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第11話 舞い降りた敵
オーフェン「弟だと!」
ゼロン「えぇ、だけど兄より僕のほうが強いと思うんだよなぁ。」
カズヤ「そんな馬鹿な話しがあるか!!」
ゼロン「試してみますか?」
カズヤは刀を抜いた。
カズヤ「黙認せよ!数多のキズを!!今真実の道を示す!!」
カズヤの刀が光り輝いた。
カズヤ「奥義!!ダイヤモンドダスト!!」
カズヤの刀から氷の粒が飛び出した。
オーフェン「やめろ!カズヤ!!」
オーフェンの声は聞こえていないかのように、奥義発動後、カズヤはゼロンに向かっていった。
ゼロン「デュアル・エッジ!!」
ゼロンが出した光輝くチャクラムが氷の粒、そしてカズヤは切り裂いた。
オーフェン「カズヤ!!」
カズヤはその場にひれ伏した。
ゼロン「あなたも・・死にますか?」
ゼロンはとてつもない殺気を放った。
オーフェンは殺気によって、膝を突いてしゃがみこんでしまった。
オーフェン「だめだ・・・こいつには勝てない。」
オーフェンが呆然としているさなか声が聞こえた。
ゼロン「・・・、どうやら、あなたの力を身余ったらしいですね。」
しかし、それはオーフェンに向けられたものではなかった。
?「あたり前だろ?あんな奴にやられたりしないさ。」
そして、?の声にオーフェンは聞き覚えがあった。
オーフェン「・・・っふ、遅いぜ。何してたんだ。」
オーフェンの声に力が戻っていた。
?「悪いな、ちょっと寄り道してたんだ。」
オーフェン「頼めるか?」
?「あぁ、カズヤの治療は頼むぞ。」
カズヤの名前を知っている、?が言った。
オーフェン「任せておけ。」
?「行くぜ、やんちゃ小僧!」
ゼロン「・・・、今、僕達は戦うべきじゃないよ。いずれ僕達は協力しなければいけないときが来るんだから。」
ゼロンはそういい残して、姿をくらませた。
そして、30分後カズヤは意識を取り戻した。
カズヤ「ん・・・。」
オーフェン「目が覚めたか。」
カズヤ「ゼロンは?」
オーフェン「帰っていったよ。」
カズヤ「あの状況で・・・。」
?「目が覚めたのか、カズヤ。」
カズヤは一瞬目を疑った。しかし、その声、そして何よりその優しい顔立ち・・・、間違いなかった、?は訛だった。
カズヤ「訛・・・。マルコスじゃないんだな?」
訛「あぁ、随分待たせたな。」
オーフェン「訛は真実を知った、そして強くなった。今のこいつの強さは俺以上だ。」
カズヤは黙っていた。
訛「・・・?どうしたんだカズヤ?」
カズヤ「どうやら、足でまといは俺になっちまった見たいだな・・・。」
オーフェン「そんなことを言ってる暇はないぞ、これから向かうのは『神の一族』の本拠地『リンダークレスト』ノアの王がいる大陸だ。」
カズヤ「大陸・・・。」
訛「この世界は8つの大陸に分かれているんだが、幻の9つ目の大陸が存在する、それがリンダークレストだ。」
カズヤ「そこに行く方法は?」
オーフェン「準備を任せておいたのだが、連絡がこないんだ。」
カズヤ「そうか・・・。」
カズヤは訛の変化にきずいた。
カズヤ「訛、お前剣はどうした?」
訛「ん、あぁ、その辺の相手と戦う分には必要ないからしまっているよ。」
カズヤ「なんだって・・。」
オーフェン「それも当然だろう、訛は『雷のレジェン』の後継者なのだから。」
カズヤ「レイの後継者!」
訛「あぁ、俺はそのおかげで強くなれた。」
??「やっぱりお前だったか。」
後ろから声が聞こえた。
カズヤ「誰だ!!」
三人が後ろを振り向くと、そこには一人の男が立っていた。そしてその手にはオーフェンが送った刺客がぼろぼろになって捕まれたいた。
オーフェン「お前は炎神・・・か。」
炎神「ゲイル・カズヤ・・・てめぇは絶対ゆるさねぇ。」
炎神は銃を抜いた。
炎神「お前らにハンデをやるよ、俺はこのクズを持ったまま戦ってやる。全力でかかってきな。」
訛「調子にのるなよ。」
オーフェン「俺達の力がわからないわけではないだろう?」
カズヤ「・・・・。」
