日本語の先生になるには



 日本語教師には「この資格がなければならない」というものはありません。
 しかし、財団法人日本語教育振興協会では、日本語教師について下記のような
 基準を示し、そのいずれかに該当することとしています。

  *大学(短期大学を除く)において日本語教育に関する主専攻(日本語
   教育科目45単位以上)を修了し、卒業した者

  *大学(短期大学を除く)において日本語教育に関する科目を26単位
   以上習得し、卒業した者

  *日本語教育能力試験に合格した者

  *次のいずれかに該当する者で日本語教育に関し、専門的な知識、能力
   などを有する者
    1)学士の学位を有する者
    2)短期大学または高等専門学校を卒業した後、2年以上学校、
      専修学校、各種学校など(以下「学校など」という。)において
      日本語に関する教育または研究に関する業務に従事した者
    3)専修学校の専門課程を修了した後、学校などにおいて日本語に
      関する教育または研究に関する業務に従事した者であって、
      当該専門課程の修業年限と当該教育に従事した期間とを通算して
      4年以上となる者
    4)高等学校において教諭の経験のある者

   *その他これらの者と同等以上の能力があると認められる者


文部科学省・日本語教育推進施策に関する調査研究協力者会議よ         り




  日本語教師として就職や仕事のフィールドを広げるためには、これらの
 基準のいずれかを満たしておくことが望ましいといえます。特に「日本語
 教育能力検定試験の合格」は日本語学校の多くが日本語教員採用の条件と
 してあげていることもあり、教師としての幅を広げるためにもぜひ取得し
 ておきたいものです。













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