四姉妹とおうちのそだて方

米のとぎ汁でEM発酵液を作る

米のとぎ汁EM発酵液

濃い米のとぎ汁、１リトルを川に流すと、魚がすめる水質に戻すためには、風呂の浴槽約４杯分（１,２００リットル）の水が必要です。ところがこの米のとぎ汁に、ＥＭを入れることによって、逆に川や海をきれいにする浄化力のある水にすることができます。

■　材　料　と　道　具　■

米のとぎ汁・・・２L～とぎ始め（１～２回目）の濃いもの
EM－１またはEMW・・・２０ｃｃ
糖蜜または黒砂糖・・・２０ｃｃ
他、ペットボトル、ジョウゴ、ボオル

●　米のとぎ汁EM発酵液の作り方　●

１

ボールに、上記のＥＭと糖蜜、とぎ汁を入れよく混ぜる。

２

混ぜたものを、ジョウゴを使ってペットボトルに入れる。

３

しっかりふたを閉めて密閉状態にする。

４

冷蔵庫の横などの温かいところに置いて４～７日で出来上がり。

米のとぎ汁発酵液は時間が経過しすぎると（１０日以上）、腐敗して悪臭を出すようになります。活用は早めに使用してください風呂や洗濯には、上澄み液を使用し、沈殿した米のとぎかすは、畑やプランターなどの土に入れるとよいでしょう。

成　功　す　る　ポ　イ　ン　ト

EM、糖蜜（または黒砂糖）をちょっと多めに入れる。
とぎ汁、EM、糖蜜（または黒砂糖）はよくかき混ぜる。
温かい所（30～40℃）に置く。冬場はお風呂のお湯につけておくとよい。
密閉はしっかりする。発酵が始まったら必ずガス抜きをする。
前回作った米のとぎ汁発酵液（上手に出来たもの）を１/１０程度残しておき、その中に新しいとぎ汁、EM、糖蜜（または黒砂糖）を加えて発酵させる。
この作業を繰り返すことによって菌の密度を上げることが出来る。
糖蜜の代わりに砂糖を使う場合は、自然塩を少々加えると発酵しやすい。

■　いろんな使い方　■

入浴剤代わりに、上澄み液を３００～５００cc浴槽に入れる。お湯が柔らかく感じられる。

洗濯に使う。上澄み液（上記の風呂水でも可）を３００～５００cc洗濯機に入れ、汚れた衣類を一晩浸しておく。翌朝、洗剤（できれば粉セッケン）を通常の半量ほど入れて洗う。襟元の汚れや油染みなどがよく落ちる。（色の出やすい物、真っ白な物は要注意）

トイレや台所の排水口に、上澄み液を流す。排水管の嫌な臭いやヌメリが取れる。
浄化槽もきれいに。

家庭菜園やプランターの野菜や花に、追材（追肥）として１００～５００倍に薄めてまく。
葉面散布する場合は１,０００～２,０００倍に薄める。

EM発酵液で掃除、洗濯の使い方はこちらから

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