オーフェンは『麻衣姫』を抜いた。
オーフェン「カズヤ、下がってろ。ここは俺と訛でやる!」
炎神「俺はかまわないが、ただ一瞬で勝負が決まっちまうぜ。」
オーフェン「心配無用だ・・・遊んでやるから。」
炎神の姿が見えなくなった。
訛「奴の銃は『エクスプロージョンガンズ』だ!あいつが設置できる空間内では相手に当たらなくても弾丸を爆発させることが出きる代物だ!!」
オーフェン「大丈夫だ!」
オーフェンは刀を振り回した。
オーフェン「旋区炎刃!!」
四方四里に炎の刃が飛び散った。
炎神「そんなちんけな攻撃きかねぇよ!!」
炎神は『エクスプロージョンガンズ』を構えた。
炎神「ダブル・プロージョン!」
二発の弾丸が大きく爆発し、炎の刃が全て相殺され、炎神の姿が爆炎に隠れた。
オーフェン「見えない!」
オーフェンは後ろに人の気配を感じた。
オーフェン「後ろか!!」
オーフェンは即座に後ろに剣をふった。
しかし、オーフェンが切ったのは先ほどまで炎神が片手に持っていたオーフェンの仲間だった。
オーフェン「何!!」
炎神「雑魚が!お前の動きなんて見え見えなんだよ!!」
炎神は銃を至近距離で放とうとした。
訛「待て!!炎神!」
今まで動かなかった訛が止めに入った。
炎神は動きを止めた。
炎神「なんのつもりだ・・・。」
訛「相手してやるよ、かかってきな」
炎神は銃口を訛の方向へ向けた。
炎神「0・5秒あればお前の頭を爆発させることだってできるぞ。」
訛は微笑んだ。
訛「一瞬で倒してやるよ。」
炎神は弾丸を放った。
訛はそれより0・2秒遅く拳が光始めた。
カズヤ「駄目だ間に合わない!!」
炎神「終わりだな。」
弾丸は訛の額の寸前に来ていた。
オーフェン「・・・訛の勝ちだ。」
0・48・・・0・49・・・
訛「閃雷掌!!」
訛の体は炎神の後ろにあった。
そして炎神は弾丸を爆発させることなく倒れ付した。
炎神「・・・、っへ、そういやレイの能力を持ってるんだったな・・・。ちくしょー、仇とれなかったな。」
カズヤ「強い・・・。」
オーフェン「あいつはまだまだ強くなれる。あいつは剣を使えば今の10倍は強くなる。」
カズヤ「10倍・・・。」
炎神が起き上がった。
訛「!まだ立てるのか。」
炎神「お前らにいいことを教えてやる。Xイレイザーズに神の一族一斉排除の命令が出た。そして二人の隊長レベルの隊員が動き出している・・・。」
オーフェン「まさか、あの二人が!」
カズヤ「あの・・・二人?」
訛「一人はおそらく『アヌビス』。もう一人は・・・」
炎神「ゆういつ隊長と引き分けたことのある男・・・名は『スカル・デゥース』・・・」
カズヤ「(スカル・・・馬鹿な!あいつがXイレイザーズ・・・。)」
オーフェン「スカルか・・・、あいつが動き始めたのなら、俺達も危ないかもしれないな。リンダークレストに急ごう。」
カズヤ「・・・・。」
訛「どうしたんだ?カズヤ?」
カズヤ「いや・・なんでもない。」
訛「そうか。」
少し間が空き、オーフェンが口を開いた。
オーフェン「訛、お前に『麻衣姫』の所有資格を譲る。」
訛「所有資格?」
オーフェン「『麻衣姫』を使うことが出来るのは、一人だけと決まっているんだ。」
カズヤ「『麻衣姫』とオーフェンの関係をそろそろ話してくれないか?」
そうだな・・・。っとオーフェンが話を始めた。
オーフェン「昔・・・・・」
オーフェンは話しを進めていった。
カズヤ「・・・・そんな・・、そんなことがありえるのか!!」
訛「そうか・・・、あのときの・・・。」
訛は小声で呟いていた。
オーフェン「麻衣姫の所有資格は麻衣姫しか変えることはできない、訛、『麻衣姫』に会え」
オーフェンは『麻衣姫』を掲げた。
オーフェン「チェンジ・スタイル!!」
オーフェンの体が『麻衣姫』の体入れ違うかのように、オーフェンの姿が消え、そこには少女が現れた。
???「外にでたのは久しぶりね。」
訛「新たな所有者としてあなたに話す、我が新たな所有者なり。」
???「あなたは・・・、そう・・・。」
???は一度うつむき、もう一度微笑みながら訛を見た。
