なぽっちの寝ぼける日々

なぽっちの寝ぼける日々

寝ぼけはじめたのは・・・

私が寝ぼけ始めたのは、はっきりいつかは覚えてない。
でも平成8年頃からであるのは間違いない。
その頃、勤めていた会社が、売上があまりあがらないので、社員を
締め付けだした。営業マンにはノルマの達成が義務付けられ、われわれ
事務員ももっと早く会社に来て、残業をもっとしろと言い出した。
もともと残業代の出ない会社だった。もちろん、それ以降もそんなもの
出はしない。そしてボーナスは全然上がらないし、昇給も少ない。
私はがんばって早く会社に行くようにした。そんな中、私に会社は
事務職から営業に移ってほしいと言い出した。しかも車での運転は絶対
出来るようになってほしいと・・・自慢じゃないけどペーパードライバーの
私に、それはもう辞めろと言うのと一緒の言葉だった。
でも辞めても行く宛てもない・・・営業の仕事をがんばるしかなかった。
事務職の頃より出勤時間は早くなった。車もオートマだけど運転出来るようにも
なった。その頃から、寝ぼけだしたのである。
夜中、飛び起きて階段をものすごいスピードで駆け下り、台所の電気をつける。
そして台所の時計をじ~っと見つめる。何時かわからないのだ。
あるときは食パンを焼いたり、夕べの残り物を食べようとしたり、
実際に食べたり・・・
服を着替えようとしたりもする。部屋の電気つけて、テレビをつけて
今何時?今何時?と叫ぶ。
これらの事は全く覚えてなかったり、ちょっと覚えてたりする。
起きたときに「夕べは寝ぼけなかったな~」と思っていても、母や妹に
「あんた、昨日も寝ぼけたな、怖いわ~」と言われ、思い出す事もある。
しかし、平成9年についに私はその会社を辞め、すぐ今の会社に入る事が
できた。私はこれで寝ぼけるのも収まるかな・・・とかすかな期待をした。
出勤時間も今までより遅くはなった。嫌な営業ではなく事務の仕事だ。
しかし・・・5年以上たった今もほぼ毎晩寝ぼけている。
10月に、約一月、ある病気で入院していたのだが、その間だけは
寝ぼけなかった。退院して家に戻ると、一週間は寝ぼけなかった。
だが・・・今はまた元の寝ぼけ生活だ。いったいいつになったら治るのか。




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