会長のぶらぶら日記

会長のぶらぶら日記

第31期経営計画発表にあたり


56豪雪の写真添付
「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年にして歴史成る」

第31期 経営計画発表にあたり
昭和55年2月、あの56豪雪の1年前に当社は創業いたしました。以来、めまぐるしい経営環境の変化の30年間でありました。
前期は創業以来の厳しい決算を迎えることとなりました。これは変化に対応出来なかった社長の責任であり、社員に対し申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし心配ありません、この時のために利益の蓄積を続けていたのです。非常時の資金、社員の人件費の予備、チャンスには他に先駆けて投資できる未来投資積み立てなど「利益は会社と社員を守る防波堤である」と故・一倉定先生の教えを守ってよかったと実感しています。
「会社の永続は経営目的そのものであり、利益蓄積は永続に欠かせない」といわれておりますが、売上を無理に伸ばさず、倹約、縮小、時には「小さくする能力」も必要となる場合もあります。どんな不況でもびくともしない会社、まず生き残ること永続することが社長の役目と自覚しています。
ダーウインの「最も環境に適応したものだけが生き残る」。これがわが社の生き方であり、30年の年輪です。
7年目を迎えた福祉事業もおかげさまで自立でき、ようやく本業を支える柱になりつつあります。最初はまったく異質で相まみえることがなかった2つの事業が、時代の要請で、企業の社会的責任CSRや地域の期待の変化が起こりつつある中、わが社とグループの「地域密着事業・・・」の企業理念は変わるものではありません。お互いに経営資源を融通しあい、かかわりを持ちながら、強さとやさしさを兼ね備えた「優れた連携スタイル」を強みとし、他にまねることが出来ない経営形態として力をあわせ、地域社会に貢献し、尊敬される集合体としてともに成長できればと考えております。
この経営計画書はわが社が発展し永続するためにやらなければならない目標とお客様への姿勢と心構えを社長自らが書いたものです。方針は、わが社の魂であり憲法です。
社長はもちろんのこと全社員はこの方針を固く守り、実行し、日常の行動基準としてください。
この経営方針と目標の結果責任は社長にあります。方針の実施責任は社員皆さんにあります。
社員の皆さんやご家族の幸せな人生のために社長は先頭に立って取り組んでまいります。運命共同体である社員とともに一致団結してこの難局を乗り切ってまいる所存です。
平成21年4月25日
代表取締役 樋口功

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: