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聞き手:鈴木環那女流三段
<インタビュー>
菅井:「一局でも多く指せるように頑張りたいと思います」
吉池四段のことを若くて強くて強敵とおっしゃっておられました。
吉池:「ずっとトップ戦線で活躍されてる先生で振り飛車のスペシャリストと
いう印象です、粘り強く指したい」
序盤、菅井八段は三間飛車へ。
20手程で先に仕掛けていきました。
鈴木環:「後手の方はどんどん捌いていきたいという所なんでしょうか?」
さて菅井八段が吉池四段の右玉を封じた形に。
▲4五銀
黒沢:「強気、強気で返していこうと。菅井八段がここ数手は
選択を迫られています」
力戦形でお互いの価値観がぶつかりあう将棋との事。
黒沢:「4五銀が輝いてますね」
▲3四銀へ。
後手からの返し技がたくさんある局面だそうです。
黒沢:「ここは(後手の)腕の見せ所」
△3二金→▲2二歩成→△同銀→▲4一角打→△2七歩→▲同飛車
△2六歩→2八飛車
鈴木環:「(飛車)逃げましたね」
先手、残り5分。
後手、残り7分。
…両者、技のかけあいになっているみたいですね。
解説陣が盛り上がっております。
鈴木環:「菅井八段の方が決断の時ですね、3二銀なのか、2九飛車成で
勝負に出るのか」
△3二銀→▲2二歩→△3三銀→▲2一歩成→△2八飛車打→▲9五歩
△2九飛車→▲9四歩→△9二歩
鈴木環:「9筋は先手がだいぶポイントをとったと思うのですが」
吉池四段は30秒将棋に入りました。
AIは先手やや良し。
▲5三桂
黒沢:「これが決まらないと悪手に…この判断がどうでるか」
局面が進んで互角に。
すごい終盤。
黒沢:「熱戦が続いていますね」
△7四歩
黒沢:「(後手は)勝ちにいっていますね」
ひえ~後手の2枚飛車。
△5七桂
黒沢:「これ一番勝ちにいった手ですね」
このあとの最終盤も見応えマシマシ。
114手で後手勝利。
鈴木環:「一局を振り返っていかがでしたでしょうか?」
黒沢:「非常に面白い将棋でしたね、名局と言っても…
紙一重の攻防、菅井八段の玉がかわし切りましたけど
少しの違いで吉池四段も捉え切っていた所もあったので」
<インタビュー>
~△3五歩と早めに仕掛けていきましたが作戦だったのでしょうか?~
菅井:「やってみようかな、と。そんなに自信があった訳では」
~中終盤激しい展開が続きましたが形勢はどのように?~
菅井:「端を詰められた所は苦しいのかなと思っていたんですけど
正確な判断はちょっと分からなかったです」
~積極的に中終盤動いていたかと思いますが形勢はどのように?~
吉池:「捌き合いになってしまったので自信が持ててはいなかったです」
~端を詰めて▲5三桂打の辺り、形勢はどのように?~
吉池:「端を詰めたのはポイントかな?と思っていて、その後
どういう風に攻めていいかという所で正確な判断が
できてなかったかと思います」
感想戦は△5三桂打の所から。
勝利した菅井八段は次戦、佐々木勇気八段と対戦です。
第75回NHK杯戦 先手・永瀬拓矢九段… 2025.11.09
第75回NHK杯戦 先手・佐藤天彦九段… 2025.11.02
色んな懸案がございまして 2025.10.30