江戸東京ぶらり旅

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料亭街<神楽坂>

神楽坂を歩く


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 聞いただけでもわくわくしますね。おじさんなら一度は行ってみたい料亭街。とは言え,今や商店街ができてしまい,昔の面影を残す場所は限られてしまいましたが,それでも「チン トン シャン」と聞こえてきそうな情緒ある場所も残っていますよ。

神楽坂にダイレクトに行くには,地下鉄東西線の神楽坂駅で降りるか,大江戸線の牛込神楽坂駅
で降りればよい。「神楽坂」の坂そのものを歩くのであれば,JR飯田橋駅からが良い。駅を出ると,「早稲田通り」。外濠(そとぼり)を渡り,さらに「外堀通り」を渡ると上り坂が続いている。これが神楽坂だ。また,東西線の早稲田駅で降りて,神楽坂駅方面へ歩くという手もある。この場合,早稲田駅を出たら,すぐ近くの交差点付近にある穴八幡(あなはちまん)神社に寄ってみましょう。小さな神社ですが,境内にある大きなシイの木は見事ですよ。

ところで,かつて飯田橋方面からこの坂をお神輿(みこし)を担いで,エッチラ,オッチラ登ったのですね。目的地はさきほどの穴八幡神社です。結構急な坂だし,またこれが長い坂・・・それで途中で休憩。この休憩所が坂の途中にあって,休憩中に江戸城に向かって神楽を奏する習わしがあったというのですね。それでこの坂が「神楽坂」と呼ばれるようになったとか。

 このあたりは,かつて「牛込区」と呼ばれていました。飯田橋駅と牛込神楽坂駅を結ぶ線の中間あたりにある光照寺は,もと牛込さんの居城である牛込城があったところ。大江戸線の駅名が「牛込神楽坂」と命名されたのも納得!ですね。尾崎紅葉も夏目漱石もこの坂を歩いたはずですよ。

神楽坂まちの手帖(第11号) 密着タウン誌 『神楽坂まちの手帖』第12号(2006年春号) 漱石2時間ウォーキング

大江戸線音頭|東京名物大江戸線小唄 密着タウン誌 『神楽坂まちの手帖』第13号(2006年夏号) 東京ウォーキング(no.12)

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