???「あの時のままね・・・、安心して、オーフェンには私たちの会話は聞こえないから。」
カズヤは黙っていた。
訛「あぁ、さっきオーフェンから話しを聞いて初めてわかった。あなたは、『麻衣姫』は、俺が『あの戦いで殺した』『水野麻衣』だってことが。」
カズヤ「(訛が殺した・・・!)」
カズヤはそれでも黙っていた。
麻衣「あなたが私の所有者・・・。いえ、文句があるわけではないの。ただ、笑える話しだと思ってしまって。」
訛の手が光っている。
麻衣「あなたはもう一度私を殺すつもりなのかしら?」
訛「あなたの所有資格を受け取ってしまえば、オーフェンからあなたの記憶が消える・・・、だからあなたの所有資格は受け取れない。」
麻衣「しかし、あなたじゃなければ最強の魔刀『舞姫』を打ち砕くことは出来ないと確信したのよ。」
カズヤ「(舞姫・・・?)」
訛「今、オーフェンをこの世界に留まらせて置いているのは、あなたを守らせるためだ、だから、あなたの記憶が消えるとオーフェンはここには入れなくなってしまう。」
麻衣「『サイバー』がそうだったように?」
訛「あぁ。あいつは『エンジェルチルドレン』ではない、自分の世界に戻ることは出来ないからな・・・。」
カズヤが重い口を開いた。
カズヤ「訛、エンジェルチルドレンって・・?」
訛は麻衣の方を見た。
麻衣「かまいません、お話ください。」
訛はカズヤの方を見た。
訛「一般的にこの世界にいるのは、『バーチャルチルドレン』だカズヤがそうであるように・・・。」
カズヤは黙って頷いた。
訛「しかし、『エンジェルチルドレン』という、『英雄戦争』で生き残った天使と謡われた種族と言ってもいい。」
麻衣「そう、そして『エンジェルチルドレン』こそ、このバーチャル世界にて戦争の終結させた神『人』なのです。」
カズヤ「エンジェルチルドレンが『人』・・・。」
訛「そう、しかしオーフェンはバーチャルチルドレンでも、エンジェルチルドレンでもない・・・。」
カズヤ「ならば・・・、オーフェンは何なんだ!」
訛「極めて人口的に作られた存在から『サイバー』と名づけられた人造人間がいた。サイバーは戦争を終結させるために作られた。しかしサイバーは戦争の戦火をより激しくさせただけという、最悪の結果をもたらせた。それに憤怒した科学者『高橋一樹(タカハシカズキ)』は己の技術を使い、あらたな『サイバー』を作り上げたんだ。後にその存在は『サイバーチルドレン』と呼ばれることとなった。」
カズヤ「・・・まさか・・!」
麻衣「察しのとおりです、オーフェンはサイバーの意思を・・・いえ高橋一樹の意思を継いだサイバーチルドレンなのです。」
カズヤ「オーフェンが・・・。」
訛「しかし、オーフェンには欠陥があったんだ、感情という欠陥が。」
カズヤ「感情・・・?」
訛「考えてみろ、戦争を終結させるために生み出された人造人間になぜ、感情がいる・・・。なぜ感情という欠陥が生まれたか、その答えは一つしかないんだ。」
訛は麻衣を見た、そして麻衣は頷いた。
訛「サイバーにも同じ欠陥があったんだ、その欠陥を高橋は取り除いたものだと思っていた・・・。しかしオーフェンにはある一つの欠陥が残っていた・・・、それがサイバーの心の一番奥にあった思い『水野麻衣を守る』。その思いがオーフェンに受け継がれ、今もその思いを成し遂げるためだけにオーフェンは存在している。そして『麻衣姫』の所有資格を移す行為はオーフェンからその欠落をなくす。つまりオーフェンの存在を消すことなんだ。」
カズヤ「そんな・・・。」
麻衣「どうしますか?訛?」
カズヤ「気になったんだが、なぜ訛の名前を知っているんだ?」
麻衣「当然です。英雄戦争の歴史を知るのもならばみんな知っている『エンジェルチルドレン』。その中でも『高橋一樹』の名をしれ回っています。そして、最強の『人』と謡われた『神(シン)』『ジン』『サイバー』そして・・・。」
麻衣は名前を言うのを躊躇した。
さっきまで光っていた訛の手にまとわれていた光が剣を形ずくっていた。
麻衣「すばらしい剣ですね。」
訛「光剣・エンジェルクライだ。」
