読書感想文2



んん~、やっぱ面白いです、宮部さん。これも超能力ものの3部構成となっております。なんか、宮部さんが書く超能力ものって、SFに走りすぎないところに魅力があると思うんですよね。「もしかしたら私の周りにもこんな能力を持った人がいるのかもしれない」(除:ファイヤー系)と思ってしまう・・・。
まあ、筒井康隆さんの『七瀬』シリーズとかも好きですが。あれはもう完全にSFってことで読んでます。

★『『源氏物語』の男たち』(田辺聖子著)

どうも自分の中で「源氏ブーム」が度々訪れるようで(笑)今回は、「ビジュアル源氏物語」(デアゴスティーニ)のせいで、色々と源氏関係の物を再読しつつあります。
これは光源氏と、その息子・夕霧についての言及(まあ、作品全体にも触れていますが)です。
実は私、『源氏物語』のイメージって『あさきゆめみし』そのまんまなんですよね(笑)一番初めに読んだということもあり、そういう刷り込みが出来てしまっていたわけですが、田辺さんの著書を読んでみると、かの光源氏も「中年になってから肉付きもよくなった」とか、「とても嫉妬深い面がある」とか、私がもうちょっと乙女だったら「いやあああああ~~~!!!イメージがあああ~~~!」なんて錯乱してしまいそうなことも書いてあります(笑)
しかし、こういった本を読んでから本家の『源氏物語』を読むと(まあ、現代語訳ですが・・・)また違った意味で楽しめると思います。

★『私本・源氏物語』(田辺聖子著)

これは、『源氏物語』をベースにした、まるっきりの別小説として読んでも面白いです!!!とにかく、皆関西弁(京訛りなんでしょうね)で、とにかくテンポがいいです。六条の上のこと「六条のオバハン」だなんて、おかしくてしょうがなかった・・・。
『源氏物語』って、現代語訳で読んでもかなり時間がかかるので、途中でこういう休憩をはさみつつ読んでみると、また新鮮でいいかもしれません。
いや、マジでお勧めです。

★『闇のパープル・アイ』(篠原千絵著)<コミックス>

久々に再読しました。昔、耳鼻科の待合室で第1回目の連載を読んだことを覚えています。あの時は、倫子が襲われるシーンで(ヤられそうになってた)「うっひゃあ~!!!」とか思ってどきどきしたものですが(うぶだったのう・・・)今見ると大したことはなく、さらっと読み流してしまいました(涙 成長するってこういうことなのか!?)
まあ、ドラマ化にもなったようなので知ってる人も多いとは思いますが、まず設定自体がありえない(笑)でも、だからこそ面白いんですけど。思いっきり違う世界にトリップ出来ますから。
しっかし、曽根原先生は思いっきり「悪人顔」ですね(笑)この辺も、分かりやすくて好きです。

★『小さなお茶会』(猫十字社著)<コミックス>

文庫版が出ていたので思わず買ってしまいました。すんごいメルヘンの世界なんですが、読んでると不思議とほんわかした気持ちになってきます。なんつーか、「家族っていいなあ」と思わされますね。
ただ、文庫版にありがちなんですが、話の順番がとにかくばらばらです(泣)単行本で読んでいた私にとって、これは結構きつかったです・・・。ページ数とかの都合なんだろうけど、何とかならないもんですかね~。

★『神の子供たちはみな踊る』(村上春樹著)

以前図書館で借りて読んだのですが、文庫化にあたって購入しました。
これは、いずれも神戸の大地震が根底のテーマとなっている短編集なのですが、深いです・・・。そして恐い。村上春樹の「ちょっと不思議な世界」が炸裂してます。私は、寝る前に読んだら物凄い悪夢をみてしまった・・・。


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