サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2020.08.06
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政治家は使い捨てでいい
Mother Tree 」 なのですが、各楽器群の選択と出し入れが、例によって快調そのもので、何だかいつかどこかで(例えば昔、テレビのCMで)聞いたような懐かしさを感じてしまう。これは何も曲調が古いだのと言っているのではなくて、私たちが作り手側の「歌心」に素で触れられる瞬間というのには、そういう感じ方もあるということです。
 逆に言えば、今どきの音楽や文学、あるいはその他さまざまな社会事象で、素のままスッと我が身に引き寄せるには、ちょっとためらってしまう事例が、とくにコロナ禍以後、多くなったような気がする。

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの吉村大阪府知事、先般の「うがい薬」問題でまたまた話題沸騰ですが、どちらかというと関東の中央局メディアで、医事専門家やコメンテイターも含めて、「拙速」だの「買占めを助長した」だのといった批判的な意見が多かったように思う。では吉村知事や松井市長が、そうなるだろうことを予想しなかったかと言えば、もちろんそんなことはなくて百も承知。しかしこの「維新」のツートップには、「お行儀よい政治」をやる気は、ここから先もないらしい。「そんなこと言ってる場合か」という構えが、会見場に現れていて面白かった。

 この半年間、武漢ウイルスの挙動を見るにつけ、つくづく思うのは、この病原体は「人の常識的予測と淡い願望を、常に裏切る仕方」で、感染を拡大させて来たということでしょう。当初インフルエンザより感染力も致死率も低いと言っていたWHO、社会的免疫を獲得するために、あえて防疫を行わなかったスウェーデン、勝利宣言をしようとするたびにクラスターが発生した韓国、春になればほっといても収まると公言したトランプさん、挙げていけばキリがないですが、医療従事者あるいは専門家さえも、誰も彼も手痛い打撃を受けて口をつぐむ中、明らかに有意な数字上の違いが、アジア諸国と西欧諸国の間で出て来て、「ファクターX」なるものの存在が、特に日本でささやかれるようになりました。
 曰く「公衆衛生の意識の高さ」だの「自己規律」だの「医療体制の完備と、従事者のモラルの高さ」だのといったことですが、緊急事態宣言解除後の感染の増加を見ていると、事柄はそんな高尚な話ではなくて、要は人が家に引っ込めばウイルスも引っ込む、外へ出ればウイルスも一緒に顔を出してくるというシンプルな状況が、いよいよハッキリしてきたということじゃないか?
 今だにウイルスという存在は、生物か無生物か判然としないようで、逆に生命の定義の仕方によって、それはいかようにも変容する、つまり人間の都合によってどちらとも取れるという態様を持っているようです。間違いないのは、この武漢ウイルスにかんしては、それは優れてヒトに付随し、ヒトの振舞いかたによって、増殖と減衰を繰り返すということでしょう。と考えれば、仮にウイルスを無生物と規定すれば、これはある意味「マネー」と酷似した様態を持っているということですね。ヒトが動かなくなれば経済は頓挫するし、ひとたび動き出せばマネーは逆方向に移動を開始するのです。

 今、巷間に言われる「With Corona」とは、「マネーとウイルスのダブルクラッチで過ごしましょう」ということで、どっちが先にネを上げて退散するか、というようなチキンレースは、かなりな敏腕レーサー(青山さんみたいな)でも、なかなか難しいのではないか?
 現在、日本は第二波に見舞われていると言いますが、そんな区分はどうでもよろしい。肝心なことは「心配だけれども、今は見守るしかない」。では、「じゃあ、この推移が第一波の時と同様、いつか収束するのか?」と言われたときに、それを「そうだ」と根拠を持って断言できる人は、誰一人いないということなのです。とすれば、それが逆目に出て春のニューヨークやイタリアのような惨状を呈していいのか、という話になるのですが、どうもそういう想像をする人は日本では少ないらしい。考えてもみてください。毎日数千人単位の感染者と数百人単位の死者が、バタバタ出てくる生活って想像できますか?


 この人、見かけより「ケンカ好き」というか、「負けず嫌い」のようですね(藤井君もそうですが)。何だか映画「プラトーン」に出ていたW・デフォーという俳優の面構えを思い出してしまいました。それもこれも、この人がいつも言っている「政治家なんて使い捨てでいいんですよ。有権者が必要とすれば選べばいいし、いらなければ落とせばいい。それだけのことです」。こうした構えの政治家、行政マン果たしてどれぐらい日本にいるのかしらん。いっそ「維新」はこれを党是にしたら。
「政治家は使い捨てでいい」





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Last updated  2020.08.06 17:55:55
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

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