訛はエンジェルクライを掲げた。
訛「今はまだあなたを受け取らない。この剣でどんなつわものの倒してみせる!」
麻衣は頷き、オーフェンに姿を変えていった。
オーフェン「どういうことだ。」
オーフェンの声に怒りが混じっていた。
訛「俺にはその力は必要ない。」
カズヤ「・・・・。」
カズヤは黙っていた。
オーフェン「あまり調子に乗るなよ。お前の実力じゃスカルに勝てないのはわかっているんだろう!!」
訛「勝つさ。」
オーフェン「・・・、後悔することになるぞ?」
訛「それでも俺は・・・」
そのとき、突如三人の前にゲートが現れた。
カズヤ「なんだ!」
????「おはよう・・・。マルコス様にたてつく愚かなものどもよ。我は『時の破壊者』なり」
訛は自分の目を疑った。
オーフェン「たぶん・・・お前の想像どうりだ。」
訛はエンジェルクライは作り上げた。
時の破壊者「まずは小手調べだ。」
時の破壊者は『魔剣・デビルライン』を作り上げた。
訛「っく!エンジェルクライと対をなす剣か!」
訛の剣が光の大きさを変えた。
訛「光翼刃!!」
訛の剣の形が天使の翼のように大きく羽ばたき、落ちた羽が姿を変えた。
訛「聖なる翼で浄化せよ!」
その時、時の破壊者が大きな叫びを上げながらデビルラインの形を変えた。
オーフェン「馬鹿な!!」
時の破壊者の剣が訛の剣と全く逆の色の翼を作り出した。
訛「・・・まさか!」
訛の顔が驚きに満ちていた。
その時もう一つカズヤの横にゲートが現れた。
そこから仮面をつけ、刀を持った男が姿を現せた。
???「デュイン、時間だ。還るぞ。」
???は時の破壊者をそう呼んだ。
デュイン「くくく・・・、命を預けておいてやろう。このタイミングで私を呼び戻したマルコス様に感謝するんだな。」
???とデュインはゲートに入り、消えていった。
オーフェン「訛、間違いないな。あいつらは『リダインクローン』」
訛「あぁ。」
カズヤが「なぁ」と呼びかけたが二人から返事は帰ってこなかった。
カズヤ「俺の話をきけよ!!」
訛「カズヤ、わかってくれ。俺達はお前をあまり深みにつれていきたくないんだ。」
カズヤ「わからないね。お前らだけで納得するな!!俺だって戦いたいんだ!!」
オーフェンが剣を向けた。
オーフェン「甘ったれるな。お前の実力でどうにかできるレベルの話じゃなくなったんだ。」
カズヤの腕から実体化した辰が出てきた。
カズヤ「ふざけるなよ!」
訛「二人ともやめろ!!リンダークレストに向かうんじゃなかったのか!?」
オーフェン「しかたないな、力の差をわからせてやる。」
オーフェンは裏十二支『刻亥』を解き放った。
訛「やめろ!!オーフェン!カズヤ!!」
オーフェン「終の落胤『国士炎山』!!」
カズヤの両腕に赤い落胤が刻まれた。
カズヤ「なんだ!」
オーフェン「俺の勝ちだ・・・。」
訛がきずいた。
訛「やめろ!!オーフェン!!」
オーフェン「終の落胤・・・『突起せよ』」
カズヤの腕が熱くなり、爆発した。
カズヤは悲痛な悲鳴を上げた。
訛「・・・(まさかカズヤ相手に終の落胤を使うとは・・オーフェン。なぜだ・・。)」
オーフェン「わかったか。これが俺達と貴様のレベルの違いだ。」
しかし、カズヤの周りを冷気が包んだ。
ゲイル・カズヤ「まさかお前がここまで成長しているとは思わなかったぞ。」
オーフェンは一歩あとずさった。
ゲイル・カズヤ「俺は自分で自分の体を回復させることくらい簡単にできる。」
そういったカズヤの腕はもとに戻った。
オーフェン「お前は・・・、お前は!!」
ゲイル・カズヤ「さぁ、かかってきな。」
カズヤは刀を抜いた。
訛「オーフェン?」
オーフェン「あいつは『キョウ』から一度も攻撃を受けることなくキョウを殺した、内なるカズヤだ!!」
訛「つまり・・・『覚醒したゲイルの血』か。」
ゲイル・カズヤ「しゃべってる暇はないぞ!」
カズヤは刀を振り下ろした。
ゲイル・カズヤ「プリズムダイヤモンド!!」
ダイヤモンドダストがさらに硬質化した氷の粒がオーフェンを襲った。
オーフェン「閃区炎斬!!」
