Wild Bliss

ネイティブ・アメリカンの詩

- ネイティブ・アメリカン長老の詩 -

『招待』

 あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです。

 私は、あなたが何に憧れ、どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。

 あなたが、何歳か、ということも関係のないことです。

 あなたが、愛や夢や冒険のために、どれだけ自分を賭けることができるのか知りたいのです。

 あなたが、どの星座に生まれたかということもどうでもいいことです。

 あなたが、本当に深い悲しみを知っているか、人生の裏切りにさらされたことがあるか、

 それによって傷つくのが怖いばかりに、心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです。

 あなたが、自分のものであれ人のものであれ、痛みを無視したり簡単に片づけたりせずに、

 それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです。

 また、喜びの時には、それが私のものであれあなたのものであれ、

 心から夢中になって踊り、恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです。

 気をつけろとか、現実的になれとか、たいしたことはないさなどと言わずに。

 私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心がありません。

 私は、あなたが自分自身に正直であるためには、

 他人を失望させることでさえ、あえて、できるかどうかを知りたいのです。

 たとえ、裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりは、

 その非難に耐えうる方を選ぶことができるかどうかを・・・

 たとえ不実だと言われても、そんな時にあなたがどうするかによって、

 あなたという人が、信頼に値するかどうかを知りたいのです。

 私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。

 それが、見た目に美しく見えない時でも、

 毎日そこから、本当に美しいものを人生に汲み上げることができるかどうかを・・・

 私は、あなたがたとえ失敗してもそれを受け止めて、共に生きることができるかどうか、

 それでも、湖の縁に立ち、

 銀色の輝く満月に向かってイエスと叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。

 あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかは、どうでもいいことです。

 それよりも、あなたが、悲しみと絶望に打ちひしがれ、どんなに疲れ果てていても、

 また、朝が来れば起き上がり、子どもたちを食べさせるために、

 しなければならないことをするかどうか、を知りたいのです。

 あなたが誰を知っているか、あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません。

 私と共に、決して怯まずに炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。

 あなたが、どこで何を誰と勉強したかは、どうでもいいことです。

 私が知りたいのは、皆が見捨てて、たった一人になったとき、

 あなたの内側からあなたを支えるものは何か、ということです。

 私は、あなたが自分自身としっかり向き合い、

 その何もない時間の中にいる自分を、心から愛しているのかどうかを、

 知りたいと思っているのです。

                ― ネイティブ・アメリカン長老の詩


■アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉 / エリコ・ロウ

MEDICINE BUND / 7番目の月

『自然な生き方が健やかな生き方。』

『怒りは 自分に盛る毒。』
                      -ホピ族の格言

『過去を忘れ、こころから怒りを消し去れ。

 どんな強い人間もそんな重みに耐え続けることはできない。』

                      -チェロキー族の格言
《クリー族の伝説》

大昔、動物がついにひとへの我慢を切らした。

動物を狩り殺してもその1部しか食べず、あとは腐るままにする。
川や湖で魚を捕っても、その骨を火や水に放り投げる。

ひとを生き延びさせるために犠牲になることに合意した動物たちに感謝するこころをなくし、動物が少なくなっても狩りを続けたからだ。

そこで動物たちは対策を決めようと会議を開いた。
ひとに戦争を仕掛けようという意見も出たが、
熊が「弓矢を持つ人間には勝てない」と止めた。

話し合いの末、ひとに病を送って懲らしめることにした。

鹿は、関節痛やリューマチ、頭痛を、鳥は腹痛を、
と動物たちは様々な病をひとにもたらした。
しかし、病にかかり苦しみだしたひとの姿に動物たちは哀れを感じた。

そこで、一部のひとたちの夢に出て、病にかかった理由を告げ、
癒しをもたらす歌を教えることに決めたのだった。

動物たちは、薬となる植物の見つけ方や、
動物のように裸になって這いつくばって入り、
心身を清めるスウェット・ロッジの儀式も教えた。

すでに送られた病からひとは逃れることができないが、
動物に夢で習った歌を覚えている癒しびとの助けを借りれば、
ひとは病から立ち直ることができるようになった。

病を送った動物を真似て踊り、その許しを乞えば、
動物はひとを癒してくれる。
そして癒されたひとが狩りのし過ぎを慎み、
死んでくれた動物を丁寧に扱い続ければ、病はぶり返さない。

ひとは粗末に扱った動物から、懲らしめとして病を送られ、
同じ動物から病を癒す術も授かったのだ。

                      -クリー族の伝説



PRAYER ARROW / 8番目の月

『祈るような気持ちで生きる。』

『感謝する理由が見付からなければ、落度は あなた自身にある。』

                      -ミンカス族の格言


◆ネイティブ・インディアンの言葉の中に、

No Judgement, only acceptance
(善悪の判断をせずにすべての出来事を受け入れよ) という「教え」があります。

また、日本では神武天皇が宗教戦争の時代に 「和らぎをもって尊しとす」
と唱え、戦争に参加しなかったという素晴らしい精神が日本にはあります。

今一度、「和」を大切にする日本人の心を思い出し、
これからの未来の子供達のためにも、
世界が愛と調和のハーモニーへの意識の大切さを気づき、
次元上昇してくれることを切に願っています。


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