自然の狩人

自然の狩人

好きを止めることもなく



話す事も 理解する事も必要でなかつた

でも、突然必要になつた 少しの会話と

日常会話を少しだけでも解かる必要が

出来た 女性の先生が担当になるとは思っても見なかった

個人的な付き合いが始まるなんて想像も

考えても見なかった

車の助手席に座る、横顔が未知の不思議な

可愛さに溢れていた。箱のような車の空間に

二人だけで居られる事が嬉しい

何を話して良いかも解からず話しかけられる言葉を待った

薄いブールの目をこんなにまじかで見た事

がなかつたから 幼児のような日本語が

何故か可愛さを増幅させた

知らない人を 知ろうともせずに

不用意に好きになつてしまう

好きになってしまうと恐ろしいくらいに

好きが加速していつた 過去に何度か

経験があるのに、

好きになる気持ちを止めることも出来たが

そのブレーキを踏む事はしなかった




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: