>強力な粘着力があるものを使用しているので、失敗しても剥がすことも難しく、慣れるまで苦労しました(涙)。

取り返しが付かない事に、大変弱いので、よく失敗します(花開富貴さん以上に、涙)。

>子どもは決して愚かでも未成熟でもなんでもない、

一人前に見て対応すると、其れなりに、返してくれますね。 (2006年06月06日 21時37分39秒)

濫読屋雑記

濫読屋雑記

2006年06月05日
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カテゴリ: 手に取った本
今日は、先週本屋さんより届いた今年度最初に発注した本の登録・装備を行いました。届いた本が40冊程度なので、水曜日までには作業が終わりそうです。でも、今週は試験期間なのでそう急いで配架しなくても良いのですがね。気が急くと、本をコーティングする時に失敗してしまうので、なるべくゆっくり落ち着いて装備を行うようにしています。図書館の本にしてあるコーティングフィルムを綺麗に貼るのは、本当に手間がかかってテクがいります。失敗すると、しわが寄ったり気泡が出来たり・・・。強力な粘着力があるものを使用しているので、失敗しても剥がすことも難しく、慣れるまで苦労しました(涙)。

そんな、 新着本の中であ~面白い、と思って配架する前に家まで持ち帰って読んでしまったのが 、映画にもなった『 チョコレート工場の秘密 』(評論社、2005年)で有名な ロアルド・ダール の『 マチルダは小さな大天才 』(評論社、2005年)です。

マチルダは小さな大天才

実は、このダール氏の本たちは『 ロアルド・ダールコレクション(全10巻)(part 1) 』というセットで購入しました。私はあまりセット本を購入しないようにしているのですが、これはシリーズもので作者も同じ人なので発注しました。セットものは注意していても、すでに購入してある本が紛れ込んでいて「アッしまった!」ということがあるからです。もっとも、映画化され時に『 チョコレート工場の秘密 』と続編『 ガラスの大エレベーター 春休み中に羽が生えて飛んでいったのか、はたまた足が生えて走っていったのか、図書室から消えてしまったのでシリーズ丸ごと購入と相成った次第であります

チョコレート工場の秘密 ガラスの大エレベーター

さて、この本のあらすじですが、 昨今、日本でも急増している子どもに関心を払わない不誠実な両親の元で育っていた純真な少女 マチルダ 彼女は3歳で新聞を読んでしまった天才少女です 。ところが、愚かで(父親は犯罪者!) 自分たちの生活しか考えない両親 はマチルダのことを娘を「かさぶた」あつかいして、小ばかにした態度ばかり取ります。そんな両親ですので、 マチルダが4歳のある日、突然読書に目覚めて「本を買って」と父親にお願いしても「テレビがあるんだ!いいかげんにしろよ!」と怒鳴れておしまいです (なんという親だ!)。でも、 賢いマチルダは親たちが遊びに行ってほって置かれる時間を利用して村の図書館へ出掛けて本を読み始めます (イギリスはどんな小さな村でも図書館があります!見習え日本!!)。 そこで出あった、優しく思慮深い図書館の司書、ミセス・フェルプスの案内で子どもの本をアッと言う間に読破し、続いて大人の本まで読み始めます ところがそんなマチルダが気に食わない父親は彼女が図書館から借りてきた本に八つ当たりして破り捨ててしまいます (本当に教養の欠片のない人間です。こんな人間が小説の中だけなら良いのですが・・・)。 そこでマチルダはその「鋭敏な頭脳」をつかって父親に仕返しをするのですが・・・

そんな「 小さな大天才 マチルダ が、 悪どい大人たちを相手に、痛快無比な頭脳大作戦を家では父親に、学校では傲慢で子ども嫌いで生徒をぎゅうぎゅう痛めつけているあり得ないほどの巨大な女好調、 ミス・トランチブル に、お見舞いしていく痛快な仕返し物語 登場する悪役は徹底した悪人で、そこがまた笑いを誘います (この本を書いている時は、登場する悪役たちはフィクションの世界だけの存在でしたでしょうが、今ではノンフィクションの世界にもいるようになっているのが悲しいですね)。お話は、自宅&図書館編と小学校編(勝手に2部に分けました)という前後、2部に構成になりますが、 後半のマチルダの小学校でのクラス担任、 ミス・ハニー のマチルダや他の子どもたちに対する愛情と彼女の不幸には、チョッと共感の念を持ちました

抑圧者である大人vs被抑圧者である子どもの戦いを描いた マチルダは小さな大天才 』。「あとがき」によりますと ダール氏は、読書をすることの重要性、高圧的・画一的教育や体罰に対する批判、そして何より「児童文学は面白くなければいけない」という持論を、この小説の中で訴えています 。1988年に出版されて以来、イギリスで児童文学史上空前の売れ行きを示し、映画化もされているこの痛快な作品。 子どもは、威圧的な大人達に対してどうしたらいいのか? と悩んだ時に読んでみて心の慰めにして、大人は、子どもは決して愚かでも未成熟でもなんでもない、1人の人間であることを思い出すために読んでみると良いかもしれません 。しかし、 ダール氏の手にかかると、どんな悲惨な話でもブラックユーモアになるというところが、何とも・・・





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最終更新日  2006年06月06日 04時50分16秒
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忙しそうですね。  
sour grapes  さん

Re:忙しそうですね。(06/05)  
花開富貴  さん
sour grapesさん

>取り返しが付かない事に、大変弱いので、よく失敗します(花開富貴さん以上に、涙)。

本のコーティングは、本当に数をこなさないと上手になれないものです(苦笑)。公立図書館のようにピッチリ綺麗に巻けるまで、犠牲になった本がどれだけあるやら・・・。生徒に、最初のうちは笑われていました。

>>子どもは決して愚かでも未成熟でもなんでもない、

>一人前に見て対応すると、其れなりに、返してくれますね。
-----
返してくれる子もいれば、そのような対応に慣れていないので、訳も分からずつかかってくる子もいます。本当に、子どもの対応は難しいです。 (2006年06月07日 23時30分01秒)

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