ニャのラブ&「いい女」「できる女」奮闘日記

彼とつきあうまで(3周年記念特別企画)


☆彼との出会い つきあいスタート、半同棲スタート(3年前の夏)
☆(2年前の夏)切り出された別れ話→「やっぱり離れられない」
追いかけて 同棲スタート
☆(今年、3年後)富士登山 ふたりの将来へ向け~


3年前の夏、、

彼は会社の先輩の飲み&スノボ友達で、先輩とその友達の間の飲み会に私も誘っていただき、彼に出会いました。

彼は2つ年下だったけど、私が女子では一番年下の25歳、彼はその二つ下でした。あとの先輩達は皆
30目前の人たちで、 彼は28,9の仲間たちの中、23歳だったけれど 少しも浮いていませんでした。
今でも甘えるのは私なように、彼は体もでっかいし、しっかりしていて見た目も大人びています。話が合うのは年上ばっかりと本人も言っています。

今より若い頃は 大人びて歳にみえない~とコンパで言われ続けたようで、それに嫌気がさしていたようですが、
彼も、今では26,7 今では逆に 若返ったんじゃない?と言われてるみたいです。


そして 彼に一目ぼれした私(何より 鋭いきれいな目に ココロ奪われました。) お酒が入り、その時は私が一番若くて、やさしい女の先輩達でかわいがってもらえてる事もあり、
調子にのって、今ではとてもできないけれど、 気に入った彼の隣をキープし、しつこく話しかけてました。
今思うとなんて女でしょう。大人な彼は 人目も気にせず 初めて会った人にいちゃいちゃする私に好感を持てず、
カラオケの部屋の外に呼ばれて 怒られました。衝撃でした。
私、いつもコンパで、お酒の勢いではしゃぐと、ほとんどのオトコの人は喜んでくれます。
彼のようなタイプは初めてでした。
その時も他の彼の友達は私をもてはやして喜んでくれたけど、彼だけ冷めて私を見てて、
最初は なかなか話すきっかけがなかったのです。

彼とは その初めてのコンパのとき、話がなかなかできなかったので、トイレまでスリッパもないのに追いかけていき、
酔ったいきおいで、「彼女いないの?」(すぐ確かめる)「 いっしょにトイレはいる?」
恥ずかしながら、私は 数々の合コンでその戦法をとり成功してたので繰り返したのですが、
彼はもちろん軽蔑しました。
その後の2次会で、彼の歌と声に 私はすっかりとろけ、彼の隣を独占、
彼のことをべたぼめし、気持ちに正直な私に、彼も好意をいだき始めたようでした。

そして私は、みんなが居る前で 携帯をとりだし、彼に見せ
「この番号登録して」と。
(相手に始めにいきなり聞くのはひかれる、
まず自分のを登録させ、彼も教えてくれたら、脈ありですね)
そしたら 彼が私の携帯を自分の携帯に登録したあと、
自分の携帯番号を私の携帯に何の迷いもなく登録してくれたときは感動でした。

その後 私は その場にいた彼の先輩2人にも携帯を聞かれました。
あとでわかったことですが、彼はそのとき あまりおもしろくなかったようです。

そして彼が1日あけてから電話してきました。
それは私が代表で出したカラオケ会員カードを彼が幹事で支払いのときから返してなかったので返したいとのこと。
(当然 私は そんなこと忘れてましたが)
私は「口実でわざともってたの?」て言ったら 「あれは絶対偶然」と。それは本当だったようです。

そして誘うのは私からが多く、丁度花火大会シーズン。 1ヶ月友達つきあいしました。

車で夜景をみながら、友達でこの雰囲気?と 落ち着きませんでした。きっと彼も同じだったと思います。
まだつきあってないよね、どうやって恋人になるのかな、彼はどう考えてるのかな?お互い探りあいでした。


結局 夏祭りのあとに行った居酒屋で、 私が「私達ってまだ友達だよね?」と切り出す。
彼「ともだちだね」私 凹。
私「ねえ、すっごく好きなんだけど」
彼 この上ない笑顔で「おう、じゃ俺達つきあおう」

私は「俺も」の言葉の方を聞きたかったのに、彼は正直で、
まだこの頃は1ヶ月時々会うだけで良く知らないので、「好き」という感情はなかったとのことです。
私は 熱しやすく冷めやすいのですが、彼は熱しにくくさめにくい。性格重視でじょじょに好きになるタイプなのです。

