家探しについて


それは住処。
ホームレス&野宿という選択肢もないではないが、やっぱり私は家に住みたい。
って言うか、ほとんどの人は住みたいはず。
この国に来る目的は人によって違うけど、家探しはみんな共通の課題です。
自分の体験談で偏ってるとは思いますが、ご容赦&ご参照の程を。




日本人がこっちに長期滞在で来る場合、ほとんどの人は学生&ワーホリのはず。
あるいは3ヶ月までなら観光ビザもアリね。
正直、最初は誰もが家(宿)探しなどどうしたらいいか分からないはず。
そこで最初は以下の方法で家探しする事が考えられます。

1)日本からエージェントを使って探す
2)友人を頼る
3)ホテル・バックパッカーを日本から予約
4)こっち来て行き当たりばったりで宿探し


1)だと、多分ホームステイする事になりますね。
だいたい相場は$190~って感じ。
場所はまちまちだけど、Cityの中って事はまずありません。
少し離れたsuburbで、ソコソコ広い家の一室を借りる感じかな。
朝・夕食が付いてるのが一般的。

2)はそんなに出来る人は多くないと思うけど、一番ラクチンかな。
タダだったり、有料だったりは友人の気前の良さ次第。自炊ね。

3)は、普通の旅行者でもするはず。
ネットで気軽に予約できますよん。ホテル以外はきっと自炊。

4)も、旅行者でもできるはず。
英語が出来なくて意外と大変そうだけど、出来なくはない。
空港とか、でっかい駅に専用電話とかがあって、その場から連絡、予約可能。
値段はまちまち。
バックパッカーで$20前後(Sydney市内は$22~って感じ)

自分は4)でした。
なーんも決めずにここに来たの。でも、宿探しは出来ました。
とは言え、さすがに不安だったので知り合いが泊まった事のあるaccomodationに
泊まる事をほぼ心に決めて来ていたのですが。
ちなみに、 ココ。
自分が日本から何も決めてこなかった理由はただ一つ。
高いから。
エージェントを使う=手数料or入会料がかかるので、割高です。
有る程度ネットで下調べがつくんだったら、後は自力の方が安いかなーって。
確かに、周りのエージェントを使ってる人より格段に安上がりでした。
自分の場合東京圏に住んでいたので、中野にある ワーホリ協会
に行けたのも情報収集できて安心できた要因の一つ。
そこで出来た友人とは今でも連絡取り合ってます。

もしも、観光で短期間だけど学校に行ったりボランティアする人だったり、
親が「何も決めずに行くなんてとんでもない!」とか不安がってるとか、
あるいは自分で家探しするのがどうしても不安な場合、
エージェントの使用は全然アリだと思います。
お金はかかるけど、時間&労力は節約できます。
特に女の子の場合、親の安心のために使うというのはよく聞く話。
そうでなければ、ネットとかで情報収集して自力でやるのを自分はオススメね。
宿探しだけでも意外と大変、
あるいは人によっては予想以上に簡単でビツクリ等、
宿探しだけでも楽しい体験になり得ます。




さて、最初の家&宿が決まったら、
そのうちにやって来るのは「お引っ越し」。
ずっとホームステイできる裕福な人はいいけど、だいたいはどこかに移るはず。
家探しの時に考えなきゃ行けないのは、

・どこに住む?
・どんな家に住む?
・幾らくらい出す?
・どうやって探す?
の4点。

・どこ→学校や仕事&遊びの具合、生活の便利さで決めてね。
  一般にNorthの方がキレイで治安良し。でも自分はSouth好き。便利だし。
・どんな→studioで一人暮らしか、flatで自分の部屋を持つか、share room。
     Cityの中ならpool・Gym・Sauna付きも有り。高いけど。
・幾ら→Cityの中は高い!最近バブルなんだってさ、今更。$200近い。
    share roomで$110~。一部屋3人とかだともっと安い。
    少し離れれば同じ位(あるいはもっと安く)で自分の部屋が持てます。
    だいたい$100~150位あれば一人部屋。(Suburb次第ね)
・どうやって→ここSydneyで家を探すには、以下のような方法があります。

1)日本人向けのエージェント
2)旅行者向けのエージェントに行く
3)日本人向けのフリーペーパー&そのHPを見る
4)新聞のclassified&そのHPを見る
5)街中&学校などの張り紙
6)友人のコネ

1)は、私が最初に使った方法です。
Sydneyには、幾つも日本人向けのエージェントがあります。
で、そこには「掲示板」があって、いっぱい色んな張り紙がしてあるの。
家、仕事、商品売買、旅のリフト募集、etc.
日本人向けのエージェントなので、ほとんどが日本語。
張り出してる人は日本人だったり地元人だったり色々。
いつでも何かしら情報はあります。
日本人は比較的「家をキレイに使う」&「大人しい」事で知られており、
ウケがいいです。
ただし、「大人しい」は善し悪しで、文句があっても言わない&言えない、
英語が分からないから足下見られると言うのはあり得ない話ではなく。
中には無駄に高い値段設定している家もあるのでご注意を。
自分で出せる金額と住みたい地域をはっきりさせておく事がまず重要。

2)は、ウチの友人が使いました。
これは1)とあまり変わりません。
情報は全て英語ね。

3)は
「日豪プレス」
「Cheers」
その他色々なフリーペーパーが日本人向けに発行されています。
エージェントに行けば置いてあるのでご自由にお持ち下さい。(←お前が言うな)
で、これもほぼ1)と一緒。
HPの方が情報が新鮮ですわ。=ネット見て早い者勝ちって感じ。
意外に使えるかも。

4)は、日本人だろうが地元民だろうがみんなが使う。
一番重要&使える気がするわ。
こっちの新聞には「Classified」と呼ばれる広告欄があって、
そこにごく簡単に説明を載っけてて、(←略語多くて時に意味不明)
家とか色んなモノを売買してるの。
で、こっちの新聞の特徴として忘れてはならないのは
「土曜日版を買うべし!」
こっちの土曜日版、凄いです。
無駄にボリュームあり&いたる情報あり。
一週間かけても全部読めるかすぃら・・・?位のいきほひ。
で、その土曜日版に沢山くっついてるんですわ、classified。
早朝に買って即下見の電話をするべし。
ちなみに 「Sydney Morning Herald」
の土曜日版は有名。
土曜日は新聞の日よ!忘れないで!
ちなみに土曜日の余りが水曜日の新聞に載っかります。

5)は、これまた意外と使える。
学校には学生向けの家紹介の張り紙、
街中には地元民向けに家紹介や商品売買の張り紙、
バックパッカー等にも掲示板があります。
今住んでるうちのオーナーさんは、この張り紙を多用。
だいたい紙の下の方が短冊状に切ってあり、
電話番号が書いてあるので切り離して持ってくべし。
ただし、切り離した短冊に家の情報書いておかないと、
電話するときに何が何だか分からなくなります。(経験済み)

6)は、意外に侮れない。
って言うか、家だけでなく、常に友達に「自分○○したーい」とか
必要なモノ、したい事の情報を流しておくと、
「あ、ウチの友達が実は・・・」みたいな感じでゲットできること有り。
この国、人のつながりが侮れないんです。
前に自分の友達が家に遊びに来た時、オーナーさんに
「この子が家探ししてるんだー」なんて言ったら、
「あ。ここ以外に空き部屋、有るよ」とか言って即日決まった経験有り。

こんな感じ。
全ての方法が全てそれなりに使えます。
常にいたるアンテナを張っておくべき。




引っ越しに関しては、だいたい2Weeks Notice が一般的。
出ていく二週間前には「引っ越ししマース」ってオーナーに伝えるの。
そうしないと次の人、入れられないからね。
家賃はbill(電気・ガス・水道・etc.)込みだったりそうじゃなかったり。
あと、だいたいbond(敷金)とられるのが一般的。2~4週分くらい。
何か壊したり、2weeks notice 出さないとぼったくられます。
あと、自分の経験上だいたい最低3~6ヶ月住んでくれとかよく言わますが、
それ以下で出てもぼったくられるようです。(入居時に宣言された)
何もなければだいたいは全額返ってくるかな。
それも交渉次第ね。強気に出るべし!

自分は今まで3回引っ越ししました。
今までの所、特に問題はなかったかな・・・。
みんないいフラットメイトだったし、
オーナーは・・・正直一度トラブりましたが何とかなったし。(向こうのせいね)
意外にいい経験よ。引っ越し。
どうしてもnotice出した後の「タイムリミット感」でナーバスにはなりますが。
色んなsuburb、色んなフラットメイトに出会うのはいいこと。
中にはイヤな人もいるようですが、それは運。
次の引っ越しに期待しましょう。


Let’s お引っ越し!
                       12, Jan, 2003

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