高校2年生



土日で彼氏がバイトの時は過食をし、学校の日は何も食べない。
そんな生活の繰り返しだった。


彼氏が浮気をした。
今まで私にベタ惚れしていた彼氏が浮気をした。

ある日の帰りに「好きな人ができちゃった」といきなり言われた。
しかもかなり本気で付き合いたいと言ってきた。
「別れてほしいってこと?」
と言ったら
「うん。でも、もしダメだったらまた付き合って」
こいつ何考えてんだ?
即効、別れた。

偶然買い物してる時に彼氏が好きになった子を見つけた。
背がちっちゃくてちょっとぽっちゃりしてて胸がでかくてショートで
かわいい子だった。
私とは正反対な感じだった。

彼氏と別れた後、私はすぐに彼氏ができた。
駅でよくナンパされてた人だ。
なんかむしゃくしゃしてた私はすぐにOKした。

後から聞いた話だと、私がこの駅を通るのを知ってていつも待っていた
らしい。
すごく優しくてかわいい人だった。
でも、その人とは1ヶ月で別れた。

結局、好きだった子には振られたらしい。
すぐに私のところへ帰ってきた。
その時、私にはナンパされた彼氏がいたから付き合えないと言ったら
「なんでもするから別れて!」
と言ってきた。

そしてその言葉通り、彼氏とは別れてなんでもしてもらった。
煙草は毎日買ってもらい、親からもらった小遣いを全部私にくれた。
それだけじゃ足りないから彼氏が一番嫌がることをやらせた。
学校ではクールで後輩にキャーキャー言われてる奴だったから
みんなの見てる前で土下座をさせた。
「もう浮気はしません。また付き合ってください」
と、でかい声で何回も言わせた。


彼氏が携帯を変えた。
私と同じ携帯にかえた。
携帯にシークレットがあることを知らなかった彼氏は
すぐさま私の携帯のシークレットを見ようとした。
暗証番号がなくちゃ見れないため私に聞いてきたが、教えても教えなくても
怒られるのは一緒だから、教えた。

もちろん激怒した。
謝っても無理だった。とにかく怒って怒って怒りまくり。
何時間も怒られっぱなしで私も逆ギレし、2人で殴りあった。
前々から力には自信があったもののやっぱり男の力にはかなわず
私はそこら中にあるものをなげつけ彼氏の家から出て行った。

その後のメールが
「テレビとコンポとビデオの修理代払え」
だったから、私はキレた。

昔の悪友に協力してもらい彼氏をボコボコにした。
そして私に土下座して謝らせた。

それだけじゃ気がすまず、学校に無許可でとったバイクの免許のことを
バラし停学にさせた。


人生には何度かモテ期があるっていうけど、私の場合この時期がそうだったんだと思う。

とにかくもてた。
他校の生徒からは数え切れないほど告られたし
外を歩いていると必ずナンパされた。
学校の中で一番かわいいとまで言われた。
ファンクラブがあると聞いてもっとビックリした。

私は彼氏と本当にキッパリ別れることにした。
いつも待ち合わせをしてた場所に彼氏を呼び出し
「男と遊びたいから別れて」
と言った。
彼氏は断った。あんなに私から嫌がらせをうけてきたのに。

「男と遊んでもいいから、メールしてもいいから、お前の言うとおりに
していいから、別れないで。お前しかいないんだよ」

彼氏はボロボロだった。
出会った時はすごくかっこよくて自分に自信がありすぎる程あって
本当にもてていた。
それが許せなかった私は、彼氏をどんどんブサイクにしていった。
そんな髪型似合わない、もっと太ってる人が好き、色白すぎ、キモイ。

目の前にいる彼氏は去年とは全然違う、明らかにダサくなっていた。

誰とでもすぐ仲良くなれる彼氏に対して、許せなかった私は
学校中に彼氏の悪口を言いふらした。
そのせいで、みんなからマザコンと呼ばれバカにされるようになった。

こんな奴と対等に話しているのはハッキリ言って私だけだ。
お前しかいないって言うのは本当のこと、誰もこんな奴相手にしない。

「別れる」
それしか言わない私にやっと折れた。
「分かった。けど、最後に殴らせて」
殴られてもいいようなことは何回もした。
殴られても全然かまわなかった。

私と彼氏は2時間ぐらい殴りあった。
無言でお互い殴り続けた。

彼氏は泣いていた。

彼氏の涙を見たのはこれが初めてだった。

「今までありがとう」
って言ってきた。


遊びまくった。
別れてからは、とにかく夜も眠らず男と遊んでいた。
誰の告白にものらないで、いろんな男と遊びまくった。
この頃から拒食症になり、私の体重はみるみる落ちていった。

夏が終わった頃、警察に捕まった。
3回目だった。
次はないと言われた。

秋になり遊ぶのにも飽きた頃、私は親友をつれてドラッグストアに行った。
前々から「私も盗みをしたい」という彼女に私は手本を見せてあげた。
そして、親友は生まれて初めて盗みをした。
店を出る瞬間、警報機がなった。
親友は捕まった。
私もパクったが、先に店を出た親友だけを店の人は捕まえた。
私は親友が捕まるのをただ、見ていた。

親友は停学になり1ヶ月間学校に来なかった。
親友の親に拒否され、私は親友に会うことができなかった。

学校で先生に事情を聞かれた時、先生たちには全て気づかれていた。
「ひどい友達だな、お前」
そう言われ、私は何も言い返せなかった。


私に嫌がらせメールが来るようになった。
今日のパンツの色は?何カップ?どんなタイプが好き?
中学の男友達からのメールだったので、おもしろ半分で答えていた。

そのメールの内容がチェーンメールとして私の学校のほとんどの人に
まわされた。
誰のか知らないが胸や股間の映像まであり、それが全て私の映像とされていた。
「私とやりたい人はココに電話してね」
と電話番号までのせてあった。

私はすぐに送信元の友達にメールをしたがメール拒否。電話も拒否されていた。

みんなには変な目で見られるようになり、それまで私にかまってた男たちも
いっせいに引いていった。

その中でも一人だけ私に何回も告白してくる人がいた。
その人は早く言えば暴走族。私の学校には族の人が多かったけど、その中でも上の方の人だった。
ハッキリいってかっこ悪い。
丁度、私はいろんなことにムカムカしていたから、私にデレデレしてくるそいつが
きもくてたまらなかった。
だから、私は言ってやった。お前、きもい。って。

それからは、もう本当に散々だった。
卒業するまでずっとそいつの嫌がらせの嵐だった。
私が歩けば缶をなげつけてくるし、罵声をなげてくるし・・・。
少しでも反抗したら殴りかかってくる勢いだった。
それでも、私の靴にツバがはかれていたとき、耐え切れずそいつに文句を言った。
思ったとおり殴りかかってきたが、通りがかった先生がとめてくれた。

そんな感じが卒業までずっと続いた。


冬休みになり、私は過食症になった。
食べることで何もかも忘れられた。
食べていなければ思い出しちゃうから、食べるしかなかった。
食べては吐き食べては吐きの繰り返し。
煙草を買う以外一歩も外から出ず、ずっと食べ続けていた。







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