我々がインターネットをするうえで。
我々が文章を書く上で。
我々が作品を作る上で。
我々が物語と、そして現実と向き合う上で。
大切なのは、言葉です。
その自由な言論が奪われかねない法案が。
今現在、国民に告知することなく可決されようとしています。
国民として、字書きとして、いち読者として。
これはきわめて重大な、それも由々しき事態であります。
目を通してくださることで、皆さんに知っていただきたい。
今の政府はこんなことをしようとしているのだと。
我々のような同人活動をしている人間も、無関係なんてことはありません。
むしろ、我々のような人間が完全に規制されかねない問題なのです。
それが── 法律として秘密裏に
成り立とうとしているのです。
竜崎=
日本は世界で唯一、社会主義として成功した国ということは知っていますか」
月=
ああ、知っているよ。そしてその日本の国家がどれだけ無能なのかということもね」
竜崎=
(月が手に持っている用紙を見て)……『
人権擁護法案
』ですか」
月=
それに対する反対の協力を呼びかけているものさ」
竜崎=
その法案を貴方はどう思いますか」
月=
……どうもこうも、
国民に一切の告知もなく
こんなことをしようとしている政府の気が知れない、と言ったところかな」
ミサ=
え? なになに、二人して何の話~?」
竜崎=
(ちっ、コイツがいることを忘れていた)ミサさんには関係のない話です──と言いたいところですが、ちょうどいい。読者の皆さんに説明するついでに、貴方にも講釈してさしあげます」
ミサ=
ちょっとー! なんかものすっごく失礼な発言に聞こえたんだけど!」
竜崎=
事実です。別に読者の方を馬鹿だと言ってるわけじゃないんですから、いいじゃないですか」
ミサ=
きーーーーっ!!」
月=
まあまあ。ミサが物知らずなわけじゃないよ。事実、この法案は
国民に一切提示されていない
のに、
今現在可決されようとしている
んだ」
ミサ=
え……? なんで? ていうか、月……そんなにヤバイ法律なの?」
竜崎=
ヤバイですよ
。どれくらいヤバイかというと、
●
言論弾圧
●言葉狩り
●2ちゃんねるを潰す事によるマスコミの世論操作モノポリー能力の向上
●
未成年犯罪加害者人権擁護
●ネットに於ける憂国傾向に歯止め
●人権擁護ファシストによる正当な批判への弾圧
●ファシズムへの一歩 (日本の北朝鮮化、中国化)
●過去の政治汚職及び犯罪隠蔽
えとせとらエトセトラ。あげていくとキリが無いですね。
参考にしたのは↓コチラのサイト様です。
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog772.html
アクセスしてみてください。非常にわかりやすく的確に書かれています」
ミサ=
赤字の上ふたつはわかるけど……なんで2ちゃんねるを潰すのはいけないの?」
月=
確かに、あそこの掲示板はあまりいい印象は持たれていないね。
でもね、ミサ、 そもそもこの法案はネットでしか流れていない
。
僕たち国民にこのような危機を教えてくれたのは、まぎれもなくここのサイトなんだよ」
竜崎=
まあ別に、我々は2chを保護しろと言っているわけではありません。
第一に反対すべきはこの法案
です(私は2chも十分保護すべきだとは思いますがね。いろいろな意味で)」
ミサ=
えとえと……うん、なんかとってもやばそうなのはよくわかったんだけど……具体的にどんなことなのかなあ。まだよくイメージが掴めないんだけど……。
月=
わかった。じゃあ僕が、人権擁護法案反対に要約されている文面を読んでみよう。
人権擁護法案
この法案は差別などの人権侵害を禁止するものですが 「差別」を厳密に定義しておらず
、
また 差別の「助長、誘発」をも禁止
しています。
これらの「人権侵害」があると疑われた場合、法務省の外局に置かれる「人権委員会」が
調査を始めます。 人権委員会は関係者に出頭を求めたり、証拠品の提出を求めたり、立ち
入り検査を行ったりする事ができます。
これらは 令状請求の必要がなく
、 人権委員会の独断
で行う事ができますが、協力する事を
拒否した場合には処罰されます。
そして人権委員会に人権侵害と認定されると、当該行為をやめるよう「勧告」され、
従わない
場合には氏名等の個人情報を含む勧告内容が「公表」されてしまう
のです。
このような法案は、
言論を萎縮させる危険性が極めて大きい
と言わざるを得ません。また、
「差別からの解放」を声高に叫ぶ一部の人達が「調停又は仲裁の申請」を乱発し、そのせいで
人々が「被差別者」全体に反感を持ち、かえって問題が悪化する事も考えられます。言論の
自由を守り差別問題の悪化を阻止するために、人権擁護法案反対にご協力をお願い致します。
だってさ。ちなみにあめぇばはこうやって文章なんか製作してみたりしてるけどね。
興味を持った人は首相官邸の意見フォームとかに反対意見の表明をしてみるといいよ」
竜崎=
平たく言うと、
外国人に参政権を与えるのは反対、と書いたり言ったりしたら→逮捕
外国人公務員反対、と書いたり言ったりしたら→逮捕
とにかく差別的発言だとみなされたら→逮捕
ということになりますね。まったくいやな世の中になったもんです」
月=
更に困ったことに、 人権委員会には外国人を採用することも可能
なんだよね(ため息)」
竜崎=
日本のソ連化第一歩と言ったところですか(笑)
最終的にはナチスのようになって終わりですよこの国」
ミサ=
ええっ!? 外国人を採用しちゃったら、なんでもかんでも差別にあたっちゃうんじゃない?」
竜崎=
だからさっきから困った問題だって言ってるじゃないですか、 馬鹿ですか貴方は
」
ミサ=
しっ、失礼なこと言わないでよ!! でも……そうなったらここのページもやばいんじゃ……」
月=
はは。こんなちっぽけな個人サイト、誰もチェックしないよ(笑)」
竜崎=
ですが微々たるものとはいえ誰かに伝わることは確かです。政府に対する文句や法案に対する反対意見すら「差別」とみなされ規制されるような問題は、確実に広めなければならない」
ミサ=
……ねえ。 こんな重大な問題をニュースや新聞で一切取り扱わないのはどうして?