オーフェンの剣から大きな炎の束がプリズムダストを撃ち落としている。
ゲイル・カズヤ「あまいよ。」
オーフェンの後ろにはカズヤがいた。
ゲイル・カズヤ「再び交じり合わぬ運命の輪のように真実に基づき敵を滅さん!!」
カズヤの手が光った。
ゲイル・カズヤ「辰+13の刻印!!」
するとカズヤの辰が姿を変えて実体化した。
ゲイル・カズヤ「さぁ、こいつを倒してみろ!!」
オーフェン「13の刻印!?」
訛が立ち上がった。
訛「まて!誰かいるぞ!」
カズヤとオーフェンは後ろを振り向いた。
???「けけけ、ゲイル一族と神の一族が戦ってやんの。ゲイルに神の一族が負けてどうするんだよ、オーフェン。」
しかしオーフェンはその声の主をしらなかった。
????「所詮はまがい物、しかたのないことさ。」
訛の後ろにも人が現れた。
ゲイル・カズヤ「くくく、今だけ神に感謝しよう。また俺と『こいつ』をめぐり合わせてくれたことを。」
カズヤの顔を笑っていた。
???「俺を忘れていなかったか、いい心がけだ。」
????「知り合いか?」
???「あぁ、こいつはゲイル一族の生き残りだ。確か名前は・・。」
???が名前を言わなかった。
???「まぁ、いい。神の一族に引けをとらないその強さ、そして辰と刻印の融合。その力・・・血の覚醒か。」
????「どうするきだ?」
???「欲しいな・・・その血の力。」
ゲイル・カズヤ「ふん、お前に俺は殺せないぜ。」
カズヤは笑って言った。
????「『スカル』、お前が戦う必要はない・・・、俺が奪い取ってやるよ。」
スカル「お前なら任せられるな。」
スカルは腰を下ろした。
スカル「ゲイル、お前が俺をここから一歩でも動かすことができたらお前の勝ちだ。」
ゲイル・カズヤ「訛、オーフェン・・・・手を出すなよ。俺の獲物だ。」
カズヤの目が真っ赤になった。
訛「・・・、なぜあいつは武器を持ってないんだ?」
訛は????の行動に納得が出来なかった。
オーフェン「そうだな・・・、ここは荒野。言わば、この地形こそあいつの武器なんだ。」
訛「地形?」
戦いが始まった。
????は武器を構えていなかった。
カズヤは????の後ろに回りこみ、刀で胴体真っ二つを狙っていた。
カズヤが刀を振ったその時、下にあった砂が浮かび上がり、金属になりカズヤの攻撃を????から守った。
ゲイル・カズヤ「なに!!」
その直後????の姿は消えていた。
ゲイル・カズヤ「どこだ!!」
????「5の落胤、リトルダイン。」
カズヤの目の前に小型の爆弾が現れた。
ゲイル・カズヤ「しまった!」
カズヤの目の前で爆発したことによってカズヤの目が見えなくなった一瞬に????は詠唱に時間にかかる禁術を唱えていた。
????「禁術。ピラミッドウォール!!」
カズヤの体がピラミッド型の謎の浮遊物の中に入り、動けなくなった。
????「あとは嬲り殺しだ。禁術・・・、ナイトメアリバース。」
カズヤの頭にSの字が刻まれた。
訛「なんだ!!」
5分後・・・カズヤの頭からSの字が消えた。
カズヤの目は白くなっていた。
訛「お前・・・カズヤに何をした!!」
スカル「おいおい、これは死合なんだぜ?そいつを生かしておいただけありがたく思ってくれよ]
訛「ふざけるな!!」
オーフェン「今の技・・・ナイトメアリバースか・・・。」
????「さすがだな、オーフェン。この技を知っているか。」
オーフェン「あたり前だ。禁術は英雄戦争で多いられた最強の術だ。」
スカル「まぁ、そんな話はどうでもいい。今回はお前らを殺しにきたわけじゃない。ただ、俺達Xイレイザーズの幹部と貴様らノア、そして我々に敵対する全てのもとの差を思い知らせることが今回の目的だ。」
そう微笑んだスカルの姿が薄くなっていった。
????「覚えておけ・・・。『本当の戦い』はもうすぐ近くまで迫っていることを・・・。」
????の姿も薄れ、そして二人は消えていった。
新たな絶望・・・それは本当の戦いに続いていく。
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