1回目の発達相談から、そうあかないうちに2回目の発達相談が決まる。
今回児童心理科の先生に診てもらう。
今日は凌の大好きなお父さんも一緒だ。
何故、旦那についてきてもらったか?
凌が多動で話どころではなくなるという事もあるが、
未だに”大丈夫、子供はこんなもの”と思ってる旦那に現実をしっかり見据えて欲しかった。
世の中未だに子育ては母親がやるものと言う風潮が残っている。
しかし障害のある場合は特に周りの理解がないとやっていけない。
一番近い父親がもっと関わっていかなければいけない。
治ることのない障害は正しい方向に導いてやらないとその子の一生に関わる。
”大丈夫、うちの子は何処も悪くない”
という現実から逃げる後ろ向きな呑気さでは子供は成長しない。
”大丈夫、何とかなるさ”
という強い前向きな姿勢で取り組んでこそ子供も親も成長するんじゃないか。
旦那は発達相談について来てもらうまでは前者の方だった。
発達相談についてきて現実を目の当たりにした今では後者に変わってくれた。
さて、発達相談の内容はというと
この日までに書いた問診表と前回の検査の内容を見て親と質疑応答という形で
凌はその辺で遊ばされていた。
その中の質問で私は”凌の行動はイディオ・サバンによるものか?”と書いておいたのを見て
「よく知っておられるね、勉強したのね~」と言われた。
なんかバカにされたように感じたのは気のせいだろうか。
なんかこの先生、早口で高圧的。
”凌の遊んでるものを取り上げるとどうなるか?”という実験まがいの事もした。
わーわーパニくって泣いている凌を見て
「ふんふん、こうなるのね。」
なんか嫌な先生。凌に対して「ゴメンネ」の一言もない。
結局1回目と大してかわらない内容のことを言われて終わり。
実は現場の医者ではなくて京都の大学で児童心理を教えている教授だと言う。
どうりで子供の扱いは下手というより見てるだけでかかわりを持たないし
それらしい喋り方だったと納得。
帰り道、旦那とあの先生にはもう会いたくないということで意見が一致した。
その日発達専門の先生に療育手帳の申請のメリット等をいろいろおしえてもらい
早速、申請することにした。
これがあると「障害者」として位置づけられるが
親の見栄やエゴで申請すらしないというのはいけないと思う。
私にはそれを貰うことのデメリットより凌に対してのメリットの方が大きい気がする。
この先、凌になにかしてやるのにも、凌が1人で生き抜くためにも
持っておいたほうがいいと判断した。
こうして療育手帳の申請もし、かかり付け医に報告もした。
(少し相談してたので)
すると、医大で見てもらえるとのことで紹介状を書いてもらえる事になった。
でも、自分でそこの小児神経科に℡して予約しないといけない。
帰って早速連絡すると、少し引っかかることもあったがすぐに予約が取れた。
そして医療面での本格的な検査も始まった。
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