トップの詩にこめた想い

   僕は靴を履きなおして

        旅を続ける

       君が待ってる気がするんだ

       君に逢えそうな気がするんだ

        この道の果てで


       退屈そうにあくびをしたり

       何度も小石を蹴ったりしながら

        待っている気がするんだ

         あの切り株のところで


           ***

「ここを曲がったら何が見えるかな」
「最後まで登ったら、何か見えるかも」

あらゆる場面においてわたしたちを救うのは、
奮い立たせるのは、
「希望」かもしれない。
ある時そう思った。

どんな絶望感にさいなまされていても、
今は悲しくつらい気持ちを抱えていたとしても、
次へ行こう、もう少し生きてみよう。
そう思わせるのは、多分靴を履きなおそうと思える、
一筋の光のようなものだと。

そんな気持ちで詩を書いて、その一部をトップにのせてみた。
このページを開くたびに、多分私も、靴の紐を結びなおして
みたい、そう思うだろう。



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