少女はうなされていた。自分から遠ざかっていく己の弟の後姿を追って――・・・!

============考えないで。========================

「琥珀ーーーっ!!」

「珊瑚・・・っ!!?」

少女は現実に引き戻された。

「ほ・・・法師・・・サマ?」

珊瑚は無意識に手を伸ばし弥勒の頬を触った。

弥勒の肌があったかい。あぁ、夢は終わったんだ。

「珊瑚?どうした。うなされていたし、泣いてるぞ」

「えっ!!?」

珊瑚は初めて自分の目尻を伝う涙の存在に気づいた。目が覚めても止めなく零れ落ちてくる涙。

慌てて珊瑚はごしっ、と涙を拭いた。

「琥珀の夢・・・か」

「え??」

「"琥珀〟と繰り返し叫んでいた。あまり大きい声を出すと左右の部屋にいる七宝と雲母、

かごめさまと犬夜叉が起きますよ。」

あぁ、そうだった。

今日は空いた宿に泊まれることになって、くじで部屋割りをしたんだ。

「・・・・法師サマ?」

「なんです?」

"珊瑚は乙女の涙を流す"と弥勒は優しく言った。が、その思いは崩れた。

「私になんかしてないよね。まさかとは思うが。」

「はぁ?何もしてませんよぉ、夢でうなされていたか弱いおなごを襲うなど。。。」

「や、何も襲ったかとは聞いてない。やっぱなんかしたんだ」

「い~え~、してません~~・・・」

「ウソばっか!はけ!じゃないと雲母に食べさせるよ。」

「してません!!!」

「ほんと~~~に、ほんとぉぉおぉぉーにしてない?」

「はい。」

「じゃあ・・・いい。」

きっと珊瑚は気づかないだろう。

良く自分の顔を見ないと。

自分の左頬に赤く残った、甘い痕。

弥勒が寝る前の話。

「最悪だよ。この不良法師と・・・一晩過ごさなきゃなんないなんて。」

「ま~ま~、いいじゃないですか。大体部屋割りはくじで決めたんだし、ね?ここで一緒の部屋になれたのはなんかの

縁です。いいじゃないですか」

「調子良いんだから。」

「でわ寝ますか~~」

弥勒が珊瑚の布団に自分の布団をぴたりとつけた。

「何で隣に来るのさぁ!?」

「寒いですよ~、今日は」

「結構。半径1m以内に入ってきたら・・・!!(脅」

「・・・ちっ。はいはい、わかりましたよ~~」

弥勒は渋々布団を離した。

「珊瑚・・・?」

「ん ん ?何」

「眠そうですからまた今度にしてあげます」

「なんなのさ。今寝れそうだったのに~~・・・!」

「すいません」

「法師サマ?」

「はい?」

「眠そうだから。。。また今度ね」

「なんですか~、せっかく人が寝れそうだったのに」

「ごめん」


そんな会話から・・・10分程だろうか。時が過ぎた。

「珊瑚」

「―――・・・、 すー・・・ 」

「早ッ!!(がーん)」

「まったく・・・寒いといったのに布団を蹴飛ばして・・・!」

弥勒がのそのそと珊瑚に布団をかけに立った。

布団をかけようとして・・・弥勒はふと珊瑚の顔を見た。

天使のような顔をして眠る珊瑚――・・・!いろんな重荷を心に背負って、泣きたいときも泣けない少女。

弥勒はそんな少女の寝顔を見て・・・素直に思った感情。

"可愛い〟―――・・・!

