２００７．９ジャワ島
お腹が大きくなって 遺跡に登れなくなる前に
行ってきました ジャワ島 ボロブドゥール遺跡
・・・しかし
行けないかと思いました
朝４：４０に家を出て ＬＣＣＴへ向かう高速の上で
まさかまさかの パンク ！！
っていうか 裂けてます・・・
バウンバウン、と ものすごい音をたてて進みながら
なんとか非常電話までたどりつく
もう間に合わない・・・ って思ったけど
なんと５分くらいで助けが来てくれた！ 早い！！
パパッとタイヤ交換をしてくれて ぎりぎり間に合いました♪
ちなみに料金は無料とのことですが
素早い対応に感激したｔｉｍｏ達、ちょこっとだけお礼をしました
Ａｉｒ Ａｓｉａで ソロ空港へ
まずは ジョクジャカルタ （Ｙｏｇｙａｋａｒｔａ） を観光
ガイドさんによると
「ジョクジャ」＝「平和」、「カルタ」＝「栄える」 という意味だそう
ジョクジャカルタ王宮 （Ｋｒａｔｏｎ Ｙｏｇｙａｋａｒｔａ）、
ソノブドヨ博物館 （Ｍｕｓｅｕｍ Ｓｏｎｏｂｕｄｏｙｏ） を
さらっと見た後 タマン・サリ （Ｔａｍａｎ Ｓａｒｉ） へ
大きな沐浴場
「タマン」＝「公園」、「サリ」＝「美しい」 の意味の王家の離宮
王は沐浴する侍女たちの中から
好みの女性を選び、王専用の沐浴場で楽しんだのだとか
改装されたばかりで 趣、ゼロ
続いて バティック （ｂａｔｉｋ）工場へ
チャップという銅の型にロウをつけて押していきます
しばらく見ていたけど 全くずれません すごい！
チャップいろいろ
夕方、 プランバナン寺院 （Ｃａｎｄｉ Ｐｒａｍｂａｎａｎ） へ
ヒンドゥー教寺院 世界遺産です
上段に並んでいるものは 下から
ラトナ （蓮の花）、 ヨニ （女性器）、 リンガ （男性器） だそう
奥にある三つのお堂は
中心が シヴァ神 、北が ヴィシュヌ神 、南が ブラフマー神
写真は ヴィシュヌ堂
かわいい彫刻もありました
ここ プランバナン寺院観光公園の中には
ほかに３つの寺院があります
そのうちのひとつ
手前の柵が素敵
これら３つの寺院は 元々の石が７５％以下しか残っていないため
ユネスコの寄付が出ず 修復してもらえないそう
夜は プランバナン寺院西にある野外劇場で
ラーマーヤナ舞踊劇 （Ｓｅｎｄｒａｔａｒｉ Ｒａｍａｙａｎａ）鑑賞
とても楽しみにしていたので嬉しい♪
Ｂａｌｌｅｔ なんだ・・？
ＶＩＰ席、なんと最前列・真正面でした
しかもおみやげ付き ラッキー☆
２時間はちょっと長かったけど
ガムランの音色にお腹のベビコがポコポコ反応してたし
最後まで退屈せずに楽しめました
２日めは いよいよボロブドゥール方面へ
まずは 大乗仏教の祠堂
ムンドゥッ寺院 （Ｃａｎｄｉ Ｍｅｎｄｕｔ）
祠の中には ３体の仏様
正面の 釈迦牟尼仏
右の 金剛手菩薩
左には 観世音菩薩 が
中は真っ暗だけど 祠入り口に反射板を持った係員さんがいて
仏像に光を当ててくれます
外の内壁には 鬼子母神
外側にも彫刻あり
続けて パウォン寺院 （Ｃａｎｄｉ Ｐａｗｏｎ）へ
とても小さな祠堂 （ヒンドゥー教）
「パウォン」はジャワ語で「台所」という意味だそう
祠の中は何もないけど
外側の浮き彫りが有名だとか
前日のランチは 観光客向けの
高いのにおいしくないビュッフェだったので
「地元の人がよく食べる」「安くておいしいもの」
が食べたい！、とリクエスト
連れて行ってくれたのは ＳＯＴＯ ＳＡＰＩ のお店
ラマダン（断食月）中だったので
扉を半分閉め 食材は布で隠して営業
真っ暗な店内には何人もお客さんが いいんだ・・？
ＳＯＴＯ は スープに春雨とごはんが入ったもの
ＳＡＰＩ は牛肉のこと
牛肉のダシが出たスープ おいしい♪
食べたりず となりの店で
ＢＡＫＳＯ という団子入り麺
こちらのスープは インスタントヌードルのような味
ｔｉｍｏはＳＯＴＯの方が好み
それにしても・・ ガイドさんもムスリムなのに
「わたしはなんちゃってムスリムだから～」 って 食べてたよ
（日本語で「なんちゃって」って言ってた・・）
マレーシアは「イスラムの国」だけど
インドネシアは違う（国の宗教ではない）から いいんだって
そうなの・・？ なんか逆のイメージだったけど
ランチ後 まずはホテルにチェックイン
寺院観光公園内にある
マノハラホテル （Ｍａｎｏｈａｒａ Ｈｏｔｅｌ）
遺跡が近くに見えます
夕方 いざ遺跡へ
ボロブドゥール寺院 （Ｂｏｒｏｂｕｄｕｒ）
世界最大の仏教遺跡 もちろん世界遺産
建立は紀元７６０～８５０年頃
１０世紀はじめに葬られて以来
約千年も火山灰に埋もれていたそう
あれ？ 思ったより小さい？
でも近づいてみたら 見ごたえのあるレリーフがたくさん！
遺跡は下から 俗世・解脱・天国 の
三層に分かれてますが 天国部分にはレリーフ無し
（天国だからきれいにしないといけないそうな・・）
ちなみに一番下の俗世のレリーフは
いやらしいものばかりなので 隠されているとのこと
そして いよいよ天国へ
ストゥーパ （卒塔婆）は 大１、小７２
昔は大きいストゥーパ（中央）の中に
金の仏像がいたけど 盗まれたらしい
一番上は 仏様の杖の形
八角形なのは 八つの正しいこと
その下の四角は ４つの悲しみ（生・病・老・死）
その下は 仏様の衣
この写真には写っていないけど その下は 蓮の花の形をしています
中に仏様がいるストゥーパは
みんなが触ろうと、人気
触ると幸せになれるそうです
最後に 中央のストゥーパの周りを
願い事をしながら時計回りに３周
翌朝５時にホテルを出発
天国まで一気に登って 日の出待ち
日の出待ちの人は大勢いましたが
そのほとんどは日本人でした・・ びっくり
コーランの響く中 ずっと待っていたけれど
残念ながら曇っていて お日様はきれいに出てきませんでした
名残を惜しみつつ ゆっくりホテルへ
朝食、そしてデザートの ピサンゴレン （揚げバナナ）
なぜかチーズが上にのってました
意外とおいしかったりして
チェックアウト後 ソロ （Ｓｏｌｏ）の町へ
まずは１８世紀末に建造された
マンクヌガラン宮 （Ｐｕｒｏ Ｍａｎｇｋｕｎｅｇａｒａｎ）
人がいないのぅ・・
展示物のなかには 好みのものも
トゥリウィンドゥー市場 （Ｐａｓａｒ Ｔｒｉｗｉｎｄｕ） は 骨董市
面白いけど 一体誰が買うのでしょ？
市場の裏に おいしい ＳＯＴＯ のお店があるというので
ランチはそこでとることに
このお店も やっぱり隠れて営業・・
テーブルの上には いろいろなおかず
食べた分だけ支払うシステム
ＳＯＴＯ ＳＡＰＩ
ここのは春雨無しの、ごはんのみ
スープが前日のとは全く違う味 おいしい♪
お茶漬けみたいに さらさら入ります
ランチ後は ソロの町から車で１時間ちょっと、
お茶畑＆とうがらし畑のある急な山道を走って
スクー寺院 （Ｃａｎｄｉ Ｓｕｋｕｈ）へ
海抜は９１０ｍ
１日の観光客数、ゼロの日も多いのでは？
というくらいひっそりした寺院
ガイドさんが
「エロティックな寺院ですよ。 ふふふ・・・」
というので どんなものかと思ったら
ばばーーーーーーん！！
他にもこんな感じのものがたくさん
こちらは マハーバーラタ叙事詩の英雄が
子宮の中に描かれたもの
ここにあるものは 多産信仰の彫刻ばかり
なんだかよくわからないけど 面白かったです
＊ おまけ ＊
ＣＦＣ って 何の略？
この絵も・・ 何だろ？
ソロのホテルで食べた ナシゴレン （Ｎａｓｉ Ｇｏｒｅｎｇ）
高いけどおいしかった♪
バリ島に行く度に 日帰りでも行こうかと悩んでいたボロブドゥール
ようやく行くことができて ホントによかった！
これも来馬以来 遺跡に興味が出てきたダンナくんのおかげ☆
☆ 読んで下さってありがとうございます Ｔｅｒｉｍａ Ｋａｓｉｈ ☆
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