お店を出て、彼「キスしよっか」
人も通る路上で 私は 返事もするまもなく 二人は抱き合い、長い間キスしてました。
私はずっとそれを求めていた。彼の、他の人とは違う強引に入ってくるキスに、衝撃を受け くらくらしました。
足がすくみ、記憶がとび、彼の腕の中で抱えられていました。

立っていられなくなり、ふたりで道端に座りました。
「俺 たっちゃった」
照れつつうちあける彼 。私は誘われてるのか、試されてるのか、それなら飛び込んでいこう、
迷ってはあきれられる、と思い。

私 ・・・・「ホテルいく?」お互いそういう気持ちになったら、その機会を逃してはいけないと思いました。
今日行こう、今したい、と 気がせってる私を 落ち着いている彼がなんとかたしなめて、
その日は お別れである駅で離れがたく、裏の駐車場の車の陰で、ふたり座りながら彼に抱きかかえられ
何度も何度もキスしました。(この時の思い出は、彼がいなくてさみしいとき、彼の気持ちに不安なとき
いつも思い出し、そうすると安らかな気持ちになれ、眠りにつけます。)

翌日、彼が俺お気に入りの特別なところへ連れてってやる、といって 富士の湖に連れて行ってくれドライブで
連れて行ってくれ、昨日「明日しよう」と約束していたので、彼が口火をきりました。
その時の彼の顔を今でも覚えています。
オトコだからはっきり言おう、けど緊張で顔がこわばっていました。
運悪く 私はその日の朝生理が始まってしまいました。
ホテルには とりあえず入って、「どうしようか」 ベットの中で ふたりキスしてだきあって
そのうち彼がまんできない、やってしまおう、ということになりました。少し苦い初の思い出になってしまいました。


彼は 半年つきあった年下の彼女と、半年前に彼から
「彼女のこと好きだったけど、転勤1年後ひかえていて、そのときにどうせ別れることになるし、
その時の彼女はまだ学生で、相手に頼るばっかでこどもだったから」という
私にはなんともクールとも思える理由で別れていました。
このクールさは、彼が転勤名古屋本社に決まったときに 私にも向けられます。
彼の中では転勤が 彼女とこれ以上つきあいを続けるか続けないかを決めるフィルターとなっていました。

1年半同棲して、彼だけでは広い部屋を借りる資金が足りなかったので、
私が敷金礼金とも半分だし、毎月家賃の3分の1は出し、家具は折半してふたりで買い、
(つきあって1週間で、彼は寮にいるのはつまらない、1人暮らしには資金不足だし 同棲話をもちだしてきました。私は 結婚も思慮に入れてくれてるのだとうれしく思い 多少不安はありましたが、すぐに同意しました。
しかし彼は 私に「親に 結婚を前提としない同棲を説得して」と言いました。
かなり傷つきましたが、 これだけお金も出したし(いやらしい話でしたが)
彼は いずれ結婚というかもしれないと思って半同棲し、資金も出しました。
(親は怒るだろうので、もちろん言っていません。)
そして 彼の転勤が決まり、 別れ話がでたときに
「ここに住み始めたときは こんな(別れる)つもりじゃなかったんだけどね」と言い、
「彼は 最初から 結婚を少なくとも意識していたんだ、けれど 今は 私を連れていくほど
必要としていないんだ」と とても悲しかったのをよく覚えています。

結局 半日だけ別れて 今があることになりますが、 一旦は私を捨てようとした、
それほどの存在だった、ということは 一生消えない傷となってしまいました。

会社の先輩も、どうせ別れられないんなら、どうして別れを切り出すのか、全然わからない、
と彼の友達なのに、彼に対して怒ってくれました。 彼は俺のそのときした 別れるという決断は 俺にしかわからない、
と言っていました。

まじめで誠実だからこそ、自分の気持ちに正直だからこそ、
その時の自分の気持ちにそった選択を彼はとったんだと思います。
だから ある意味 彼は うわべだけではない 信頼できる、と思ってます。


