8月23日(水)朝起きたら、目が痛む。今日はメガネで過ごそうかとも思ったが、慣れなくて、世界が歪んで見えたりするので、結局無理矢理コンタクトを入れた。
9時に馬車にて出発。ホテルからすぐの「キラーニー国立公園」に入り、40分間のお楽しみ。緑がとてもキレイ。空気も新鮮。小雨降るけど、全然気にならなくて。
乾燥を極度に嫌う目には、とてもラッキーだった。この国立公園、1万haの面積があり、上中下の湖が繋がった緑豊かな空間。ロス城(14世紀)で、馬車は終わり。
今度はバスに乗り換えて、キラーニーを起点として、半島を周遊するドライブに出発。道幅が狭いので大型車は反時計回りに周遊するルールがある。176kmの観光地。
アイルランド日和を実感することとなった今回。山側では土砂降りの雨に見舞われて今ひとつ景観の美しさを実感出来ず。でも軽くて清らかな雨は、透明感あってキレイ。
この辺りには、アイルランド最高峰が続く。ディングル湾を見下ろす高台は、ヒースの花が咲き乱れて、とてもキレイ。いつの間にか快晴。お日様が眩しくて青空になった。
昼食のメインは、塩タラのグリル。周りの野菜には味がない。塩タラは、よい塩梅で一緒に食べると、とても美味。今振ったんじゃない塩味は、深みがあって美味しかった。
だけど周囲の人は、辛すぎるとかで不評。毎回、添乗員さんの醤油がテーブルを廻ったが、私は現地の味を堪能するため、ほとんど使わなかった。いつもは塩味が薄いけれど。
団体さん専用のレストランで、ゆっくりとした昼食に。このウォータービルはビーチリゾート。あのチャップリンの3番目の奥様の故郷。海辺には像もあった。思わず一緒に記念撮影。
半島に沿ってバスは、ぐるりぐるりとゆるやかなカーブ走る。もう少しゆっくり走ってくれたらいいのにと思ってしまう。画像が上手く撮れないのだ。とても素敵な景色なんだけど、残念。
海を望む海岸線は、とても風光明媚で美しい。快晴で本当に良かった~。海の右彼方に、世界遺産スケリッグ・マイケルが見え隠れした。大西洋の荒波の中にある絶海の島・・・。
個人所有の島だし、勝手に簡単に行けないので、世界中で一番遠い世界遺産ともいえる。微かにチラッとでも見ることが出来て嬉しかった。このまま永久に今の状態である事を祈る。
バスはどんどん進み。次第に山の景色に変わった。「貴婦人の眺め」として有名なビュー・ポイントに到着。写真撮影。1861年に馬車でここに来たビクトリア女王が絶賛したらしい。
しかし先ほどの海の景色があまりにも良くて、今ひとつだったのが残念。有名な「妖精横断ご注意!」の看板も、こんな処にある。そこからどんどん降りて行き、マクロス邸に到着する。
マクロス邸は、キラーニー国立公園内にあり、1843年に建立。ヴィクトリア女王来訪のため、6年がかりで贅沢に改装。しかし借金が返せず売却。現在は国のもの。あまり興味無かった。
2回目のフリーの夕食は、再び添乗員さんと12名で地元のシーフードレストランに。私も参加。リッチな雰囲気のお店「ゲイビーズ」。私以外みなさん牡蠣を注文。前回よりも美味らしかった。
画像だけ撮らせてもらう。なるほど丸々してるね。でもいらない。私は、ロブスターのスープからスタート。チャウダーが本日無いってことで。2つのスープが味わえるなんて幸せ。しかも絶品!
次は、ムール貝。少々油っこく見えたけどレモンをたっぷりかけると美味。しかも殻を1枚取ってくれてて良心的。メインは巨大なロブスター。画像は3分の1の身。大味ではないかと心配に・・・
ぶつ切りにしてもらったのを食べる。肉厚でやはり大味。卵がいっぱい。みんな食が細いらしく
全然減らない。私はかなり食べた。こんな巨大ロブスター、たぶん最初で最後。かなり満足した。
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