☆砂時計☆

☆砂時計☆

空


幸せでしたか...?

貴方は
私の体の中でしか
生きられなくて
気づけば
動いていた手は
止まっていたね
前はあんなにも
元気だったのにね
この地に
立たせてやれなくて
ごめんね
何も
してやれなかったね
お父さんの顔すら
見せられなかった
抱いてあげる事も
出来なかった
ごめんね
あんな小さな手が
あんな小さな体が
あんな小さな貴方が
頑張って生きていたのに
お母さんは
貴方を
最後まで
生かせられなくて
ごめんね
親子一緒に
何処かに
行きたかったね
無理だったね
こんなお母さんでごめんね
それでも私は
貴方が私を
お母さんに選んでくれて
お父さんを選んでくれて
すごく嬉しいよ
ありがとう
こんなお母さんを
貴方は
許してくれたんだね
ありがとう

空に向かって
貴方に叫ぶよ
見えないけれどね
ありがとうって

貴方は
温かかったんでしょう
手を握れば
握り返してくれたでしょう
きっとね...
でもごめんね
お母さんは
貴方の体温も分からず
貴方と
お別れしてしまったね
ごめんね

私は今も
貴方と空が
大好きです
どうかまた
誰かとの愛に
貴方が呼ばれたなら
また私たちの元へ
帰って来てね...

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このポェムは
携帯小説として話題の
「恋空」の「恋来」
を読んで
若月が流産した母親の感情を
考えながら
書いたものです。
命って大切だね

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