ちびろずるーむ

ちびろずるーむ

アイルランド紀行(2)


ダブリン市街地は、青や緑に赤や黄に白などなどのカラフルな色のドアが
ついた家(アパート?)がたくさんあってオシャレ。とても気に入ってしまう。

カラフルなドアを眺めているうちに、郊外へ。そしていつの間にか、田舎へ。今度はグリーンや花でいっぱいのキレイなお庭の家が続いて、とても素敵。

212

それぞれ個性的なお家を飽きずに眺めていたら、画像撮るの忘れちゃった。それも過ぎてしまうと、今度は、なだらかでグリーンの牧草地が広がってくる。

アイルランドは、日本と同じく「車は左 人は右」の国なので、違和感がなく楽。しかもEUの国にしては、日本車の割合が多くて、特にトヨタが大人気みたい。

ダブリンから、北50kmを流れるボイン川(男性に人気だった)流域一帯には、先史時代の遺跡が多く残る地域。今回はその中の、人気の3ヵ所を見学する。

22

さてバスは最初の観光地、モナスターボイスへ到着。静かな墓地内にある円塔とアイルランドで最も有名なハイクロスとアイルランドで最も高いハイクロスがある処。

5mのハイクロスには、独特なケルト模様や聖書の物語が彫刻され、アダムとイブカインとアベル、不信のトマスや最後の審判などが、鮮明に残っていてとても驚く。

文字を持たなかったケルト人が、キリスト教の教育の為に用いたものらしいけれどその精密なレリーフは、現代の私達にも非常に分かり易くて、とても素晴らしい~。

4041

2542

雨は次第に止んでいく。次は、世界遺産・ニューグレンジ。「太陽の洞窟」という意味。なんと、5500年前の巨大墳墓。噂には聞いてたが、大きさにとても驚いてしまった。

高さ11m、直径79~85mにも及ぶ墳墓を1960年代に、発掘して、一部修復して、内部も公開中というのは、驚き。しかも5500年間、一度も雨漏り無しってのは、驚異。

緑の丘に続く見晴らしのよい高台にあり、ケルト人よりも前の新石器時代に造られた。誰が何のために造った?一切不明なのがロマンを誘う。とても気持ちいい空間だった。

2627

ここには、ビジターセンターから発着するバスツアーで、他のグループと見学をした。説明では、外の石壁は、黒い部分は当時のまま、白い部分は修復したところらしい。

後のケルト文化に影響を与えたという、謎の渦巻き模様が刻まれた巨石97個に、ぐるりと囲まれてて、そしてこの付近には大小40程の古墳が、発見されているとか。

その模様は少しずつ違いがあり見てると楽しい。20万トンもの石と土で造られた塚。それは想像以上に大きく、その技術に脱帽。順番が来て、いよいよ塚内に入る事に。

3333

3543

狭い通路を縦横と歩いて行くと墓室に着く。内部は結構広くて、30人入っても余裕。ここにも渦巻き模様の巨石が幾つもあった。アーチ型の天井は、とても高く思える。

入り口の上にある穴から、墓室にまっすぐに続く道があって、ここは冬至に太陽の光が、通るように設計されている。以前TVで見て感動したが、実際に体験して興奮した。

墓室が一瞬真っ暗になり、しーんとした空間に、偽太陽から光が通路をだんだん照らし一直線の光の道になる。おおっ!なんて神秘的。本当の太陽なら墓室が明るく輝くそう。

3837

すっかり感動した後に、昼食。すでに2時過ぎ。お腹が空いた。旅行中、食事の時間は、今後もずれっぱなし。1時半か2時頃が普通だった。小さな町のレストランってとこにて。

アイルランドを代表するのは、何と言ってもギネスのスタウトという黒ビール。みんな注文。呑めない私は、一口味見させてもらう。苦みとクリーミーな泡が印象的な大人の味だった。

塩辛いスープ、パンと出てメインはこちら。白身魚にカレー風味ソース。人参とジャガイモ。主食がジャガイモの国なので、いつもジャガイモのサービスが凄くて。デザートはケーキ。





アイルランド紀行(1) へ    アイルランド紀行(3)




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: