とーまは一日にして成らず

とーまは一日にして成らず

2~3ヶ月


2ヶ月近く実家で楽をさせてもらってたので、家事と子育てという生活リズムができるまでは結構大変だった。
家事をしててもとーまが泣くと手が止まる。
結局、家事はそっちのけでとーまにつきっきり。
夜ももちろん眠れず、昼間寝ようにもとーまのことが気がかりで熟睡できず。
泣いておっぱいあげてミルク足して・・・
妊婦時代と違って一日があっというまに終わる日々。

ただ忙しい中にもちょっとした幸せがあった。
赤ちゃんが増えると一気に増える洗濯物。
今までと違って小さいベビー服が並ぶ。
とーまのためにと頑張って使ってた布オムツも並ぶ。(結局4ヶ月ごろに断念して紙おむつオンリーにしちゃったけど)
このうちに赤ちゃんが、新しい家族がきたんだ・・・そう実感できるひとときだった。

この頃からとーまの便秘が始まる。
1日1回、3日に1回となり、ついに一週間出ないこともあった。
小児科も受診するが、機嫌がよくて固い便でなければ大丈夫といわれる。
結局、離乳食が始まった現在も1日か2日おきに1回。
どうやらまとめてする体質らしい。

母乳の出はかなりよくなり、ミルクを足さなくても大丈夫になった。
だが逆に授乳時間が開いてしまうと、すぐにしこりができてきて痛い思いをすることになる。
お風呂に入ると余計に噴水のように出る。
あれだけ下手だったのに、とーまもすっかり丈夫におっぱいを飲むようになった。
ここまで来るのは長かった気がするが、とーまがおいしそうにおっぱいを飲んでる姿を見るとたまらなく愛しくなる。
母親を実感できる。
授乳はとっても幸せな時間。

3ヶ月を前にしてついにベビーカーの購入。
妊娠中から、ベビーカーはお散歩が楽しくなるような明るい色を買おうと思ってた。
そして買ったのはオレンジ。
お散歩中、とーまはスヤスヤと寝てくれて気に入っている様子。
ベビーカーを使うようになって気づいたことがある。
狭い歩道、でこぼこの多い道、エレベーターのないスーパー。
今まで何気なく通ってた道が、障害物だらけに思える。
こんなこと、母親になって初めて気づいた。

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