週番日誌@佐藤智広研究室

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飼育委員会・メダカにて候

メダカバナー


まるま5520さんのクロメダカ飼育 のページが参考になります


2004年の水槽記録⇒

2003年の水槽記録⇒

メダカ03Bメダカ03A

▲2003年我が家に来たクロメダカの水槽


 名前 つけられるわけがない  性別 雄・雌

 もう何代目になったのかわからない。20年以上は飼っている。かつてはヤゴの餌にされたり、現在もマサオの生餌にされたりときわめて劣悪な環境の中、絶滅することなく世代交代を繰り返している。もちろん、鈴虫同様、近親交配を避けるために、時々買い足したり、欲しいという方に分けて数のバランスを取っている。春になると、水草にどんどん卵を産み付けるので、いったん別の水槽に移し、ある程度大きくなるまで育ててから戻す。
 給餌の時に、甕(メダカの住まい)の縁を叩いているので、縁を叩くだけで近寄ってくる。佐藤が水に手を入れても逃げたりしない。その意味ではマサオに次いで利口者である。
 平成15年春、日本橋高島屋で売っていた新潟産クロメダカを購入。クロメダカは絶滅危惧種であるので、多分養殖物だと思う。ホテイアオイ(マサオの餌&隠れ処)とアナカリスを入れた水槽で、ヤマトヌマエビと同居中。

佐藤的 メダカ飼育

 横30cmほどの水槽で、15匹前後の飼育が可能。群れてはいても、実は縄張り意識もあるので、できるならばゆったりとした環境で飼いたい。我が家の飼育は自然体なので、エアレーション(空気泡)も濾過装置も使用せず、水草の浄化力・他の生き物との共存でやっている。

◆水◆
 水道水は言うまでもなく、厳禁。汲み置きをして塩素を充分に蒸発させてから使用する。中和剤も売っているので、それを使用することも可能。池や沼の水が手に入るならば、少し入れるだけでも、プランクトンが育ち、自然とメダカの餌になる。

◆底砂あるいは底石◆
 メダカに必ず必要というものではないが、水草を用意するならば、底には土・小石・砂などを入れておくほうが断然良い。メダカの糞や餌の食い残しを、微生物が分解する。また、水草が根を張るのに都合が良い。

◆水草◆
 アナカリス・カモンバなど、低価格で丈夫なものを選ぶと良い。数把で100円程度。うちでは、アナカリスの方が水に合うのか、どんどん成長していく。卵を生み付けるのにも必要。
 浮遊性のホテイアオイ・ボタンウキクサなども低価格で丈夫、直射日光を遮り、メダカの隠れ処になる(ただし、水槽自体を、長時間直射日光が当たる所に置くのは禁物)。これらの根にも卵を生み付ける。
 冬に枯れてしまうものが多いが、越冬して、春には元気を取り戻すものも稀にある。初めてメダカを入れる場合には、底に小石などを入れた水槽に、水草を入れて数日置いておくと、水質が安定するようである。

◆餌◆
 雑食性なので、なんでも食べる。メダカ用の配合飼料は浮遊性のものが便利。口が上向きについているので、できるだけ長く浮いているものが、食いが良い。餌は毎日やると、水が汚れやすいので、うちでは2~3日おき位に少量与える。
 給餌の時に、水槽の縁を叩くと、すぐに音に慣れて、合図でメダカが集まるようになる。

◆濾過あるいは酸素供給◆
 うちでは、これまで20年以上、濾過器もエアレーションも行っていない。水草をたっぷり入れておくだけである。光合成量の少ない冬でも、メダカが活発に動かない分、酸素は足りているようである。
 濾過器・酸素補給器で気を付けなければならないのは、水の流れが強すぎると、メダカが疲れて死んでしまうこと。メダカは水流に逆らって泳ぐ習性があるので、流れが強いとずっと流れに逆らって泳ぎ続けるのである。本来生息する場所のように、淀み(石や水草などの障害物で流れが止まる所)を用意しなければならない。

◆清掃◆
 甕に入れてある方は長いこと洗っていない。プラケースのものは年に1回洗う位。メダカと共に、小型のエビや巻貝(ただしミリ単位のサカマキガイなどはあてにならない)を入れておくと、なんとか上手くやっていくようである。
 あまり頻繁に水を変えると、環境に慣れずに全部★になる場合もある。ただし、身体に白い斑点などが浮き出ている時は、病気が発生しているので、病気のメダカを隔離し、水槽全体を洗った方が良い。

◆出産◆
 春から夏にかけて、気温が25℃前後で安定すると、卵を生む。♀の尻びれは三角形に近く、♂の尻びれは平行四辺形に近い。その他、背びれに切れ込みのあるのが♂。
 卵を生む時期が近付いてくると、なんとなく群れの中でも自然とペアができていく。明け方、♀が腹から卵を出した瞬間を狙って、♂が放精をして、受精完了。♀はしばらく卵を腹に付けたままでいるが、やがて水草などに腹を擦り付けて、卵を付着させる。10日前後で稚魚が孵化する。
 本来の自然の環境であれば、稚魚は水草などに隠れて生き延びるのであるが、閉ざされた水槽では、成魚にみるみる食われていくので、隔離する必要がある。
 うちでは、産卵したところを狙って、網で掬い、腹から卵を取り、別の水槽に用意した水草に付着させている。これはわりと手間がかかるが、断続的にメダカは卵を生んでいくので、卵の付着した水草を成魚水槽から取り出すよりは、効率が良い(卵の付いた水草を次から次へと取り出していくと、そのうちに成魚水槽の水草がなくなってしまう)。
 すでに水草に生みつけられてしまった卵は、ピンセットで取り出すことも可能。メダカの卵には、微小な糸状のものが付いているので、周りを優しく擦ると、ピンセットに付着していく。
 1.5cmほどになった稚魚は、成魚と一緒にしても食われる心配はない。


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