年下とか兄弟に対しての感情とは明らかに違うものだった。

珊瑚を旅の仲間としてじゃなく"女〟として見ての感情。

弥勒は吸い寄せられるように己の唇を"珊瑚〟と言う少女の柔らかく、美しい頬にそっと・・・

硝子を扱うかのように――・・・、口づけた。

最初はすっ、と口づけてすっ、と離れるつもりだった。

だが珊瑚の頬は思った以上に暖かく、柔らかいものだった。

その感触に弥勒は唇を当てる程度だったものを徐々に深いものへとしていった。

そして唇を離した後に自分が口づけていた辺りには赤い痕が残っていた。

弥勒はそれをぱっと見たが暗がりだったのでよく判らなかったらしく

そのまま眠りについた。

そして、今に至る。


「もう起きちゃったよ。まだ夜中の3時だってのに・・・!」

「私も同じですよ。」

「・・・む。 顔洗ってくる!」

「(なぬ!!?)」


「はぁ。。。琥珀の夢・・・こんなことが何時まで続くのかな」

珊瑚は顔を軽く洗い、自分の顔を良く見た。

「・・・ん?――・・・あ・あれ?何・・・これ。虫にでも刺された?」

軽くその赤らみへと指で触れた。

「虫刺され・・・じゃないみたいね。何だろ。」

「珊瑚どうした?」

「法師サマ。これ、虫刺されじゃないみたいなんだけどなんだろ。」

「(ぎくっ)・・・なんでしょうね。(←すっとぼけ~・・・/汗)」

「は~・・・琥珀の夢が出てきてうなされることがこれから何時まで続くのかな。」

「・・・・珊瑚」

弥勒はすっ、と手を伸ばし珊瑚の方に回すと少し力を入れて珊瑚を抱き寄せた。

「な・・・・やだ!・・・ちょっと・・・・っ法師サマ!!」

「考えるな。辛いときは辛くなる原因を考えるな。それでも脳裏から離れないものなら・・・」

弥勒は珊瑚を抱きしめている腕に力を込めた。

「大丈夫・・・だよ・・・っ、あたしは・・・っ大丈夫だよ・・・ぉっ」

珊瑚の瞳(め)からまた涙がこぼれた。安心と未来(あした)への不安。

「大丈夫・・・大丈夫。」

弥勒は珊瑚の髪の香りを感じながら、自らの手で珊瑚の方をポンポン、と叩きながら『大丈夫』と何度も呟いた。

珊瑚がふと顔を上げた。自分を慰めてくれている男性(ひと)がどんな表情で慰めてくれているか。気になって――・・・

「・・・!////」

弥勒は何処かを見る遠い目で自分のことのように苦しそうな顔で自分を抱きしめていた。

弥勒は珊瑚が顔を上げていることに気づく。

「落ち着いたか?」

「・・・・う・・・ん」

曖昧な答えだった。またしばらくすれば琥珀の事で辛くなるのは目に見えていた。

「また辛くなったらこうしてあげますよ。」

弥勒が笑顔で言った。

「じょーだんwもう結構です。ご好意どうもありがとう」

「そうですか?でわ今回の慰めの礼を頂かなくては・・・ね」

「え?」


一瞬世界が真っ白になったように見えた。


「ん・・・っ」

(もう判るよね?by妄想達人(笑)楼希)


「‘いつまで’や‘いつか’は今考えなくて良いんだ、珊瑚。ただ今生きる事に精一杯の力を使え」

そんな言葉が眠りについた珊瑚の頭の中で優しい響と化して木霊していた。


=======こめんと====================
楼「きゃわわ~~!!ありえなさすぎでゲ●吐きそう。。。甘すぎますわ~~っ!!」
珊「ったく冗談じゃないよ、あたしとこの不良法師が////」
楼「いや~んwだって書くの楽しいんだもんwこんなことがあったらうれしいよぅw視聴者として~~wいざ書くとなると
恥ずかしいけどさww」
弥「私ならいつでもいいですよ、珊瑚とこーゆーことは」
珊「どーゆーつもりさ法師様。(弥>殴」
弥「あう・・・っ。でもまぁ妄想は人間にとって大事ですな。楼希さま。」
楼「だよね~~wやっぱそーおもう?弥勒、物分かり良いww」
珊「とか何とか言っちゃって2人とも18禁サイトとか見てんじゃないの?」
弥「私はいーんですよ。18歳ですから。」
楼「見てねーよ(←多重人格?)ってか弥勒見れないべ?PCどこでやってんのさ」
弥「・・・(←爆弾発言。)」
楼「うそだろ~~!?会いに行く~w」
珊「とにかく、雷夏こんなんでごめんね。」
楼「こんなんとは何事じゃ!3日間かけてんのよ!?」
弥「こーゆーのご希望でしたらまた是非・・・w私は全然構いませんので。」
珊「冗談じゃない。じゃ、今後ともバカな楼希をよろしくね」
弥「そうですね。この関係が続くと嬉しいですねw」
楼「漫画の中のキャラクターのくせに生意気言ってんじゃないの。とにかく雷夏、同盟参加ありがとね~w」


=========誤解説き==========================
楼「雷夏~w誤解しないように一つ。この小説のほっっっとーんどが双子の従姉妹が書いてます。(汗;
沙羅(さら)と砂羅(せら)っていう私と同じで妄想大好きな17歳ちゃんたちです。
漫画みたいな名前だけど、ホントナンダヨ、この名前。。。
あたしが『弥×珊の甘甘小説書いてほしい~』って言ったらこんなのに!!
でも結局は私も調子が出てきてしまい(笑)書いちゃいました、一部分。。。

じゃ、二人からのメッセージです。
「沙羅から『雷夏ちゃん、いつも楼希が御世話になってます。今度メール送ろうと思ってます。でゎ楼希ガキだけど、ょろしくね~』」

「砂羅から『雷夏ちゃん、初めまして。楼希の従姉妹、砂羅です♪私たちもパソコン大好きなんだけどほとんどのパソ知識は
楼希に教わってたりして...!
じゃぁ雷夏ちゃんのHPに今度遊びにぃかせてもらぃますねぇ~~v』」

ってなことですwでわね。。。

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