レストランで 食べ残し をお持ち帰りしたいと、思った事はありませんか?!

( あの~~、食べきれないので、これお持ち帰りしたいのですが? )
( 申し訳ございません。当店は 衛生上
の問題
で、そのようなことはやって
おりません。)
( 衛生上の問題って、 自己責任
で持ってかえっても、ダメなのですか? )
( 当店ではお持ち帰りの容器や袋を用意しておりませんので・・ )
( ということは、予めタッパーウエアーを用意して、お店の知らない間に詰めて
持ち帰れば、いいとのことですね・・)
( う~~~ん・・それは、当店ではあずかり知らぬ、お客様が勝手にやった事
なので・・・ )
でもね、店の 責任回避
に終始する
そのような、対応って問題あると
思いません??

日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「 食品ロス
」は
464万トン
。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量
(2023年で年間370万トン)
の約1.3倍に相当します。
たとえば、昭和40年代頃までは一流料亭でも、宴会の際等で残った料理は客が
言わず
とも 折詰
にして土産
として持って帰らせてくれました。それが普通
でした。
一流料亭の料理が気軽に食べられるほど、日本全体がまだ裕福では
なかった時代で、
家族は
その料理を楽しみにしていたのです。
しかしながら、御持ち帰りの後の クレーム
というそのリスクを避けるために、
店側は
残った料理を持ち帰ることを嫌がるようになっているようです。
こういったことが 食料の
無駄な廃棄
を増やすことになりますし、更に大きく言えば
地球環境にも影響してくるの
ではないでしょうか。
アメリカのレストランでは、客が食べ残しそうだと察すると、ウエイターの方から
( ドギーバッグ doggy bag
? )
と聞いてきて、残りの料理を袋や容器に詰めてくれます。
doggy bagを日本語に直訳すると「犬のための容器」であり、客は 「犬に食べ
させる」
という建前
で店から食べ残した料理を持ち帰り、実際は持ち帰った料理を
自宅で人間が
いただくわけです。
しかし、ドギーバッグで持ち帰った場合、仮に家に帰ってから食べたために料理が
傷んでしまった結果食中毒を発症したとしても、それは 自己責任
であって
店は責任を
取りません。
店はあくまで「残飯を犬に食わす」ために、持ち帰ったものを食べてしまった
からと
いう建前を取り、また客も店が責任を取らないことは、予め承知の上で
ドギーバッグを
使用するという、 暗黙の了解
の上に成り立つ 習慣
が
あるのです。
食べ物が無造作に捨てられ、< 食品ロス
>が常態化している日本。
一方では、
食事を十分に取れない子供たちが、世界にはいるわけです。
年末にかけて、忘年会など宴会のシーズン。
みなさん、タッパーウエアー持参で参加し、残り物をお持ち帰りする習慣を
日本でも
根付かせませんか??
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これで いいのだ ・・・ 2025.11.18 コメント(10)
みーたんは見た ・・ 2025.11.08 コメント(5)