私はめったに泣かないのですが、初めて泣きじゃくり、
彼は私のその姿に 始めは私との別れを迷ってたけど どんどん冷め、
気持ちは決まったと言いました。

私が自分の会社で転勤できれば迷わず名古屋に連れてくのですが 転勤は普通に考えてほとんど不可能。
職なしの私を養っていくほどの経済力もない。
と現実を彼は優先したのです。私のことは好き。好きだけど別れる。
「恋愛だけでは生きていけない。恋愛ってつらいなあ」彼は別れ話しながら泣きました。


その夜、ほとんど私は寝れませんでした。 私はなんでもふっきれないと変になってしまうので、
早く彼のことを忘れて 次に彼にかわる存在、
彼と同じくらい心預け、もたれることができる(自分勝手ですが)存在をすぐにみつけようとしました。

そして彼に、私はふっきったんだということをみてもらいたくて、
すごい汚いやり方なのですが、 彼の先輩で好感をお互いにもっている人がいたので、
あくどくも、 朝 彼が寝てるところに電話して、
(本当は私の先輩に電話して聞こうとしたのですが、留守電だったので、勇気をだして彼に)
あの人(彼の先輩)の電話番号教えて?」
彼「なんで?」
私「いや皆に報告しようと思って」(でまかせ)
でも こんなひどい、一方的に別れを切り出されてひどいことされたのは私なんだから
それくらいいいと思いました。
その数時間後 仕事中の彼から電話がかかってきました。
始め、先輩に電話したことを「余分なことするな」って怒られると思いまし
(怒られて当然ですが。)

「先輩になんて電話したの」彼
「別に。 別れたってことだけ」
(実は 強引に名古屋にいるその先輩のところに行って、話を聞いてもらいたいと言って 断られてた、当然)

彼「もう一度考えなおさない? もう遅い?」
・・・・・・
私は最初すごく戸惑いましたが、信じられない思いでした。
彼の決断は固かったのです。
私は、もう彼の気が変わることは絶対ないと確信していたのです。
彼は 私をふっきれさせるために、
別れ話のとき、私にひどいことも言いました。
「だって、ニャは なんとかじゃん。俺が言っても全然言うこときかないし」↑彼が一番私の嫌がる部分

好きだけど別れるって言ったけれど、前の彼女と別れるときも
好きだけど別れる って言っていたことをいいことに、もと彼女が 別れてからも しつこくメールや電話をしてきたようです。
それに懲りていたようで、
もう 別れたからには二度と電話もメールもなしね、ってきつく言われました。

前がひらけました。信じられませんでした。
「えっ 私はもちろん別れたくないんだからいいよ」

彼は 自分が私の立場だったらプライドが許さなかったって言ったけど
私はプライドよりも愛の力が、それだけ好きだったら プライドも何もないと思います。

別れ話の翌日、私は もうすっきりした顔を装って 「私もう ふっきれたよ」と
その「よりをもどしたい」という電話がある前に、
彼に借りてたCDを返しに未練がましくも彼の部屋へ行って、
その「ふっきれたよ」とすっきりした顔を見せたくて 彼のところにいきました。

彼は私と別れ話をしてから 眠れず、体の調子が悪くなってしまったらしく
顔色がよくありませんでした。
あとで、体は正直だなあ、と言っていました。

そして そのとき「私ふっきれたよ、○○君は?」と聞いたとき
彼は正直にも 無言で背中を向けてました。
暫く間があって、「ふっきるの早いね」
私「だって 早くふっきれないと私もうおかしくなっちゃうから」と軽快に笑顔を見せて言いました。
彼はもしかしたら それにひっかかったのかもしれません。

その(実は無理をした)強さに対して
「ニャはいいオンナだな」(強い女がいい女という彼の感覚)と言って、
別れてから再会して初めて、ふとんの上で抱き合いました。
別れてからの再会時、彼は 夜勤で寝てないのに お昼寝もせず、
私がくるのを(プールで泳いでた、休日のニャの習慣だった)今か今かと待ちかねてました。
プールに行った私に「もうもとの生活にもどったね」
私「いや、昨日はそんな気になれなかったよ。」
彼「まあそれは普通だよな」
その再会時 彼は私の顔をみるなり、
もう絶対離さないとばかりに ふとんに押し倒し唇を求めてきました。
その彼の強引さが好きです。忘れません。。

これが2年前の夏の話です。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: