第98号
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☆トップクラスに入る勉強法！ 第98号☆
～もう勉強のやり方がわからないとは言わせません！～
～４人の学習のプロが、結果を出せる勉強法を教えます～
発 行：考える学習をすすめる会 http://kangaeru.org
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§このメルマガの趣旨
成績は「勉強時間」と「勉強のやり方（頭の使い方）」で決まりま
す。もし、大きく学力を高め、成績を向上したいなら、勉強のやり
方を、覚える学習から「考える学習」に変えなくてはなりません。
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れることができます。執筆者は全員が10年以上のベテラン塾長です。
熱意ある皆さんのために、このメルマガをお届けします。
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みなさん、こんにちは。手塚です。
２学期が始まり１週間がたちました。
元気で学校へ通っていますか？
受験生は夏休みの成果が試されるときですね。ちょっとさぼってし
まった人、まだあきらめてはいけません。最後の最後までがんばり
ましょう。
受験生も、１、２年生も、新学期に向かって気持ちも新たにがんば
ってね！！
さて、今日のテーマは
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「英単語を覚える」
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以前14号で「英単語の意味を覚える」というテーマで書いたことが
あります。今日はその記事の付け足しです。
ですので、今回の記事を読む前に14号の内容を知っておく必要があ
ります。まだ読んでいない人、内容を忘れてしまって人、14号を読
んでから今回の記事を読んでくださいね。
http://blog.mag2.com/m/log/0000128165/90743553.html?page=5
なぜ、今さら14号の付け足しをするかというと、95号のKAZU先生の
「どっちの漢字練習ショー」を読んで、これは英単語についても言
わなきゃならんと思ったからです。
(第95号)
http://blog.mag2.com/m/log/0000128165/107599338.html
皆さんは、「どっちの漢字練習ショー」のＡ案、Ｂ案どちらを選び
ますか？ 私だったらＢ案のやり方を取ります。漢字練習方法につ
いてのＢ案は、英単語や英文を覚える練習にも同じことが言えます。
ひたすら根性で、ノートに単語をただ機械的に何度も何度も書いて
覚える方法がいいと思う人がいるかもしれません。
でも私は英単語も、Ｂ案のように単語の意味をイメージしながら書
く練習をします。
漢字練習の提出ノートと同じように、英語の提出ノートも提出しな
ければ成績や内申にひびくから、ただひたすら同じ単語や教科書の
英文を20個も30個も書いてとりあえず提出していませんか？
提出ノートというものがない学校の人も、英単語を覚えるときには、
ひたすら単語をノートに書いていませんか？
ノートびっしり書いたから「あぁ～、今日はよく勉強した。」と勉
強した気になっていませんか？
学校の先生も先生で、提出されたノートにVery goodなどと書いて
生徒に返却する。 スペルが間違っているのにも関わらず。
きっと先生も根性で英単語を覚えてきたのでしょう。でもせめてス
ペルミスは指摘して欲しい。それを怠ったら、生徒がテストで間違
ったスペルを書いても、×にする資格はない！
少し横道にそれましたが、ひたすら書く方法は、時間の無駄ですし、
結局覚えられていないか、すぐ忘れてしまいます。
では、どんな方法がよいか。
14号で紹介した方法です。そこで紹介した英単語の覚え方は、音読
が中心でした。そして音読をするときに大切なのは、読んでいる英
文の内容をイメージしながら読むことでした。
ひたすら書くことは薦めていません。
イメージしながら読むことで、英語は英語で理解することができま
す。
ひたすら書いて覚えるときに、意味を考えながら書いているよとい
う人がいるかと思いますが、その方法はいけません。なぜなら、英
語を日本語に訳して理解しているからです。
英文を読んだり、リスニングをするときに、単語や英文をいちいち
日本語に訳していたら、テストでしたら英文の意味を理解するのに
時間がかかります。リスニングでしたら訳しているうちに音声にお
いていかれます。
英語は英語で理解しなければなりません。
そのためにも、単語や英文の内容をイメージしながら読むことが大
切なのです。
また、14号では英単語は単独で覚えず、使い方を理解するために英
文の中で覚えると書きました。
なぜなら、漢字もそうですが、英単語もどんなふうに使うのか理解
していなければ実際に使えないし、読み取りもできないからです。
英文の内容をイメージしながら読むとき、文を最後まで読んで日本
語に訳してからイメージしてはいけません。
英文を最後まで読んで意味を理解していれば、先にも言ったように、
テストでしたら時間がかかるし、リスニングでしたら訳しているう
ちに音声においていかれます。
では、どうすれば最後まで読まずに、英文を理解できるか？
英文は意味のかたまりごとに文が並んでいます。このかたまりごと
に内容を理解していきます。
例えば、"world" を覚えるために、
There are a lot of races in the world.
という例文をあげたとします。
これを最後まで読んで、「世界にはたくさんの民族がいます。」と
日本語に訳してから内容をイメージし、英文を音読するのではなく、
There are / a lot of / races / in the world
(あります) (たくさんの) (民族が) (世界には)
というように、意味のかたまりごと英文の頭から理解してイメージ
します。
一番初めは、かたまりごと日本語に訳しますが、イメージしながら
何度も読みます。すると、日本語で理解しているのか、英語で理解
しているのかわからなくなります。
それでいいのです。英語は英語で理解し始めた証拠です。
英単語をこのように覚えていくと、英文を英語のまま理解できるよ
うになる練習にもつながります。
14号で述べたように、ノートに書いた日本文から英文に直して言え
るようになったら、初めて書く練習をします。もう何度も読む練習
をしたので、書く作業は20回も30回も書く必要がないはずです。
ひたすら根性で何度も単語を書いて長い時間を費やし、しかも使い
方もわからず、すぐ忘れてしまう機械的な覚え方より、英文を英語
のまま理解できるようになり、早く読み取れるようになる単語の覚
え方のほうがずっといいでしょ。しかも書くより多く何度も読むか
ら定着度も違い、忘れにくい。
ひたすら根性で書く練習をしている人、こんなに書いているのにな
ぜ覚えられない、すぐ忘れてしまうんだと思っている人、14号を読
み、やり方を変えてみてください。そしてそれを参考にし、自分の
ためのベストな方法で単語を覚えてくださいね。
（執筆：手塚英数教室 手塚美喜…小布施町清水）
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