つきみのひとりごと

つきみのひとりごと

見てはいけなかったかも・・・



あまりのショックに ちょっと声もでなかったのです
私は 苺が大好きです。なのに・・・・

5歳ぐらいの少年がいました。 カサカサ・・・音がします
彼の指はしっかりとビニ-ルに包まれている苺のパックの中です。
反対の手にはお手伝い籠を持っています。・・・一生懸命に苺を出そうとしてます。

その時点で私は目がテンになっていたのです

どうしても取り出せない苺・・・少年は遠くで呼ぶ母の声に『はーーい』と返事をして
3分の1ほど頭を出した苺を ・・・・・・ぎゅ・・・・
ハイ・・パックの中へと力いっぱい 押し込みました

「だめよ・・」 そんな声を掛ける間も無いくらいの瞬時の出来事・・・
そのパック・・どうするの?????・・


あのパックは スーパーの損害になります

時々見かける 不思議な光景です
確かに目の高さに 色とりどり 形とりどり商品が並んでいるのですから
つい・・手が伸びる事も有るのでしょうけれど・・

「おかあさ~ん??この商品どうするの??」・・・私はその声も 出ませんでした・・

こう言うのは・・お店の方も現行犯でないと 注意できませんよね。。。

閉店間際・・どうか この商品が残りますように・・
そんな変な 祈りをしつつ・・ 見てはいけなかったかも・・と
私の気持ちには しこりが残りました。



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