわばみ なわけです。
 アルデヒドの解毒において、優秀な酵素と、そうでもない酵素の両方を持っている人は、
ほどほどに飲めますが、悪酔いしたり、翌日まで残ったりします。
 ほとんどアルデヒドを分解できない人・・・・、いわゆる下戸です。

 アルデヒド分解能力に優れた人は、お酒を大量に飲んでも気分が悪くなったりしないため、
「お酒を飲むのは気持ちが良い事」となってしまいがちです。
 ほどほどにしか分解できない人は、節制するようになりやすいんですけどね。

 て、訳で お酒に強い人ほど要注意 って事で。(苦笑)

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