」
竜崎=
わかりませんか、ミサさん。 情報規制ですよ
」
ミサ=
ま……マスコミに報道するなって言ったってこと!?」
月=
もともと日本はマスコミによる情報操作が見事に行われている国だ。
マスコミがメジャーだというから、日本人は流行の波に乗る。
マスメディアで売れていると言われてるから購入する。
でも、実際はマスコミが売り込もうとするものを、いかにも消費者に提示しているに過ぎない。
コミックスの誇大広告なんかがいい例だね。よく100万部突破とか書いてあったりするけど、実際に発行されている部数はその10分の1にも満たない……なんてよくあることさ」
竜崎=
流行のファッション、漫画、商品──それらすべてマスメディアの情報操作により売り上げが左右されていますから」
ミサ=
嘘…………」
竜崎=
事実ですよ、ミサさん。そして多くの日本人がこの事実に気づいていないこともね」
月=
もとよりそういったことに興味関心のない国民だ。しかし、そうした国民に育てたのも政府の方針だ。日本の政府は、昔から日本を貶め、日本を崩壊させるような政治しかやってきていないからね」
竜崎=
そしていままさに、日本の言論を根底から突き崩しかねない法案が、国民に公に発表しないうちに可決されようとしているのです。まあ、いくら政治に不干渉とはいえ、 多くの国民にこの法案のことが知れたら、反対する人間がたくさん出てきて大変なことになるでしょうから
ね」
ミサ=
だから国民に教えないまま、内緒で可決しようっての!?」
竜崎=
当たり前でしょう、可決してしまえばこっちのものです」
ミサ
=…………」
月=
ぐうの音もないな。昔から日本政府は、国民の意思に反しまくった政治しかやってきてないんだから、しょうがないといえばしょうがない」
竜崎=
ええ。カルト教団、各国工作員、犯罪加害者、強姦魔、未成年凶悪犯罪者、外国人犯罪者、公明党、民主、社会、自民の汚職政治家、街宣右翼、売国政治家……エトセトラえとせとら。このような人々にとっては、かなりお得な法案ですが、通ってしまえばしょうがないですね」
ミサ=
お……オカルト教団は怖い。信用できないよあんな団体!」
竜崎=
はい、ミサさん。その発言は「差別的発言」です、逮捕されます」
ミサ=
横暴よ!!!(怒)」
竜崎=
ええ横暴ですよ。たとえ私が月くんを強姦して月くんに訴えられようと、人権擁護法があれば罪が軽くなります。強姦魔にも人権はあるってね」
月=
(ドカバキッ!)
横暴だな……その前にぶちのめすが」
竜崎=
ら……月くん、私既にぶちのめされてます……」
月=
法案が適応された日を思うと恐ろしいな。下手な発言はできなくなるってことか。
しかもインターネットすら規制されたんじゃ……どうしようもない。被差別者が可哀相だ」
ミサ=
こんな法案を内緒で通そうとするんだから、日本の政府はもうだめね」
竜崎=
昔からですよ、この国は。そんなわけです月くん。
こんなくそったれた国なんて捨てて、私と国外に逃亡しましょう
!(キラキラ)」
月=
暑苦しい放せ殺すぞ。
しかし、お前と一緒にというのは置いておいても、いい加減愛想つかせて他所の国に行ったほういいかもな」
竜崎=
ええ、あめぇばも来年の4月からドイツへ一年間留学に行きますが、本人も「日本に帰ってこないかもー」なんてのほほんと言ってましたから」
月=
漫画家になる教養をつけるために、外国の文化と美術を学びに行くわりには不謹慎だな」
ミサ=
とにかく、こんな法案絶対反対だよねー!」
竜崎=
もう可決まで期限はほとんどないんですがね……」
ミサ=
どうするのよ!?(汗)」
竜崎=
どうもこうもありません。国を捨てましょう、皆さん」
月=
愛国心のかけらもないな」
竜崎=
当然です。私、日本人じゃありませんから(多分)」
月=
でもまあまだ間に合う。前述したけど、これに反対! って人は、首相官邸や自民党の投稿フォームから意見を言ったりするといいと思うよ。塵も積もれば山となる、一人一人の意見が集まれば大きな力になるかもしれないからね。じゃ、僕は関連記事を最後に説明するよ」
竜崎=
お願いします。皆さん、ここまでお付き合いいただき有り難うございました」
関連記事
人権関連法案突然の再浮上仕掛けは解放同盟
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050213/mng_____kakushin000.shtml
人権擁護法案:メディア規制、全面削除を 異例「凍結」で再提出へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/02/15/20050215ddm012010006000c.html
第二十四条 人権擁護委員の定数は、 全国を通じて二万人を超えないもの
とする。
2
各市町村ごとの人権擁護委員の定数は、その地域の人口、経済、文化その他の事情を
考慮して、人権委員会が定める。
3
都道府県人権擁護委員連合会は、前項の人権擁護委員の定数につき、人権委員会に
意見を述べることができる
月=二万人もいたら日本も終わりだね(笑)
少しでも反対運動の役にたてると嬉しいな。
周りの人に是非とも広めてくれると助かるよ。それじゃ、これで」