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今月読んだ本をまとめて。
清水義範 「夫婦で行くイスラムの国々」
内容は言うまでもなく、清水夫婦によるイスラム圏の国々の旅行記。
作家による紀行文は結構気取ったものが多いけど、本作は普通の旅行者感覚のツアー体験記というところが逆に好感持てます。
ただ、清水義範による旅行記なので、かなり「勉強」にもなります。
三崎亜記 「刻まれない明日」
ある日突然町から3千人あまりの人々が消失してから、10年。遺された人々の喪失感と再生を描く連作的長編。
「姥捨て山」後日談的ストーリー。
捨てられた老婆たちが築いたコミュニティーは……。
いろんな意味で、すごいです。
誉田哲也 「武士道エイティーン」
剣道に情熱のすべてを注ぐ2人の女子高生を描いた青春まっしぐら「武士道」シリーズ完結編。
「幸田文 台所帖」 青木玉(編)
幸田文による台所仕事や料理に関するものだけを集めた随筆集。
(小説「台所のおと」も収められてます)
これを読んでわが身を振り返ることができません……。
久田恵 「家族がいてもいなくても」
「老後」を迎えた人々のエピソードを交えたコラム集。この時代、配偶者がいてもいなくても、子供がいてもいなくても、自立の精神を持っていないと人生を最後まで全うできないかも……と思わされます。
アニカ・トール 「睡蓮の池」
ナチスの迫害を逃れてスウェーデンに疎開してきたユダヤ人姉妹を描いた「 海の島
」の続編。
本作は、姉のステフィーの中学生生活を中心に物語が展開。
思春期の少女たちの姿はいつの時代も国も共通だなと実感します。
ただ戦争の影は、スウェーデンにも及んできます。
道尾秀介 「向日葵の咲かない夏」
クラスメートの死の真相を探る10歳の少年の姿を描いたミステリー。賛否両論に分かれた作品だと聞いてましたが、納得……。
……ということで、続きは次回。
4月に読んだ本(その2) 2010年05月19日 コメント(2)
4月に読んだ本(その1) 2010年05月17日 コメント(4)
林芙美子 「放浪記」 2010年04月19日 コメント(2)