父さんの一人旅

父さんの一人旅

富士五湖巡り編 05年5月3日

富士五湖めぐり編 の画像…05年5月3日・日帰り



 車庫から単車を出しても
エンジンに火を入れても
行き先は未定のままだった。
どこ行こうか・・・。
結論が出ないまま見切り発車。
志村ケンの三蔵法師じゃないけど
ニンニキニキニキ・・・と口ずさみながら
とりあえず西へ向かった。



 横浜新道を通って湘南方面へ。
R134は8時前にもかかわらず
平塚の手前あたりから渋滞が始まっていた。
でも、こっちはバイクだからヘッチャラ。
路肩をスイスイと走って
西湘バイパスへ出た。


 料金所の先にあるPAはバイクでゴッタ返していた。
1、2、3、4・・・。
紅白歌合戦の時の野鳥の会みたいに
バイクの数を数えたら
視界の範囲内だけで
ザッと50台はいた。
当然のように自分とは無関係な人たちばかりだけど
同じ趣味の人が、これだけいるかと思うと
なんかスゴく嬉しくなってくる。



 甘ったるいホットカフェオレを飲んで
再びエンジンを点火した。
この調子だと伊豆は大渋滞に違いない。
どうしよっか?
いくら優柔不断でも
ココで決めないことには
身動きが取れない。
そうだ! 富士五湖巡りでもしよう!!
特に理由はないけど
他に選択肢も浮かばなかったから
箱根を越えて三島へ出て
富士宮から北上することにした。



 よくよく考えると
このルートには幼い頃の思い出が詰まっている。
確か中学2年生の時だった。
近所の友達と2人で
2泊3日の富士五湖巡りサイクリングを敢行した時も
このルートだったのだ。
富士宮のマックで
ソーセージエッグマフィンのセットを食べてから
一路、朝霧高原へ。
本栖湖、精進湖をやり過ごして
西湖で一服。
河口湖に差し掛かった頃には
富士山にかかっていた霧も晴れて
壮大な雄姿がデ~ンと現れた。


 横浜や横須賀からでも
天気が良ければ富士山は見える。
でも河口湖あたりから見る富士山は
神奈川県から見える物とは違う。
見る角度によって
360通りの姿を披露する日本一の山に
改めて感動した。


 昼飯は富士吉田の名物となっている
うどんをチョイスした。
下調べゼロだから、どこへ入っていいのか分からず
女房にSOSの電話。
「駅から近くて分かりやすそうな店を教えて」
数分後にかかってきた電話で
「初音」という店を教えられた。



 店構えからして雰囲気はある。
とりあえず「冷しうどん」を注文した。
信じられないほど腰のある麺を堪能。
それだけでも充分に満足だったんだけど
先に入っていた老女が会計をしている時に
「うどんも美味しかったけど
コロッケはもっと美味しかったわ」
と言っていたのをオレは聞き逃さなかった。



 本当かな?
半信半疑だったけど
「自家製コロッケ1つ」。
注文を受けてから揚げたそれは
マジで美味かった。
例えるなら肉屋のコロッケとでも言おうか。
不器用にゴツゴツしたジャガイモが
いい感じに自己主張をしていて
それでいながら柔らかい。
いままで食ったコロッケの中でも
5本の指に入ると言ってもいい味だった。



 満足しながら山中湖へ抜けて
御殿場から東名に乗った。
高速代をケチって下道で行こうかとも思ったけど
時間や体力のロスを考えたら
迷ってる場合でもなかった。
足柄SAで”ウナパイ”を購入して
横浜町田ICを目指してバビュ~ン。
いい具合にニンジャやZRX1100が
遊び相手になってくれたから
常時140~150ペソ(キロじゃないよ)で快走。
アッという間に横浜ICに到着した。


「ただいま。ウナパイ買ってきたよ」
午後3時半の帰宅に女房は驚きの表情だったけど
大事なのは時間じゃなくて中身。
その点で今日のツーリングは上出来だった。


     本日の走行距離・・・332キロ 

   ※当日の日記より

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