四姉妹とおうちのそだて方

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アボカドを種から育てる

● アボカドの種まき ●
水に浸けておくか、土に埋めておけば簡単に発芽します。アボカドを食べる時に、包丁でぐるっと1周させてタネを取り出した場合には、タネに包丁の傷がついていますが、問題なく発芽します。
実から取り出したタネは薄めた洗剤を使ってよく洗い、油っぽさが残らないようにします。実が付着していると水が腐りやすく、吸水性も悪いです。また、果実には発芽を阻止する物質が含まれていますので発芽しにくいです。
冷蔵庫に入れて保管していた種は発芽能力が落ちている場合があります。確実に発芽させたい場合は使わない方が無難です。
実から種を取り出したまま乾燥させてしまうと発芽しません。タネはすぐに水に浸けましょう。
アボカドの種には上下があり、平らになっている方が下です。初め、そこから割れて根が出ます。

● アボカドの水栽培 ●
水に浸ける方法は、発芽の様子が見えるので、台所の隅に置いておけば、いつでも楽しむことができます。私はプリンや納豆の容器にアボカドの種を入れ、発芽させました。部屋の中だったら1年中発芽できます。
種の半分を水に浸すようにします。全部、水に入れてしまうと呼吸ができなくなり、腐ってしまいます。水を腐らせないためにも容器又はタネの内側がぬるぬるにならないように水を替えましょう
暖かい場所に置いておきます。ただし、乾燥を避けるため、直射日光には当てないようにします。最低気温は15度以上にします。
種には上下があり平らになっている方がで割れて根が出ます。とがっている方には芽が出ます。
種が割れるには1~6週間かかります。
水だけで栽培していても、半年くらいは成長して数枚の大きい葉をつけますが、早いうちに鉢植えにしたほうがよいでしょう。

● アボカドの鉢植え ●
土に埋める方法は、タネを土に埋めて、土を湿らせておけばいいので、はるかに楽です。
夏場はそのまま室外においても良いですが冬は、室内に入れ、できるだけ5℃以上にします。気温が下がるようなら、ビニールなどで覆います。観葉植物として葉をきれいに保ちたいならば、最低室温を10℃くらいにするとよいようです。室内を加温し、アボカドが成長しているならば、1日に1回の水やりを行います。室内を加温しないならば、成長が止まりますから、土が乾いてきたら少量の水を与えます。低温時に過湿になると、根腐れを起こしますから、水のやりすぎには注意しましょう。
気温が低くて、冬に葉を全部落としてしまっても、茎が生きていれば、春になればまた葉が出てきますから、捨てないで!


● アボカドを観葉植物として育てる ●
アボカドは鉢植えでも状態が良ければ数十センチも伸びますから、数年でかなりの大きさになります。観葉植物として育てるには剪定してコンパクトにまとめます。剪定は冬に剪定するのが木に与えるダメージが少ないです。剪定は、2年目の冬からしても大丈夫です。2年目の木では、根元から15cmほどのところから切っても、切り口のすぐ下から芽がでてきます。 アボカドは、幹からの芽吹きが良く、特に茎が緑色の部分から良く芽が出てきます。
切り口をそのまま放置しても特に問題はないのですが、大切に長年栽培しようとする場合には、切り口にゆ合促進剤を塗っておきます。ゆ合促進剤は、切り口の治りを早め、病原菌の侵入を防ぎます




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