想い出は心の宝石箱に。。。

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2018.08.22
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​​ <  日本沈没   >という、小松左京の SF小説を覚えていらっしゃいますか?

​​

   1973年に発売され、空前の大ヒットとなった作品ですが、日本列島が地殻変動

   で
​​​​​陸地のほとんどが水面下に沈没し、 日本が消滅 してしまう物語。



 地形学的に陸地の水没は、 地球温暖化 の影響で、現実的な問題となって

 います。 要は、 海面上昇 によって、かって陸地であった処が水没してしまう

 わけです。海面上昇、海水の量を増やす原因として、

     ​​​​​

    ・陸上の氷河が融ける

  ・太陽光の反射量が減る

・海水が膨張する


がありますが、一番の原因は最後の海水の膨張。




  全ての物質は、温められると膨張して体積が増えてしまいます。 海水も温度が

 上がれば、例外なく ​膨張して体積が増えてしまいます​
。 気温の上昇は海水の膨張

 に直結しているわけ。
​21世紀末までに、ほぼ 1mも海面が上昇 してしまう可能性

 が、あるそうです。


​ もし1mも海面が上昇すれば、日本の 海抜1m未満の国土の割合は、0.6% で、

 そこに住んでいる​
人口の割合は2.5%。 日本の人口は約1億2730万人なので、

 1億2730万×0.025≒318万人が影響を受けることになるわけです。


 









​​  皇子がもっと深刻に考えているのは、昨今の日本の状況を鑑みると、まさに

 近未来に日本は違う意味で、消滅するのでは
ないかと・・・

​​その原因は、 高齢化と少子化 に対して、いまだ有効な対策を日本政府は、

 講じて
いない という実態なのです。


 安倍は長年に亘るデフレからの脱却の為、 経済再生
成長戦略三本の矢 と称し、

 企業向けの政策ばかりを打ち出しています。しかし、事の
​​本質はそうでなく、

 日本社会の高齢化と少子化、特に 少子化がすべての根源 である​​
ことを

 理解していません。
​​



​​    かっての<  産めよ増やせよ  >という国策は、労働力の担い手の創出、

 そして購買力の源として、人口増加を推進してきました。中国がGDPにおいて

 日本を抜き、世界第二位 の経済大国になったのも、13・5億人という人口があって

 こそなしえたもの。



     ​​
総人口の減少と人口構造の変化



   しかし、日本の出生率は2013年 1・43人、出生数は1975年の約 190万人

 から
ほぼ半減。この出生率のまま推移すると、2026年には 1億2千万人を切り、

 34年後
​​​​​ の ​​ 2048年には 1億人の大台を割り込んで しまい ます。​​


 そして、日本の人口は​​​​​
100年後に 約 4300万人と今の約 三分の一 。ところが、

 この人口の 3人の一人以上が​
65歳以上 の高齢者だとすれば、日本という国が

 成り立たなくなり
​​、 日本が沈没 する​​ のは目に見えていると、思いませんか?

​​    少子化の原因の一つが結婚しない、結婚出来ない  <  非婚化   >の進行。

 50歳時点で​​
一度も結婚したことがない割合を示す<  生涯未婚率  >が、2010年

 で男性が 20.1%、
女性が 10・6%で、引き続き上昇傾向にあるそうです。


 終身雇用制の崩壊に伴い、
正規雇用でもいつ解雇されるかわからず、また低賃金で

 身分不安定な非正規雇用が
​​増えたことで、多くの若者たちが将来の生活設計が

 たたず、 結婚に踏み切れない こと​​
もその理由。


    また、女性の管理職登用を声高に叫んでいる割には、子育て女性への支援という

​​少子化対策の問題への取り組みが甘く、 社会全体で支援 する方向へと

 進んでいません。​​
​​


子育て支援 とは、世帯への金銭的給付を充実させ、また親が働いても

 安心して子供を​​
預け られる制度や、施設の構築でしょう。


   企業の非正規雇用の制限、終身雇用制度の復活を含めた雇用の保証、そして

 少子化
対策なくしては、日本沈没を防ぐ手立てはありもはん。


少子高齢化による日本の人口の推移

​​   全国の小学校や幼稚園のママ友が登録し、会員同士で子供を預けあうサイト

 < 子育て シェア  >が、注目を浴びています。しかし、これはあくまで

 民間の動きであって、公的な施策としての支援ではありません。


 皇子の提言としては、65歳以上の ​​
​​​​​男女に一定期間の<  子育て支援ボラン

​  テイア  ​ >を義務化し、その時間をシェアリングすることです。 時間的に

 余裕があり、まだ体力的にもベービーシッターがこなせる間、託児所で何時間かは

 子供たちの面倒を看る。


 もちろん、保育の基礎知識を受講させ、託児の安全性につき徹底させることは、

 当然です。これを ポイント化 し、将来本人が介護を受ける場合、その費用に

 充当できるというものですが、いかがでしょうか?!


 ​​​​​
かように、国をあげ社会全体で、子育て支援をしなき限り、少子化には

​​​​    歯止めがかからず、 日本沈没 にやがて向かっていくということです。​​​​




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Last updated  2018.08.22 12:00:19
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